「ロシア映画って全部こんな感じか!?」ストーカー(1979) バスト・ラーさんの映画レビュー(感想・評価)
ロシア映画って全部こんな感じか!?
淡々…淡々と進んでいく…
話の筋は望みを叶える部屋を目指して三人の男が冒険する、というアドベンチャーの王道のようなストーリー、がここまでエンタメと対極の作品が出来上がるとは
哲学的な会話とただただ濡れながら足場の悪い場所を進む、芸術性に全振りした作風
ただし廃墟が好きなら話は別だ、素敵な廃墟映像に引き込まれること請け合います
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かせさんさんのコメント
2023年7月3日
タルコフスキーってこれ一本しか見ていないのですが、端々に差し込まれる水と太陽の照り返しの表現に、ああ押井守の目標となる人なんだなあと思いました。
原作の冒頭と同じ、ニンニクを齧りながらウォッカを飲むシーンから始まるストーリー、この人たち、息くさいんだろうなあとかどうでもいい事ばかり気になりました。
CBさんのコメント
2022年9月20日
原作はハヤカワ文庫「ストーカー(原題「路傍のピクニック」)です。是非。
いろいろ置いていった宇宙人にとっては、ちょっとピクニックに来てみた程度で、地球人が大騒ぎしている様々なものや事柄は、彼等にとっては、道端に捨てていったゴミや小物に過ぎない、という意味の原題がSFっぽくて印象的でした。
CBさんのコメント
2022年9月20日
わあい。大好きな「ストーカー」へのいいね、ありがとうございます!!
> ここまでエンタメと対極の作品が出来上がるとは
ですよね。でも若い頃はこんな映画観るのが大人っぽい気がして嬉しかったんです。それとラストが俺には印象的だったんですね。