「コメディに近いかもしれない」ダイ・ハード2 Nminさんの映画レビュー(感想・評価)
コメディに近いかもしれない
ブルースウィリス主演のダイハードの第二作。
閉鎖されたビル内での攻防戦に終始緊張感が漂っていた前作と比べ、今作はだいぶリラックスして見られたように思う。
その理由は以下の2つがあると思われる。
1. コメディシーンの存在
本作には、思わず笑ってしまうようなシーンがある。
監督が前作とは変わったこともあり、アクション一辺倒ではなく、笑いもミックスした映画を監督が目指していたのだろうか。
2. 設定の大雑把さ
今作は、空港のシステムが元軍人の敵チームに完全にハックされてしまう。そもそもそんなことができるはずがないし、その他にも色々と敵チームに都合の良い設定が用意されており、「そんなわけない」という非現実感が、緊張感を和らいでいたのではないだろうか。
以上のような理由から「ドキドキハラハラ」という観点ではそこまで点数は高くないものの、笑いとハラハラの両立が上手くなされており、映画自体の完成度はそれなりに高い。
次回作も期待したい。
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