ソウル(1986)

劇場公開日:

解説

夫の死によって突然ある事件の渦中に巻き込まれた一女性の、とまどい、戦う姿を描く。製作はサリー・ウー、フュー・フェン、ジョン・シャム、監督・脚本はシュウ・ケイ、共同脚本はアー・マン、撮影はクリストファー・ドイル、音楽はダニー・チャンが担当。出演は「サイクロンZ」のディニー・イップ、ホウ・シャオ・シェン、コー・イー・チェンほか。

1986年製作/香港
原題または英題:Soul 老娘騒
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:1988年10月9日

ストーリー

イップ(ディニー・イップ)は、いつもの朝のように警察に勤める夫のKYを家から送り出し、同じマンションに住む台湾女性と、三歳になるその女性の息子ロンロンの三人で駐車場で立ち話をしているところを突然殺し屋たちに襲われる。台湾女性は殺され、イップはロンロンを抱きかかえ命からがら逃げ出した。しかし、そんな彼女を待ちうけていたのはKYの自殺の報だった。そして同時に、殺された台湾女性が夫の愛人で、ロンロンが二人の間の私生児であることを知り、大きなショックをうける。一方、警察はKYの死を汚職がらみのものと疑い、スキャンダルを恐れ一連の事件を公表しようとしない。殺し屋たちは、なおもKYが持っていたらしいノートを求め、ロンロンを誘拐し代償にノートをと、要求するが、ディニーの機転で敵のアジトからの脱出に成功する。彼女たちは、ギャングを裏切って立ち直ろうと決心するジャッキーを連れて、マカオに住む友人ジジの隠れ家に潜み、またかつての恋人ボーイ(ホウ・シャオ・シェン)との再会に久しく忘れていた安堵の思いを満喫する彼女を、ギャング団のリーダー・ワイが追いかけ、ついに彼らの大ボスとしてKYの上司が姿を現わした時、ディニーはすべてのからくりを悟る。そして怒りに燃える彼女の銃が炸裂、彼を撃ち殺してしまうのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く

他のユーザーは「ソウル(1986)」以外にこんな作品をCheck-inしています。