続・荒野の用心棒のレビュー・感想・評価
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初めて大きなスクリーンでみる本作品、4kデジタルリマスター版になって、映像も音響もクリアで素晴らしいです。
こんな50年も前のマカロニウエスタンを今時何人のお客さんが観るんだろうと思ってたのでひっそりとレイトショーで1日1回こっきりで地味にやるのかとおもったら、なんと1日4回、朝から大きな劇場で上映されていてびっくりでした。客層も気になってみていたがいつも中年以上の女性がどの映画館も多いんだけど、この作品は中年以上のおじさんが多かった。
それと、上映後、期せずして拍手が起こったのにびっくり。
まさに理屈じゃなく、格好いい男の生き様が紛れもなく描かれている昔懐かしい勧善懲悪の醍醐味に酔いしれた自分を含めた傍観者たちの高揚感が充満していたからだろう。
映画館を出ても、テーマが耳から離れない、なんともはや、しみじみ、いいな~ぁ、これ、これ、これが映画だなと・・
とても面白い
久しぶりに見返した。クライマックスで突如棺桶からマシンガンを取り出し敵を皆殺しにすると思っていたら序盤から出しており、クライマックスには出なかった。街の道路が常にぬかるんでいて、女たちは泥レスみたいになるし、みんなドロドロだった。なんでだろう? 底なし沼が怖かった。
(追記)
リバイバル上映で初めてスクリーンで見た。特に憎むべき悪者はいなくて、みんなそれぞれが主張や立場で対立して争って気持ちよく大暴れする。ヒロインはさっぱりいいことがないまま途中で死ぬ。主人公がお金を盗むときにわざわざ棺桶を使う意味が分からない。ガトリング砲だけ持って行ってお金は袋で運べばいいのに。その場面がやたらとモタモタしていて、クライマックスでつぶされた手で拳銃を扱う様子もモタモタしていて、モタモタすることでハラハラさせる。
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