セント・オブ・ウーマン 夢の香りのレビュー・感想・評価
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夢の香りってどんな感じ
エリート校の奨学生(クリス・オドネル)はバイトで、全盲の退役軍人(アル・パチーノ)の世話をする。
この軍人は家族が旅行に出掛けると同時に、バイト君をうむを言わせずニューヨークに連れていく。
そこからこの軍人の人生を垣間見ることになり、同時に自分がまきこまれたトラブルから逃げられないことに気付く。
ガブリエル・アンウォーとアル・パチーノのタンゴのシーンは見事。
厳しく、頭が賢く、度胸があって、経験も豊富。 「本質を知る、本物の...
男の友情と信念
もう何度観たかわからないけど何年か振りに鑑賞。 自分が年をとった今...
アルパチーノ52歳。フーアッ!!
役どころでは62歳ぐらいですかね。自分がちょうどその真ん中ぐらいの年齢なのでこの映画はたまんないですね。
アルパチーノはいろんな役を見事にこなしてとても面白い役者です。
この映画、そんな中でも特に変わった役所だと思いました。とても見事になりきっています。
ターニングポイントになるシーンがとても良かったです。無能な監督だとそこんところで体の一部をアップにしてしまうと思うのですが、この監督はそうしていませんでした。そのシーンがとても情緒的にディレクションされており音楽も素晴らしくて感動的でした。
それにしても真ん中のところでちょっと出てきた印象的な女優、ガブリエル・アンウォーは超セクシーですね。私はこの女優を以前に見たことがあるので、調べてみました。でも見た記憶のある映画は出てこなかったです。たぶん調べた中に見た映画は存在してるのにどうしても思い出せません。不思議なものですね、見た映画のことを完璧に忘れているのに女優の顔は覚えてるんですね。いい女ってのは本当にいいものですね。男はいい女が抱きたくて頑張る。それは不純な動機じゃなくて素晴らしい時じゃないかな。この映画を見てそんなことを思いました。奥さんにバレるとヤバいですけどね。
良い映画!
4
ひょんなことから出会うスレード中佐に人生教育を受けるチャーリー。
チャーリーもまた汚れのない強い信念を持ち、スレード中佐に生きる希望を与える。
最後の演説シーンはグッときました。
20代で出会えて良かったなと思うし、
歳を重ねてまた戒めのために観たい作品だなとも思います。
「足が絡まっても踊り続ければいい」
何度観ても、素晴らしい映画です🈵
この映画は何度も観てるんですが、何度観ても感動してしまいます😂
このレビューを書くためにもう一度鑑賞したんですが、全く無駄のない描写にあらためて感心しました(^^ゞ
死を覚悟した盲目の退役軍人と学内事件に巻き込まれて悩んでいる名門高の優秀な貧乏学生が、旅の中で、徐々に変化していく二人の心理描写が1つの見どころだと思います🙆
言うべきか言わざるべきか⁉️
自分の将来のためには、言ってしまった方が楽なのに、良心がそれを許さない💦
良心に従えば、厳しい処分を受けるかもしれない💦
それでも、良心に従おうとする青年。
最高の料理と最高の女性を満喫したあと命を絶つはずだった退役軍人。
そして、いよいよ学校裁判。
親の力を借りて裏取引したやつ
実際に悪戯をしたやつ
よりも
友人を守るために言わなかった青年
を一番厳しい処分にしようとする学校
こんなことでいいの⁉️
と思っていたら、そんな気持ちを吹っ飛ばしてくれるような見事な演説💯
この演説は何度聞いても心に響く。
さすが、アルパチーノです‼️
真実はkossyに・・・
家族が旅行に行き、スレード中佐(パチーノ)だけが居残りだったのに、いきなりニューヨークに旅行に付き合わされたチャーリー。校長のジャガーにいたずらをした生徒を密告せよと言われ仲間は売れないと苦悩する。彼だけが貧乏で奨学生だったが、言うか言わないかでハーバード推薦か退学かという二者択一を迫られたのだ。アメリカ映画ならむしろ悪戯をすることで青春を謳歌するような内容が多いのに、この映画では真逆。大統領をも輩出している厳粛な高校ということもあるが、かなり道徳的にはまともな位置にある。
さて、ニューヨークでの3日間がとても信じられない内容。盲目ではあるが、女が大好きで、付けている香水によって色んな事がわかってしまう。名前、出身地、髪の色、目の色etc.退役軍人で恩給とか障害者補助の金とか、せこせこ貯めていた金をパーッと使ってしまう性格。チャーリーの交通費はもとより、豪華ホテルのスイート、スーツを仕立てたり、リムジンをずっと貸切にしたり・・・次の日突然、彼の兄の許を訪ね、家族から嫌われるのを承知でずけずけと踏み込んでいく。そして、目の見えないことで卑屈になった部分もチャーリーの前では隠せない。最高の女を抱いて、拳銃で頭をぶち抜くという計画を打ち明けるのだ。チャーリーに対しては息子のように扱い、タンゴの流れるカフェでドナ(ガブリエル・アンウォー)という女性に踊りを手ほどき。まるでチャーリーに女を紹介するかのように。圧巻は真っ赤なフェラーリを試乗(2000ドルで)して、盲人であるスレードが運転するシーン。演技とわかっちゃいるのにハラハラさせられたぞ!
