ダイ・ハードのレビュー・感想・評価
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テロリスト
当時、映画館で観て以来、テレビで放映されるごとに見ている。なぜだか最後に活躍する脇役たちに興味がわく映画でもある。しかし、アル・パウエル巡査役のレジナルド・ヴェルジョンソンにしろ、リムジンを運転する青年デヴロー・ホワイトにしろ、その後の映画では活躍してないのね・・・
なぜ面白いかと言うと、国際テロリストたちによって占拠されたのかと思っていたら、単なる大泥棒だったという設定。これが本当に政治的目的を持ったテロリストの話だとしたら、アメリカ万歳映画と成り下がって、魅力は半減するはずだ。閉鎖された高層ビルを舞台にするという斬新な設定といい、エポックメイキングとしての地位も確立したハズで、その後何度もパロディとしても使われたりするところもファンとしては嬉しい。
オープニングでは旅客機内の隣の乗客から「高いところが苦手なら裸足で絨毯を踏むんだ」という助言を受け、そのためか全編通して裸足のまま活躍するマクレーン。それがアダとなってガラスの破片をいっぱい踏むことになって・・・痛いシーンだ。
音楽も第九が効果的に使われていて、エンドロールにも合唱付きで流れてくる。パウエル巡査が口ずさんでいた「レット・イット・スノウ」も再登場。
好きなシーンはやはり背中に銃を隠して残ったテロリストを撃つところだけど、ヘリコプターの爆破シーンもなぜか大好き。「ベトナムを思い出すぜ」などと嫌味たっぷりなFBI捜査官だったビッグ・ジョンソン(ロバート・ダヴィ)だっただけに、テロリスト側でなくても爽快感たっぷり。こことアラン・リックマン墜落シーンといい、『キングコング』(1976)を思い起こした。
色あせない魅力
傑作
シリーズ第1弾公開から30年、全てはここから始まった❗
密室でのテロ
大迫力の緊張感
ダイ・ハード
クリスマス。
武装テロリストに占拠された日本企業のハイテク高層ビルを舞台に、
たった一人の刑事の戦いを描いた超娯楽作。
初見は先行オールナイト。
クリスマスになると観たくなる作品。
何度観ても面白い。
散りばめられた伏線は何度見ても飽きさせることなく、
アクション映画の金字塔的存在。
まさに傑作中の傑作なのです。
ブルース・ウィリス演じる劣勢の主人公が、
頭脳と無線を駆使して徐々にテロリストを追い詰めていくというスタイルは見応えあり。
舞台がナカトミ・ビルの中だけのワンシチュエーションで展開し、
いつ敵と遭遇するかわからないという緊張感が面白い。
スーパー・ヒーロー然としていない人間臭い主人公に扮したブルース・ウィリスは好演。
13人のテロリスト集団も魅力的で、
組織のリーダー・ハンスを演じるアラン・リックマンが敵ながら素敵。
ストーリーに関係ないけど、
パウエル巡査の登場時のスーパーでの店員との何気のない会話が面白くて好き。
当時のブルース・ウィルスは無名の俳優でしたが、
この作品で大ブレイクでした。
アクションよりドラマ性
殺れるときに躊躇わずにやる
公開時に映画館で観た後は楽しかったです。
作中に出てくる台詞が頭を巡って仕方なかった。
犯行グループのナカトミビルの襲撃の鮮やかさには驚いたものです。
包囲している警察やFBI の後手後手に回る様にイライラしつつ、マクレーンと犯行グループの無線による掛け合いや銃撃戦にはワクワクしっぱなし。
何回観ても楽しめてしまう名作です。
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