劇場公開日 1990年9月21日

「割と好き」ダイ・ハード2 K・Mさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0割と好き

2024年8月15日
Androidアプリから投稿

だけど、すべてが雑。

第一作が成功した理由のひとつ「限定された空間を縦横無尽に走り回る」ところに力点を置いて、見事に空回りした作品。

意味不明な機構や不可能な現象をそのまま映像化するのもスゴいが、マクレーンだから起きる、許される事にしちゃってるのは、むしろ楽しい。

作り手の雑さが散見しただけなんだけど、センスや絵力が無くても「これがダイ・ハードなんだ」とやってしまったもの勝ちに(結果として)なったのは幸運だったかも。

本作がリアリティ重視に製作されていたら、シリーズ化(個人的には厄介な中年オヤジとして罵られるマクレーンを見たくは無かったが、続いたものは仕方ない)は困難だったろう。

吹き替え版によって翻訳のセリフが変わるところも、割と好きな理由のひとつです。

K・M