「ミスデイジーは偏見持ってます。」ドライビング・MISS・デイジー だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
ミスデイジーは偏見持ってます。
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1940年代から1970年代の話らしい。
全然年代わからずみてた。1953年のクリスマスと1960年代のkkkによるシナゴーグ放火はなんとなくわかった。Wikipediaに素晴らしいあらすじが載ってるので後で復習した。
字幕翻訳が戸田奈津子。懐かしい。
パティルポーンが息子ブーリーの妻役で出てる。
現代的なユダヤワイフ面白かった。
多分モーガンフリーマンは50歳前後でこの老け役をやってるはず。
ミスデイジーが1888年に12歳だったとか言ってて、19世紀生まれなん???とびっくりした。アラバマに行った頃だから1950年代。その頃の70代なんだからそらそうなんだけど。1860年代に南北戦争があったんだから、ホークの父は奴隷だったことがある世代、だよね。
20世紀、それも第二次世界大戦以後に、親が奴隷だった人がまだまだいっぱい生きてたっていう実感が今までなくて、ほんとにびっくりした。全然【昔】じゃないんやっていうね。
2022年に午前10時の映画祭にて鑑賞。
別にそこが本筋ではないし、ミスデイジーを一点のシミもない善人とは描いてないけど、ずっとご本人はわたしは偏見なんてありません!てゆうてたやん。そこに引っかかった。
偏見のない人なんていないよ。偏見とは無知による恐れでしょ。無知による恐れを持たない人間なんていない。人間は全知全能じゃないもの。知らないことは怖い。それは避けられないけど、自分が無知であり、そのためいつでも人を傷つけ得るってことを自覚して生きることが、必要でないかい?と思いました。ミスデイジーと自分に。
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