劇場公開日 1985年5月25日

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「【オープニングロールからの、全裸のアーノルド・シュワルツェネッガー演じる雷鳴響き渡るターミネーター降誕シーンは忘れ難い。ジョン・コナー出生の所以もキチンと描かれている作品である。】」ターミネーター NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【オープニングロールからの、全裸のアーノルド・シュワルツェネッガー演じる雷鳴響き渡るターミネーター降誕シーンは忘れ難い。ジョン・コナー出生の所以もキチンと描かれている作品である。】

2023年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波、VOD

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■1984年のロサンゼルスが舞台。
 2029年の未来から殺人機械・ターミネーターがやってきた。
 未来では機械軍と人類の果てしない戦争が続いており、機械軍は人類のリーダー、ジョン・コナーを抹消するためにジョンの母親、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)を殺そうとターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)を送り込んできたのだった。

◆感想

・”ターミネーターシリーズは、2が最高!”という方が多いが(含む、私。)この第一作があってこそなのである。

・お気楽な生活を送るサラ・コナーが、イキナリ未来から来た無慈悲なターミネーターに襲われた理由。

・そして、2とは違う、ターミネーター”I'll be back"の使い方も良い。

・同じく未来からやって来た正義感溢れるカイル・リース(マイケル・ビーン)とサラ・コナーとの一夜限りの契り・・。

■そして、カイルの子を宿したサラ・コナーが、一人荒野に向かうシーンのそれまでと違う、決然とした顔付。

<今作は、低迷していたジェームズ・キャメロン監督を一躍、スターダムに押し上げた記念碑的作品である。
 今作が齎した意義は大きいのである。
 今作の興行的成功無くしては、「タイタニック」も「アバター」シリーズも世に出なかったのである。>

NOBU