ターミネーターのレビュー・感想・評価
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鑑賞当時の記憶が鮮明に残っている
T2人気はもちろん根強いですが、私にとってターミネーターと言えばこれ。シュワルツェネッガーがあの体で不死身で襲ってくるから怖いんです!
同級生のしょうちゃんと二人でなんかいい映画無いかねーとたまたま観に行った映画館で、もう始まっちゃってるけどとりあえず中に入ろっか(当時は白い目で見られますけどフリーアクセス)と上映している館内に入っていくと、ちょうどスカイネット社との未来での戦争シーンだった。
メカオタクの我々は、うわかっこええ!と一瞬で虜になり、その後のターミネーターとの壮絶なバトルに魅入り、サラ・コナーの積極プレイにエロ心を刺激され、と終わる頃にはもう、こりゃーすげぇ映画やな!と最初から観直すことを決意。
当時は入れ替えなどなく、ちょっと休憩挟んで次々上映していくので、時間が許せば二回、三回と観ることが許される(かどうかは定かではないが物理的には可能)まさに映画好きのパラダイスやー!だった。
さて、80年代映画でもう一つ欠かせないシステム、それが、同時上映ってヤツなのだ。
これが時々素晴らしい映画に出くわす反面、ハズレ映画が同時上映だともう苦痛この上ない。一番の大当たりは、マッド・マックス サンダードームの同時上映のポリス・アカデミー。なんならサンダードームよりオモロかった。
ではターミネーターの同時上映はなんだったか?これが、ウーマン・イン・レッドというおっさん主役ラブコメディ。しかも上映時間が9時~11時、むむむ…修行のような2時間だった(どんな映画かは後ほどレビュー上げときます)。
しょうちゃんと般若のような顔をしつつなんとか難敵を乗り切り、いざ本作へ。
…パーフェクトやん。世界観、各キャラクターのキャラ立ち、ストーリーの伏線回収までもうケチのつけよう無し。一部予算の都合でチープさが隠し切れない部分はもちろんあるけど、そんなん世界にどっぷり浸かったら関係なしなし!足りんところは脳内補完じゃ。
そしてシュワルツェネッガー。本作の大ヒットの一番の要素は彼だと思う。
演技へたくそ俳優と揶揄されつつ、まあロボット的な感じやったらセリフべらべらいらんし、でもその肉体の説得力たるや。こんなん来たら絶対負けるやん!の存在こそが物語の成功のキーだったのだと思います。
今観たら絶対ちゃちいなーって思う。だけど、当時の大興奮(積極プレイだけで興奮したわけではない)が忘れられない一作。
B級映画では一級品(いや超特級品である)
こちらの作品は当時、何気無く映画館に入り観た映画であった。そして衝撃を受けた作品!T2よりもこちらの方が断然好き。予算が無いB級映画であったがお金が無くても良い映画が出来る伝説的作品となった。
マイケルビーンがカッコいいが皮肉にも敵役のシュワちゃんの方が有名と成ってしまった…。その後マイケルは同じ監督作品のエイリアン2にも出演したがその後は鳴かず飛ばずとなってしまった…。
監督はこれ以降、多大なる予算が付き大監督に成って行く為、シュワちゃんと監督にはまさしく出世作となった作品。
特撮は今観るとかなりの粗さだが40年近く前(VFXの無い時代に)予算の少ない中、突出して素晴らしい映画となっている。
ジェームズ・キャメロンとアーノルド・シュワルツェネッガーの出世作。...
ジェームズ・キャメロンとアーノルド・シュワルツェネッガーの出世作。
低予算で作られたB級SFホラーでありながら強烈なインパクトを残した名作。
世界的大ヒット作の2へと繋がる偉大な初作。
炎の中から復活する名シーン、ターミネーターの強さと不死身さに絶望すらしてしまう。
ラストは続編への意識が垣間見えるが、まさかあれほどの大作になるとは誰が想像しただろうか。
シュワちゃん若くて筋肉パンパン。
初めてレンタルしたビデオがこれやった。VHSでレンタル一本1,000円以上してた時代。
感想メモ
シュワちゃんが主役みたいな顔してるの違くね
眉毛なくて怖い、胸筋すごい
ロボットなのに射撃の精度が低い
皮膚があったら生命体扱いなら、死体の中に武器とか詰めて送れば良いと思う(倫理観)
I'll be back…って最後言わないのー!?
