スターシップ・トゥルーパーズ

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

「ロボコップ」のポール・バーホーベン監督がロバート・A・ハインラインの小説「宇宙の戦士」を実写映画化し、昆虫型宇宙生物と人類の戦いを過激描写満載で描いたSF戦争アクション。未来の地球。民主主義崩壊後、人類は地球連邦政府の支配下に置かれ、兵役を経た者だけが市民権を得ることが出来た。ブエノスアイレスの高校を卒業した青年リコは、宇宙軍のパイロットを目指す恋人カルメンに影響されて軍に入隊する。最も過酷な機動歩兵部隊に配属された彼は、猛訓練の日々を経て分隊長に任命されるが、訓練中に仲間を死なせてしまい除隊を決意する。そんな矢先、昆虫型宇宙生物アラクニド=バグスの襲撃によって故郷が壊滅したことを知った彼は、仲間たちとともに壮絶な戦いに身を投じていく。

1997年製作/128分/アメリカ
原題または英題:Starship Troopers
配給:ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン
劇場公開日:1998年5月2日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第70回 アカデミー賞(1998年)

ノミネート

視覚効果賞  
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写真:Album/アフロ

映画レビュー

3.0内臓ネバネバ

2024年12月12日
iPhoneアプリから投稿
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ジュディス

4.0さぁ、君も今日から虫どもをやっつけよう!

2024年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

巨大甲殻型エイリアン”バグ”と人類の戦い 尋常じゃない数のバグと1個体の強さは観ているだけで絶望感がすごいです。 登場人物たちも軍人としてかっこいいキャラ立ちしていて思わず熱くなってしまいます。 ところどころ軍人に向けた皮肉もチクチクと刺さる

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高い坂

5.0前人未到のギャラクシー除虫SF!

2024年7月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

原作はSFの巨匠ロバート・A・ハインライン原作の『宇宙の戦士』。 監督はポール・バーホーベン。 【ストーリー】 23世紀。 銀河に進出した人類がはじめてコンタクトした地球外生命体は、強力な軍事力を持つ虫型の「アラクニド」、通称「バグ」たちだった。 主人公リコは、志願兵として宇宙海兵隊に入隊、そこで初恋のカルメンと再会する。 キャンプでしごかれ、一人前の兵士として鍛えられてゆくリコだが、ミスをして同窓の兵士が訓練中に死亡してしまう。 一度は軍を辞めようとするリコだが、両親の住むブエノスアイレスがアラクニドの攻撃で壊滅、除隊届をとり下げ、バグの主星クレンダスへの強襲降下作戦に参加する。 バグの反撃はすさまじく、地球艦隊の戦艦級が次々と落とされる。 どうにか地表にたどり着いたリコたちは、そこではじめて敵と相対する。 無数の集団で統制の取れた行動をし、強靭な肉体を武器に死を恐れず殺到してくる敵軍団に、人類はたやすく狩られてゆく。 バーホーベン作品でおすすめするなら『ロボコップ』とこの『スターシップ・トゥルーパー』をおいて他にありますまい。 でっかい虫が画面いっぱいにワッサー出てきて、凶悪なプレード型前肢で人間を切りきざむ悪夢みたいな映像は、忘れえぬインパクト。 なに考えてんだこの監督と見はじめに思いましたが、反撃がはじまると、うおー行けー人類そしてリコ! ヒューマンの恐ろしさ、ぶち思いしらせてやれやあ! となっちゃうふしぎ。 原作のロバート・A・ハインラインは、戦後海外SF御三家と呼ばれた巨頭の一人。 『ミクロの決死圏』『ファウンデーション・シリーズ』のアイザック・アシモフや『2001年宇宙の旅』『地球幼年期の終わり』『楽園の泉』のアーサー・C・クラークと並び称される、ガチの巨匠です。 この宇宙の戦士も、表題のまま日本でアニメ化されてるんですが、こちらは肝心の戦闘シーンはほんのちょびっとだけで、訓練時代の甘ずっぱい話メインになってて、ちがうちがうそうじゃない出来。 設定の使いやすさからフォロワー作品が多数作られ、同じ虫型エイリアンとの戦いを描いた『エンダーのゲーム』やリドリー・スコットが映画化を進めている『終わりなき戦い』など数えきれないほど。 富野由悠季監督がこの作品のあらすじを読んで、今や世界的名作アニメシリーズとなった『機動戦士ガンダム』を着想したのは、ハインラインファンならずとも有名な話です。 映画がどこまで原作と近いのかというと、バトルシーン以外はけっこうまんまなので、興味がわいた方はぜひお手に取ってみてください。 元々児童むけレーベルからの出版なので、翻訳しだいではかなり読みやすいですよ。 バーホーベン作品おなじみのあたおかCMですが、あのまんまではないにせよ、それぐらいの戦時統制社会ではあります。 ストーリーの所々で軍や社会のあり方の議論などがされてて、その内容から「軍事的すぎる」「国粋的だ」との批判も受けたそうですが、ハインラインは元々軍人として太平洋戦争にも参加してますし、近現代の戦時って人権よりも社会全体の生存に重きを置くのは理解できます。 左派的な小説も出しているので、ご本人の思想はかなりニュートラルなんですけどね。 科学者のアシモフやクラークより、ぐっとエンタメによせた物語をつむぐハインラインには国内女性ファンも多く、来日の際に『11人いる!』萩尾望都と『グリーン・レクイエム』新井素子がサインをもらって感激したというエピソードも。 「日本人女性に「モト」って名前が多いと誤解をあたえたらどうしよう」 お二人でそんな懸念を話し合ったそうです。ほほえましい。 続編2作目はスケール小さくてあまり評判よろしくないのですが、低予算のホラーSFとしてはそんなに悪くはない出来。 3作目はあの悪魔の超兵器マローダーが出てきて、クソッタレのバグどもを一掃するおっそろしいお話。人類こええ……。 本国アメリカではアニメシリーズも二作ほどあるそうですが、ちょっと見てません。 実はパワードスーツの始祖でもある原作。 ただのアホアホスプラッタSFではない、いろんな側面のある作品です。 この映像化作品ともども愛していただけたら、幸いです。

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かせさん

4.0銀河戦線異状なし‼️

2024年7月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

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