すべてをあなたに(1996)のレビュー・感想・評価
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That Thing You Do‼️
トム・ハンクスの作品の中では「めぐり逢えたら」と並び一番好きな作品‼️地元のバンドにドラマーとして参加した主人公。やがてバンドは全国的に人気となり、バンド内の人間関係にほころびが生じ始める・・・‼️作曲をする者の驕り高ぶり、音楽性の違い、女性マネージャーをめぐる恋愛など、様々な人間ドラマが、バンドによる素晴らしい演奏シーンとともに描かれ、トム・ハンクスの監督としての才能に唸らされました‼️そして作品の中で演奏される楽曲が、これぞ60年代、70年代のUKロック、またはアメリカン・ロックと言える楽曲ばかりで、これまたトム・ハンクスのセンスの良さに脱帽‼️特に主題歌の「That Thing You Do!」はチョー名曲‼️初公開時、トム・ハンクスとキャストの皆さんが来日し、日本の音楽番組で同曲を熱唱していたことが懐かしく思い出されます‼️主人公と女性マネージャーのキスシーンで終わるラストも素敵すぎる‼️
安心して観られる青春映画
今夜(2024/05/06)アマプラレンタルで観ました。
トム・ハンクスの映画は殆ど観たつもりでしたが、本作は初めて観ました。なんと初監督作品とは驚きです😳
1960年代、ペンシルベニア州で暮らす青年たちが組んだ音楽バンドの、青春をふんだんに織り交ぜたサクセスストーリー的な作品です。
『That Things You Do』というキャッチーな曲が大当たりして順風満帆と思ったけど、青春はいろんなことが起こります。さぁ、どうなってしまうでしょう。
1960年代とはいえ、世界観は人種差別のない平和なアメリカです。ファンタジー或いは並行世界的な見方が良いと思います。リアルな表現もありですが、理想的な表現も良いものですね😊因みに実際の1960年代のミッキーマウスは見た目結構怖いです(笑)
老若男女楽しめる映画だと思います。ジェネレーションギャップの空気感も本作を観て学べます😂
休日のお供にどうぞ✋
継続は力なり 金は大事だけど
シャーリーズセロンの来歴を調べてトムハンクスとこの映画に辿り着きアマプラで視聴。
あちこちで色恋沙汰が駆け巡るシナリオだが、エログロがなく爽やかな印象でとてもいい。エンディングは好みは分かれるが、うまく伏線というか、それらしいシーンが挿入され納得感もある。
最後は君の名は的な?
アメリカンダイナースでピザとロックショー、ドラムをまた叩きたくなるやる気を起こさせる作品。
トム・ハンクス監督の爽やかで明朗快活な青春映画
トム・ハンクス初監督作品。1964年にデビューして3か月で解散したロックグループ”ワンダース”のドラマーを主役にした、爽やかな青春映画。ハンクス監督の人柄の良さがそのまま映画になったようで、全く嫌味なく清々しい印象を受ける。脚本も自ら執筆して、勿論出演もと才能豊かな人だ。音楽のノリが映画のリズムとなって、作品全体が綺麗にまとまっている。私的には健康的過ぎて人間の毒が無さすぎるのが残念なのだが、これはこれで佳作だと思う。
トムハンクスの人柄に酔う
同じドラマーの映画でもデイミアン・チャゼル監督とトムハンクスではこうも違うのか、とにかく元気が良くて好青年、アメリカらしい夢のサクセス・ストーリー。ベトナム戦争の前だからか病んだアメリカ映画に定番のドラッグもフリーセックスも封印しほどよいストイックさ、安心して観ていられる。ハイティーン向けのポップ・ミュージックと言いながら渋いジャズ・クラブ・シーンを入れるところや偶然のスタジオでの再会とセッションなどジャズファンのおじさんへのくすぐりも忘れていない。ロマンチストのチャゼル監督なら最後のキスは無かったろう。
トム・ハンクスは数々の大作で主演を務めアカデミー主演男優賞も連取し俳優としては軽い燃え尽き症候群だったようだ、本作の脚本は「フォレスト・ガンプ」の撮影中に書いたらしい、相談したジョナサン・デミ監督は脚本を褒め、トムに監督を勧めたことで実現した、人柄なのだろうスタッフにも恵まれ素晴らしい監督デビュー作となった。
「羊たちの沈黙」や「フィラデルフィア」など陰を描くデミ監督なら「健全過ぎる」と言いそうなものですがデミ組を率いて応援しています、明るい映画の感想は暗い映画の巨匠に聞くのが一番と考えたのでしょうか、女性の描き方はロバート・ゼメキスの悪い影響を受けているような気もします。
迷いが解けたのかトムはクリント・イーストウッドのような転身はせず俳優を本業と考えたようですが15年ぶりに撮った監督2作目の「幸せの教室」もトムらしい、今度は自ら若者に交じって第二の青春を謳歌します、温かくて元気をもらえるところも通じます、最後がキスシーンという所もトム流なのでしょう、お勧めです。
良作
曲がいいですね。表題曲はいまだにFMでかかり、動画検索でもたっぷり出てきます。
映画の世界観が現実と程よくリンクして、出来不出来を語るようなものじゃないと感じます。
バンドとしての初演奏シーンが一番とばしてて好きです。
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