途中適当に言ってた
警察のおじさんあっさり死ぬ
サラ・コナーっていう名前じゃなくてよかった
欧米のAIロボットに対する恐怖心が理解できる映画
欧米がAIに対して否定的な思考になる背景を知るためにこの映画を見た。
確かに、AIやロボットに対して恐怖心が植え付けられる映画。
日本のアトムやドラえもんとはまるで違う。
AIやロボット技術を駆使して作られたターミネーターを、どんなに攻撃しても破壊しても、復活して迫ってくる。
狙った獲物は逃さない。それをプログラムされているから。
そんな中で、人間ドラマが繰り広げられる。
確かに人間とAIロボットの違いが完全に浮き彫りにされる映画。
日本の文化に浸透している人間とロボットの共存とは大きく異なる。
欧米で植え付けられた人間対AIロボットの構図を、今後どのように共存への思考に変えていけるか。
それともこの映画のように共存は難しいのか。
この映画の未来を描く2020年代の今、新たなAI技術であるChatGPT が生まれた。
今後の国際社会に注視する必要がある。
I'll be back‼️
映画として大作だったのは2作目ですが、内容としては断然1作目です‼️シュワちゃんの悪の魅力とか、時空を超えたラブロマンス、まだリプリーの影響を受けていない女性としてのサラ・コナーの魅力、カイルことマイケル・ビーンもホントカッコいい‼️つるべ打ちのアクションでその才能を開花させたキャメロン監督の演出も素晴らしく、特に印象に残ってるのはディスコのシーン‼️サラがしゃがんだ瞬間ターミネーターが横切ったり、撃たれてガラスを突き破ったターミネーターが起き上がるシーンとか、音楽の効果もあり本当にゾクゾクさせられる‼️また銃器マニアとしても知られるキャメロン監督らしく、ターミネーターが鉄砲店で銃器を調達するシーンなんかホント、マニア心をくすぐる。レーザー照準付きピストルとかUZI、スパスのショットガンとか。UZIを片手で撃ちまくるターミネーターってホントに凄いなぁと子供心に思ったものです‼️そして一番凄いのは警察署襲撃シーン‼️サングラスと革ジャンでキメたターミネーターが車で突っ込み、両手にAR-18とスパスショットガンを構えて警察官を皆殺しにするこのシーンは、シリーズのみならずシュワちゃんの長い俳優キャリアの中でも最高のハイライトだと思います‼️
歴史的名作
久し振りに観たのでレビューします。
昭和に生まれて良かったと思う事に、ターミネーター・シリーズをリアルタイムで体現できた事があるんですが、
中学生の時、日曜洋画劇場で、この映画に出会い、いたく感銘を受けました。
次の日、月曜の朝、登校時そうそう、この映画の事を話している同級生を思い出します。
未来に機械が自我を持ち、人間を殺しはじめ…
って話ですが、
その未来の設定が2029年、現在は2023年…
人工知能AIが様々な場所で活躍してます。
イーロン・マスクやホーキンス博士など有識者がAIは本当に危ないと言っていて、危機感を感じています(笑)
映画に現実が追いつきつつありますね(笑)
映画制作の1984年時点で、この考えを持っていたジェームズ・キャメロンは、やっぱり、すごい!!天才だ!!
今までに、映画やドラマなど、数多く作られたターミネーター・サーガは、
低予算で、ここから始まった!!
個人的には、1と2しか認めません。
あとは駄作👎️
1と2以外の駄作に触れ『ターミネーター』は、いらない✋
と思ってる方も、いるんでしょうけど、
1と2だけは、ぜひ観て下さい。
映画史に大きな爪痕を残す歴史的名作です。
この1作目は低予算ながらヒットし、2の大ヒットや、その後の、基盤に。
2029年、けっこう近い
生まれる前の古い映画、という印象でいましたが、面白いです。
今の知識で見ると最新の殺人マシーンが電話帳で人を探しに行くのが面白かったり、車が古すぎたりいろいろありますが笑
ハラハラするシーンと息をつくシーンが良い塩梅で飽きずに最後まで見られました。
それにしても2029年から来た、って、もうすぐだなぁ!
SF設定のゾンビ映画
やっつけても、やっつけても蘇ってくる。
骸骨姿の不気味さ。
上半身と下半身が切り離されて、ほっとしたのに、まだ動く。
どうしたら、安息できるんだというシチュエーションで、最後の最後までドキドキが続く。
その話の引っ張り方が最高!
