ドーベルマン

劇場公開日:

解説

悪のヒーローと狂った警視との想像を絶する大バトルを、過激な映像と音楽で見せるアクション・エンターテインメント。監督はCMやビデオクリップをへて短編『Gisele Kerozene』(89)でアヴォリアッツ映画祭グランプリを受賞した新鋭ヤン・クーネンで、本作は彼の長編劇映画デビューにあたる。原作・脚本は同名の人気漫画シリーズを手掛けるジョエル・ウサン。製作はフレデリック・デュマとエリック・ネヴェ。製作総指揮はマルク・バシェ。撮影はミシェル・アマチュー。音楽はオリジナル・ユニットのスキゾマニアックで、劇中曲にデジタル・ロックの雄プロディジーの『Voodoo People』が使用されている。美術はミシェル・バルテルミー。編集はベネディクト・ブリュネ。衣裳はシャトゥンヌとファブ。SFXはフランス随一のCG制作集団マク・ガフ・リーニュ。出演は「憎しみ」「不倫の公式」のヴァンサン・カッセル、「アパートメント」のモニカ・ベルッチ、「ニキータ」「ゴールデンアイ」のチェッキー・カリョ、「青春シンドローム」のロマン・デュリス、「パリのランデブー」のアントワーヌ・バズレール、「ニキータ」「憎しみ」のマルク・デュレほか。

1997年製作/105分/フランス
原題または英題:Le Dobermann
配給:コムストック
劇場公開日:1998年4月11日

あらすじ

パリ。ドーベルマンことヤン(ヴァンサン・カッセル)率いる犯罪者集団は銀行強盗を次々に成功させ、神出鬼没の大活躍。彼らを追うクロダレック警部(パトリック・ロッカ)は、犯人逮捕のためには手段を選ばない冷酷非情な狂気の刑事クリスティーニ(チェッキー・カリョ)に捜査を一任。クリスティーニはヤンの一味のドラッグ・クイーンのソニアことオリヴィエ(ステファーヌ・メッツゲール)の家を訪れ、家族に暴行を加えて脅しつけ、あげくはオリヴィエの幼い子を人質にヤンのアジトを聞き出す。ヤンの恋人でセクシーな爆破のプロ、ナット(モニカ・ベルッチ)、その双子の兄で変態だが腕は一流のマニュ、冷静沈着な殺戮者の神父、女好きのムス、ゴジラという小犬を飼うピットビュル、ギターの名手レオら一味は、ヤンとアジトのジョーのバーへ集まるが、そこをクリスティーニらが急襲。マニュとピットビュルは殺され、ナットは捕らわれの身に。クリスティーニは一味を血祭りにあげると、ナットを暴行して連行。ヤンはそれを追う。かくして激闘の末、ヤンはクリスティーニをつかまえて仲間の復讐を遂げた。

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映画レビュー

4.0全員悪人!

2024年10月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

興奮

驚く

眼光鋭い若き頃のヴァンサンカッセルがギラギラに光を放ちながら強盗団を率いる映画。

主人公たち強盗団を追う刑事もまた正義に立つだけの悪党。

強盗団の面々も強烈なキャラで構成されており、蛮族と神父のコンビはかなりパンチ決まってる。

享楽的に、図太く生きる悪党たちを描いたバイオレンスクライムアクション映画。
キャラ萌えの人たちに絶対ブっ刺さる良作。

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オサマテ

3.5色物ガンアクション

2024年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

登場人物のキャラが濃すぎる
色物しかいない
まともキャラは没個性となりやられ役になるだけ

フランス映画特有の内容も練られた物語も前後のつながりもあまりないが、芸術性と瞬間風速はかなり高い
端的に言ってしまえば色物の愉快な仲間たちが銃を撃ちまくっているだけの映画

内容なんかどうでもよくて一風変わったガンアクションみたい時に効く映画

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高い坂

3.0弾けすぎ

2024年7月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2024年7月22日
映画 #ドーベルマン (1997年)鑑賞

パリの銀行で連続強盗事件が発生し、犯人はドーベルマンととその一味。遊びのように銀行を襲撃し、鮮やかな手口で現金を盗む

フランス映画にしちゃ弾けてるな。ヌーベルバーグの時代を彷彿させる感じ
#ヴァンサン・カッセル も若い

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とし

暴力礼賛の下劣映画

2023年12月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza