「犯罪に突き進む青春映画」太陽がいっぱい どん・Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
犯罪に突き進む青春映画
ノーカット吹替え版(「舘ひろしシネマラウンジ」2025.2.15放送)の録画を視聴しました。
二度にわたるの死体処理シーンが これでもかというほど丁寧に描かれていました。死体にタバコをくわえさせるシーンは笑えました。
「太陽がいっぱい」は、アラン・ドロンが扮するトム・リプリーの台詞ですが、太陽光線を沢山浴びながら喜びを味わっているシーンで、印象に残ります。
太陽のような存在は 一人だけで良い という意味にもとれるし、トム・リプリーの才能を太陽とするならば、多才だから 彼の中には太陽がいっぱいある という意味でもあるのかなと、「太陽がいっぱい」のタイトルの意味をなぜか考えながら観ていました。
アラン・ドロン扮するトム・リプリーが ローマで買い物をするシーンは 隠し撮りだったらしく、テイストが違っていて、そこだけはプロモーションビデオのようで 笑えました。
ラスト、フィリップ・グリーンリーフの船のシーンが衝撃でした。古い映画ですが今観ても魅力的です。
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きりんさんのコメント
2025年3月17日
人間を朗らかにして、喜びや楽しみを爆発的に謳歌させてくれるはずの地中海の陽光であるはずなのに
そのキラキラ光る日光のもとでさえ人は弱くて哀しい存在だ、こんな事をしでかしてしまう、
・・文学的にはそういう深い意味も、本作にはあるとは思うんですが、
きりんは癇癪もちですのでアラン・ドロンにゲンコツを喰らわしたいのです
😤 ww
でもドロンの翠色の目は綺麗すぎて吸い込まれます
💕