その中に、若い二人の、切羽詰まったドラマを描く。しかも時空を超えた恋。
切羽詰まっているのは二人だけでなく、「未来の救世主の誕生に関わるミッション」が加わることにより、どーなるんだ、未来の地球!未来の私たち!というイシューもあって、さらに、全身に力が入ってしまう。
やっぱり、映画は脚本・演出・演技・映像・音楽だなと思わせてくれる映画。
正直、各アイディア自体はこの映画の製作年代でも斬新なものではない。
機械による戦争勃発→終末期は、すでに手塚治虫先生の『火の鳥 未来編(1967年~)』等にも描かれていたように、そのモチーフで幾つもの作品がある。
タイムトラベル物も、ウェルズの小説等すでにある。
ロボット・サイボーグという概念も…。『鉄腕アトム(1951年~)』『サイボーグ009(1964年~)』
だが、それらを組み合わせて、こういう映画にするとは。
「未来から来た機械に、命を狙われている」そんなバカげた話に、議論の挟む余地はあるけれど、それでも”現実”と受け止めざるを得ない、有無を言わさない怒涛の展開。
プロローグなんてものはない(シリーズとして観ればこの映画がプロローグなのかもしれないが、この映画単体としてみると、クライマックスから始まる)。
荒廃した風景。髑髏の山を押しつぶすキャタピラー。不穏な雰囲気。絶望感を煽るキャプション。
いきなり、主要人物の登場。シュワルツェネッガー氏の肉体美が最大に活かされた印象深い登場シーン(パロディ、物まねたくさん見たような…)。それに続く、容赦なしのバイオレンス。どこに連れていかれるんだぁという展開から始まる。
追撃の方法も実に地道。電話帳から住所を探すなんて、今の時代ではありえないが、あの頃はごく当たり前。そして、任務完了と思っていたところに、留守番電話。サラが今どこにいるかを、ターミネーターが知るプロセスが絵空事ではない。写真付きの身分証明書、車の無線、住所録、身内と、探偵ものの定番が次々に出てくる。電話で住所を教えちゃうのも、情報セキュリティの緩い時代ならではのよくあること。この辺の、細かいプロセスがしっかりしているから、絵空事の映画なのだが、実際にどこかで起こっているような錯覚すら与える。
警察がマスコミを使って、要保護対象者からの連絡を待つのも、警察の切れ者具合を見せてくれる。
なのに、あの、歯の立たなさ。「大丈夫だよ」の言葉が、空に響く。
ここまで圧倒的な強さを見せつけておいて、その機械に対する者は、初め、とても貧相に描く。生れ落ちるがごとくの登場。ネズミのような立ち振る舞い。ミスの多いウェイトレス。「見守っていてね」と声をかけるのは、マクドナルドの劣悪コピーのような頼りなさそうな表情のマスコット。
これで大丈夫か?と不安を煽る。
ターミネーターがパトカーを使って追い、カイルがパトカーから追われる方であるのも、観客のドキドキ感を増していて、よく練られているなあと思う。最初は三つ巴の追いかけっこのアンサンブルも面白い。
その二人の逃避行の中で語られる説明。その設定自体には懐疑的になっても、命を狙われていて、カイルが自分の命をかけて守ってくれているという事実の体験。
ここでも、細かい演出に唸ってしまう。筒状のボトルに対する二人の反応の違い。戦いに明け暮れていたカイルの人生が、”説明”だけでなく、実感される。その淡々としたそぶりに対するサラの細かい表情の変化。うまい。
そして、そのカイルの背水の陣・四面楚歌な決意に心打たれ、応援したくなる。
他の方もおっしゃっているが、サラの変化が頼もしい。
心引き裂かれる悲劇後の対決。あの、チャックが閉まる瞬間が、切ない。
そしてラスト。嵐の予感。後引く終わり方。
そりゃ、後編を作ってみたくなる(続編他未見)。
そんな物語に、これでもかと驚かせ、怖がらせる演出、アクション。
そんなシーンを際立たせる音楽。
ツッコミどころは多々あるが、それすら些末なことになる怒涛のドラマ。
どれが欠けてもこの迫力にはならない。
おなかいっぱいです。
【オープニングロールからの、全裸のアーノルド・シュワルツェネッガー演じる雷鳴響き渡るターミネーター降誕シーンは忘れ難い。ジョン・コナー出生の所以もキチンと描かれている作品である。】
■1984年のロサンゼルスが舞台。
2029年の未来から殺人機械・ターミネーターがやってきた。
未来では機械軍と人類の果てしない戦争が続いており、機械軍は人類のリーダー、ジョン・コナーを抹消するためにジョンの母親、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)を殺そうとターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)を送り込んできたのだった。
◆感想
