TAXiのレビュー・感想・評価
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カーチェイスが売り物
【マサカノコミカル要素を絡めた、おバカタクシー運転手&ダメダメ新米刑事VSドイツ人強盗団のカーアクション映画。その後の、カーアクション映画に多大なる影響を与えた点は、認めなけれないけないね。】
ー 予想を完全に裏切られたコメディタッチのカーアクション映画。-
■スピード違反で検挙されたタクシー運転手・ダニエル。彼は見逃してもらう代わりに、マヌケな新米刑事・エミリアンと組み、ベンツに乗って銀行襲撃を繰り返すドイツ人強盗団の捜査に協力することに。2人はチューンナップされたプジョー406で一味を追う。
◆感想
・何故にダニエルは高速運転にチェンジする時に、ハンドルを変えるのか?
・何故に若くて美しいリリーを演じたマリオン・コティヤールは、ダメダメダニエルの恋人なのか?
■カーアクションシーンは、迫力が有って宜しい。
特にドイツ人強盗団のボスを揶揄ってからの街中をぶっ飛ばし、更に工事中の高速道路のシーンは面白い。
<仏蘭西人は、矢張りコミカル映画がお好きなのだろうか。(特に今作公開時の頃。)
だが、その後の、カーアクション映画に多大なる影響を与えた点は、認めなけれないけないね。>
テンポの良いBGMに合わせたスピードアクションが気分爽快です!
気分爽快なスピードを体験できるアクションです!
個人的には、フランス映画と言うものに対して、パラダイムシフトが起きた映画です。
本作品は85分間と、映画にしてはめずらしく短い構成であることに加え、
シンプルなストーリー構成とテンポの良い音楽に合わせたスピードアクションが相重なり、
一気に最後まで観れちゃう映画です。
「taxiって、そんなにスピードで走るの!?」と度肝を抜かれる映画です。
こんなタクシーで旅行したら、とんでもない体験ができそうですね!
タクシー運転手が出来の悪い刑事とコンビを組む。 久々に観てみたら、...
疲れた時に観よう
本能に忠実な男たち
シリーズの原点、スピード狂の痛快カーチェイス。
近年のカーアクション映画のお手本かと思う程、
カメラワークも観ていて楽しくスピード感凄く、
かなり臨場感もあり楽しめる。
【ワイルドスピード】等と比べると、
アクションの物足りなさは感じてしまうが、
基本はタクシードライバーと思えば納得。
ストーリーとしては突っ込み所も多く、
特筆すべき伏線も無いのは残念。
だが、ダニエルは良い意味で一般人を貫いており、
エミリアンのグダグダさ加減も含めて面白い。
警察の杜撰な捜査も味付けの一つとして、
逆にただただ何も考えずに楽しむのが良い。
マリオン・コティヤールの色っぽさは必見。
色んな意味で90年代の息吹を感じる。 やたら派手なカークラッシュと...
スピード狂タクシードライバー
マリオン・コティヤールが輝いてる
傑作前のプロトタイプ
全体的に雑なところがあって完成度は高くないが、この映画が与えたインパクトは大きかっただろう。2000年代以降のノンストップ、カーアクションカテゴリーの源泉ともいえる作品。ひとつの型を作ったということでいうと評価される思う。
宅配ピザからタクシーの運転手へ、思いつきそのままで一本仕上げたようなシナリオ。そのいい加減さとコメディよりのシーン作り、切り替えの早いテンポ、ヒップホップ寄りのBGM。内容よりそういった作風に惹きつけられるものがある。スタイリッシュなアクションみたいなのもこのあたりがはしり。
しかし、傑作かていうとやっぱり、ん~、と首を捻ることになる。なんか傑作前のプロトタイプみたいなところがある。
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