デイライト

劇場公開日:

解説

海底トンネルの大事故に遭遇した人々と、彼らの救出に向かった元救助隊員の決死のサバイバルを描いたパニック・アクション超大作。監督は「ドラゴンハート」のロブ・コーエンで、エグゼクティヴ・プロデューサーのラファエラ・デ・ラウレンティス、撮影のデイヴィッド・エグビー、音楽のランディ・エデルマン、美術のベンジャミン・フェルナンデス、編集のピーター・アマンドソン、衣裳のトーマス・キャスターライン、特殊効果・メカニカル効果のキット・ウェストはコーエンの前作に続いて参加。脚本は「エルム街の悪夢5 ザ・ドリーム・チャイルド」のレスリー・ボーム。製作は「戦火の勇気」のジョン・デイヴィスとジョゼフ・M・シンガー、デイヴィッド・T・フレンドリーの共同。視覚効果監修は「キャスパー」のスコット・ファーラーとジョー・レッテリがつとめ、彼らの所属するILMが担当。主題歌はブルース・ロバーツとドナ・サマーのデュエットによる『Whenever There is Love』。主演は「暗殺者」のシルヴェスター・スタローン。共演は「ヒート」のエイミー・ブレネマン、「ライジング・サン」のスタン・ショウ、「カリートの道」のヴィーゴ・モーテンセン、「ウッディ・アレンの重罪と軽罪」のクレア・ブルーム、「クルーレス」のダン・ヘダヤ、そして「ロッキー5」にも出演したスタローンの実子、セイジ・スタローンほか。

1996年製作/115分/アメリカ
原題または英題:Daylight
配給:UIP
劇場公開日:1996年12月21日

ストーリー

アメリカ最大の都市、NYのマンハッタン島とニュージャージーを結ぶ海底トンネル。夕刻のラッシュアワー時に逃走中の暴走車が起こした事故がトンネル内の車に次々と飛び火し、危険な産業廃棄物を運搬中の車も巻き込まれて大爆発が発生。トンネルの出口は塞がれ、数百人の人々が中に閉じ込められた。紅蓮の炎は人々を焼き尽くし、有毒なガスと煙がトンネル内に充満する。逆巻くハドソン川の下、もろくなったトンネルは急速に崩落を始め、生存者たちの生命は風前の灯火だった。すぐさまEMS(緊急医療班)が出動するが事態は悪化する一方で、内部の酸素はあと3時間しかもたない。偶然、現場付近に居合わせたタクシー運転手で元EMSのチーフだった男、キキット・ラトゥーラ(シルヴェスター・スタローン)は、交通局司令室のバセット(バリー・ニューマン)、かつての同僚で現在はEMSの副隊長のフランク(ダン・ヘダヤ)を説得し、事故現場へ危険も顧みずに飛び込む。彼は以前、任務中に部下を含む3人の人間を死なせた過去があり、それ以来自責の念にとらわれ続けていた。巨大な通風口を通ってたどり着いた内部には、売れない女性脚本家のマデリーン(エイミー・ブレネマン)、交通局の警備員ジョージ(スタン・ショウ)、CMタレントのロイ(ヴィーゴ・モーテンセン)、息子を亡くしてから愛犬クーパーを溺愛するロジャー(コリン・フォックス)とエレノア(クレア・ブルーム)の老夫婦、家族旅行の途中だったスティーヴン(ジェイ・O・サンダース)とサラ(カレン・ヤング)と娘のアシュレイ(ダニエル・アンドレア・ハリス)、少年院に移送される途中中のヴィンセント(セイジ・スタローン)、ラトーニャ(トリナ・マクギー=デイヴィス)、ミッキー(レスリー・サンチャゴ)、カディーム(マルセロ・セドフォード)らが生存していた。キットは並行する反対側のトンネルへの連絡通路から脱出しようと試みるが、功をあせるロイのために通路は崩壊し、ロイも犠牲となった。一方、地上ではNY市の土木課が先導してドリルによる削岩作業を強行し、圧力のバランスが崩れる。トンネル内では浸水が始まり、キットたちは濁流のような水の脅威にさらされた。キットはパニックに襲われた人々に冷静に対処し、肉体と知力を振り絞って危機に取り組む。そんな時、ジョージが首の骨を折る重傷を負った。キットは、このトンネルを工事した際に作業員たちの宿舎があったことに思い当たる。だが、そこへは水の中を通っていかねばならない。ジョージはキットにブレスレットを渡すと、交通局の通信部にいる恋人グレース(ヴアネッサ・ベル・キャロウェイ)に渡してほしいと頼み、「こんな暗闇から一刻も早く出て、デイライトを目指せ」と言う。キットは苦渋に満ちた決断を下して、彼を置き去りにした。宿舎にも浸水が始まり、エレノアが体温低下で死亡する。宿舎にあった簡易礼拝堂の後ろに、外部への通路があることを発見したキットは残された人々を逃がすが、彼とマデリーンだけが取り残されてしまった。キットは残された手段として、爆薬でトンネルの天井を吹き飛ばし、その圧力でハドソン川に飛び出そうとする。一か八かの賭けは見事に成功し、二人は九死に一生を得た。キットはグレースにジョージの形見を渡し、マデリーンをしっかり抱きしめながら病院に運ばれていった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第69回 アカデミー賞(1997年)

ノミネート

音響効果編集賞  
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映画レビュー

5.0力を合わせて

2024年9月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

泣ける

興奮

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ムーン

4.0俺は勘でのし上がったんだ!→崩落死亡

2024年9月1日
スマートフォンから投稿

興奮

イヤー、若いねスタローン。まだまだスタント要らない時代かな。ストーリーは正しくデイライトへ行く事。それぞれのストーリーがトンネル内で最悪の交差をしてしまう迫力ある内容。でも良くあの爆発と熱風から、車内に居て助かったもんだ。色々な困難を潜り抜け、映画らしい奇跡も絡み無事に数人脱出でめでたし!なんだけど、ちょっと言わせて欲しい。映画内でも実際の事故現場にも必ずいる、助かりたい一心で狂ったように喚き散らす奴、自分では何もしないのにトラブルを人のせいにする奴、マジ観てて腹立つ。あの罵り合いやキャンキャン吠えるやり取りこそ、ホントにリアルで映画で伝えたかった内容なんでしょう。ホント醜いね笑

一番大人しかったワンちゃん、それとラストに登場したニューヨークの元シンボルであるワールドトレードセンターが印象に残った映画でしたね。あと、一応ヒロインのエイミーブレネマンの声が好きでした。何かディズニーの声優に出てきそうな優しい声だったなー

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DJ XYZ

3.0見た。

2023年12月31日
PCから投稿

スタローン映画らしく、迫力がありました。

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プライア

4.0スゲ~面白い

2023年8月21日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

怖い

単純

興奮

いや~満点でもいいんじゃないかと迷うレベルの疾走感。誰が見ても楽しめると思います。

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mark108hello