・”ターミネーターシリーズは、2が最高!”という方が多いが(含む、私。)この第一作があってこそなのである。
・お気楽な生活を送るサラ・コナーが、イキナリ未来から来た無慈悲なターミネーターに襲われた理由。
・そして、2とは違う、ターミネーター”I'll be back"の使い方も良い。
・同じく未来からやって来た正義感溢れるカイル・リース(マイケル・ビーン)とサラ・コナーとの一夜限りの契り・・。
■そして、カイルの子を宿したサラ・コナーが、一人荒野に向かうシーンのそれまでと違う、決然とした顔付。
<今作は、低迷していたジェームズ・キャメロン監督を一躍、スターダムに押し上げた記念碑的作品である。
今作が齎した意義は大きいのである。
今作の興行的成功無くしては、「タイタニック」も「アバター」シリーズも世に出なかったのである。>
今観ても、問答無用の大傑作。
今から38年も前の、ほぼデビュー作(ひとつ前の「殺人魚フライングキラー」は完成前に降板させられている)と言ってよいキャメロン無名時代の、見るからに低予算であることが分かる作品だが…手作りな感じの安っぽい特殊効果も随所に見られるものの、そこに突っ込みを入れようとする口を封じるほどに、作り手の本気度がビシビシと伝わってくる大傑作だ。
傑作の誉高い「2」の方が、特殊効果の技術も向上し、ドラマ性もずっと豊かになっているが、サスペンス演出については原点としての本作の方が冴えていて、ホラー演出に肉薄するほどの緊迫感を感じさせてくれる。
いまや大金を注ぎ込んで新技術を開発しながら作りたい映画を作るハリウッド映画界の巨人となったキャメロンであるが、改めて本作を観ると、金があろうが無かろうが、映画に対する熱意と類稀なセンスを元々持っていたことが分かる。大金を手にしても、この最も大切なところが全く衰えないところが、キャメロンの本当の巨匠たる所以かも知れない。
先に「2」を見て
この映画のあらすじは知っていて、「2」があまりにおもしろかったので、なんとなく知っているような気になってきちんと見ていなかった。
ちゃんと向き合って見たら、おもしろいのなんの。「2」と甲乙つけがたいなあ。
勝手に知ってるような気がしてて、この映画に申し訳無いような気がしました。ごめんなさい。
今じゃ古典か
これと言った感想もないのだけれど、映画史に残る傑作SFアクションとして確たる評価を受けているので、レビューも何も。大体見たことない人が、このレビューを見るとも思えないんだけど。
私より下の世代では「エロいシーンがヤバかった」的な感想を聞いたので、そんな見方もあるのかな。なんてギャップを感じたりもしたのだが、今だと超クラシックなマニピュレーター操技だと丸わかりの映像に、どんな感想を抱くのやら。
スパイダーマンが「帝国の逆襲」をクソ古い映画(けなしているんじゃなかったけど)と言っていたのも、そりゃそうだ。と思ったし、今じゃ「T2」ですら見るに堪えないレベルのVFXなのかも。
とにかく、この映画がなければ、今日のSFアクション映画は大きく軌道修正をされていただろう、歴史上の金字塔的な映画。タイムパラドックスの要素も楽しめる。
2018.10.3
日本の劇場で拍手が起こった!
俺は日本公開前に、輸入盤VHSに日本語字幕を勝手に付けてダビングをした
画像が劣悪な海賊版を手に入れて観てました。
家で上映会を開き、当時の中学の同級生が日本公開前に観た(苦笑)
あまりに面白過ぎたので、日本公開初日に銀座の今は無き日本劇場に観に行きました。
そして、あまりのターミネーターのしつこさに、
日本では珍しい拍手が起こったのです!しかも大拍手!
(炎の中から骨組み姿で復活したシーン)
皆、2が好きと言いますが、俺は断然1作目の方が愛着があって好きです!
今の時代でも決して色褪せない名作。 シュワちゃんは敵役だけど、スト...
今の時代でも決して色褪せない名作。
シュワちゃんは敵役だけど、ストーリーもしっかりしているので、ラストに向かってせつなくなってくる。
いつ観てもおもしろい。
一級品は廃らない
計算しつくされたストーリーと展開。分かっているからなんだけど、特に導入部の緊張感と期待感。これから起きることのワクワク。スタッフには作品の成功と、連作への確信はいかほどあったのか?
いやあ、スタッフの才能に感服。同じ年代の連作、「スター・ウォーズ」の原作ありきの切り出し、「ロッキー」の同系模様替え、と比較しても冒険を感じる。
シュワルツェネッガーの登場シーンは、明らかに後続の作品への影響を感じる。彼の活躍はそれだけのインパクトがあったということか。
見直してみると、リンダ・ハミルトンは、前半シャツ・イン・ジーンズだった。当時は普通だったが、とても懐かしい。ウェストからヒップのスタイルが整っていると女も男も美しいと感じる時代だったな。
全110件中、21~40件目を表示