せむしの仔馬(1976)

劇場公開日:

解説

少年が傴僂の仔馬の助けにより幸せをつかむまでを描く名作童話のアニメ化。監督はイワン・イワノフ・ワノ、脚本はイワン・イワノフ・ワノとアナトール・ウォルコフ、原作はピョートル・エルショフ(新潮社他刊)、美術はレオ・ミールチン、音楽はヴィクトル・オランスキーが各々担当。日本語監修は山田小夜子。日本語吹き替え版。

1976年製作/ソ連
原題または英題:Konyok-Gorbunok
配給:東映
劇場公開日:1977年7月17日

ストーリー

山と森に囲まれた小さな村に、イワンという働き者の少年がいました。ある日、彼は畑を荒らす金色の馬を捕え、その馬より、2頭の黒馬と可愛いい傴僂の仔馬をもらいます。そして、黒馬を王様に売り、その馬の世話係としてイワンは城に住むことになりました。火の鳥を捕えろ、との難題を大臣からふっかけられ、仔馬の協力で捕えるイワン。欲深い王様はさらに美しい娘も城に連れてくるように命じます。やがて、連れてこられた娘は、王様に求婚されますが、若い人でなければ、という娘。若くなるためには、氷水、お湯、そしてにえたぎったミルクの中に入らねば……。まずイワンが入って美しい若者に変わりますが、王様は中に入ったまま姿をみせません。そして美しい若者となったイワンは、娘と結婚して、幸せにくらしました。

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