太陽の帝国

ALLTIME BEST

劇場公開日:1988年4月29日

解説・あらすじ

スティーブン・スピルバーグ監督がイギリスの作家J・G・バラードの半自伝的小説を実写映画化し、日本占領下の中国を舞台に、捕虜収容所で生きるイギリス人少年の成長を描いた戦争ドラマ。1941年、上海。イギリス租界で生まれ育った少年ジムは、日本軍の零戦パイロットに憧れていた。ある日、日本軍が街に侵攻し、混乱の中でジムは両親とはぐれてしまう。飢えに苦しんでいるところをアメリカ人のベイシーとフランクに救われたものの、やがて日本軍に捕らえられ捕虜収容所へ送られることに。過酷な環境の中で、たくましく成長していくジムだったが……。主演のクリスチャン・ベールはオーディションで約4000人の中から選ばれ、本作で映画デビューを果たした。日本からは伊武雅刀、片岡孝太郎、ガッツ石松らが参加。

1987年製作/151分/アメリカ
原題または英題:Empire of the Sun
配給:ワーナー映画
劇場公開日:1988年4月29日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第60回 アカデミー賞(1988年)

ノミネート

撮影賞 アレン・ダビュー
編集賞 マイケル・カーン
作曲賞 ジョン・ウィリアムズ
衣装デザイン賞 ボブ・リングウッド
美術賞  
音響賞  

第45回 ゴールデングローブ賞(1988年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀作曲賞 ジョン・ウィリアムズ
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映画レビュー

3.5スピルバーグ監督の作品とは知らず

2025年8月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

知的

ドキドキ

観ました。

ジム少年が、戦況の悪化により、上流階級から一時的に戦災孤児になりつつも逞しく生き抜いていく様は感動する。
ちょっと尺が長いのが辛い。
収容所長すぎ。
マンゴーの切り方はよく考えようと思った。

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four7777

3.0子供の変化に“徐々に”感の無い演出が残念に思え…

2025年8月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この作品を劇場鑑賞してから、
もう35年以上も経っているのか、
と言う感慨深いTV放映を録画しての再鑑賞。
正直なところ、スピルバーグ映画としては、
私の中では評価の高くは無かったのだが、
長い時間を経て、
印象がどう変化するのか、しないのか、
また、スピルバーグはどんな意図で
この作品を製作したのか、
を探る楽しみもあり再度観てみた。

改めての今回の印象は、
当時と余り変わらないものだったのか、
P51ムスタングの攻撃シーンこそは
記憶に残る絵ではあったものの、
かなりの尺が収容所内での生存のための
立ち振る舞いという、
かなり地味な内容であったことに
改めて驚かされた。

最後に両親に再会できた息子は、
子供らしからぬ活躍で、
収容所の仲間からは認められていたものの、
果たしてこの先の両親との関係において、
普通の生活に戻れるものだろうかと
心配になるばかりで、
改めて、戦争の罪の深さを訴えようとした
スピルバーグの意図が、
そこにあるかとは思えた。
しかし、少しは日本に精通しているはずの
スピルバーグでさえ、
日本軍兵士の画一的な扱いや、
原作にあったからかも知れないが、
上海での特攻機の設定や
原爆の光の目撃など、
演出過多に走り過ぎたように見えることと、
何より、子供の変化に
“”徐々に”さが感じられない
演出は残念に思えた。

それにしても、その後、
大人になってからのクリスチャン・ベールを
たくさんの作品で目にしたわけだが、
実は大人の面影タップリの彼をこの作品で
最初に観た時は、勿論そんなことは
思いもよらないことだったし、
黒澤明をリスペクトしているスピルバーグ
らしく、「羅生門」のようなセットには
思わずニアリではあった。

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KENZO一級建築士事務所

3.0戦争と少年

2025年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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odeonza

3.0落ち着け!

2025年8月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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ジャーニー