囚われの女(1968)
解説
「情婦マノン」「恐怖の報酬」など数々の名作を世に送り出したフランスの名匠アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督が1968年に手がけ、遺作となった異色の恋愛ドラマ。現代美術家ジルベールの妻ジョゼは、夫が出品した展示会を訪れる。そこで彼女は、会場のギャラリーを運営する青年スタンと出会い、心を奪われてしまう。スタンのアトリエを訪れたジョゼは、倒錯した世界へと足を踏み入れていき……。スタン役に「セシルの歓び」のローラン・テルジェフ。
1968年製作/107分/フランス・イタリア合作
原題または英題:La prisonniere