「アスピリンと葉巻を買ってきてくれ」と頼み、その間に自殺しようとしたスレード。チャーリーの予感により、寸でのところで回避。その葛藤シーンも見もの。議論の的になりそうだけど、彼は止めてもらいたかったに違いない。というより、止めてくれたら、立派な男と認めようとしていたのかもしれない。
なんとか帰ることになった2人。チャーリーを待っていたのは全校生徒の前で裁判にかけられるような公開懲戒委員会。校長の熱弁もわかるが、もう一人の目撃者ジョージ(フィリップ・シーモア・ホフマン)のダラダラした態度。しかもスレードの予想通り、屈して犯人の名を告げるところ。スレードはチャーリーの保護者役兼弁護役として立ち、全校生徒の前で大熱弁をふるう。だいたい、犯人を罰せずに目撃者を罰するなんてのはおかしいだろ。
それでもこの構図はもしや赤狩りのメタファーなのか?そういや『真実の瞬間』は1991年の映画だし、ちょうど触発されてもおかしくない頃だ。友を売るのは恥だ!てなくらいじゃ、子供向きとしか思えないもんな。まぁ、真実はpussyのみにあり・・・
アル・パチーノもだがフィリップ・シーモア・ホフマン
老人と若者の心温まるストーリー
変な人!
「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」という格言があるがまったく人は付き合ってみなくてはわかりませんね。ストーリーは全く違いますが「最強の二人」や「グッド・ウィル・ハンティング」に似たティストがしました。暴君とはかくあらんやというべき破天荒な主人公に振り回される好青年、耐えて耐えて最後に素晴らしいプレゼントという心憎いプロットでした。アルパシーノの迫真の演技、タンゴのシーンとかフェラーリ―での暴走とか挙げたらきりがないくらい見どころはありますがラストの講堂のシーンが締めとして絶妙ですね。確かに女性の香水や石鹸のブランドを言い当てる奇妙な特技が何回も出てきますが”Scent of a Woman”(女の香り)・夢の香りとはテーマをはぐらかすようなタイトル、真意が量りかねます。重たいような軽いような時に人生訓のような教育的側面もみせて、凝りに凝ったキャラクターづくりにまんまと嵌められました、変な人!。
タイトルが秀逸!
なんと言ってもアルパチーノ
人にオススメされて観たのだけど、
僕的にはそこまで面白いとは思えなかった。
主人公の直面してる問題が地味だったからかな?
振る舞い方でどうにでもなりそうなので、
ラストもぶっちゃけ感動しなかった。
ただ、アルパチーノは誰が観ても凄い。
視力を失って自暴自棄な人生を諦めてる男なのに、
普通ならボソボソ喋る静かな嫌なヤツという演出を
しそうなところを、
声だけはやたら張りがあるという演技にまず驚いた。
というか怖かった。
自分勝手で人を傷つける事を何とも思ってない人かと
思いきや、実は人生を終わらせたいと思うほどに
傷ついてたり、そう思いきやタンゴを踊れるは
鼻はやたら効いて女好き、主人公の良き人生の先生
にもなってくれるし、
とキャラ造形が深みがあって素晴らしかった。
足が絡まっても踊り続け人生を僕も歩みたいと
思えました。
それにしてもフィリップシーモアホフマンは
若い時から変人。
1人だけ異様な空気をまとってました。
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