スター・ウォーズ 帝国の逆襲のレビュー・感想・評価
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シリーズ1の冒険活劇
かれこれ40年ほど、「帝国の逆襲」(80)こそがシリーズで一番好きだと思っていました(過去形!)。一部の例外を除いて(実は結構ありますが…笑)、基本的に映画は1回しか観ないので、エピソードごとに観た年齢が全然違い、なかなか比較のしようもないのですが、ふとした思いつきでシリーズを通して観ることにしました。でも、前日にエピソードⅣを観て、「新たなる希望」がたぶんマイベスト1になるだろうという気がしました。何十年も一番と思ってきた今作を観て、それは確信に変わりました。今作のストーリーは本当に見所が盛りだくさんで楽しかったです。ジェダイマスター・ヨーダとの出逢いあり、フォースとは何ぞやという深淵にも触れ、ハン・ソロとレイア姫のロマンスがあったり、勿論、宇宙での激しい戦闘シーンもたくさんあるし、さらにシリーズを通しても最大の山場の1つである父と息子の対面と対決が描かれ、どこを切ってもスター・ウォーズ魂が飛び出す金太郎飴を濃厚に味わうことができるエピソードⅤ!全く申し分ない完成度であり、この壮大なスペースオペラの世界観を十二分に堪能できる名作です。しかしながら、個人的にどっちが好きだろうと自問自答すると、迷いなくエピソードⅣだと思いました。その違いを正確に言葉にする語彙力がなくて誠に残念ですが、この物語の主人公であるルーク・スカイウォーカーに最も寄り添える気がしたのが、「新たなる希望」なのかなと思えました。古今東西の神話や無数の映画のエッセンスを詰め込んだ今シリーズには多くの見所があるわけですが、その最も核にあるのは、原作者のルーカス氏がルークに投映した一人の名もなき青年の深い孤独と、そこから遙か宇宙へと広がってゆく無限の希望=冒険心でしょうか。顧みるに、サブキャラのハン・ソロの方がカッコよかったし、ハリソン・フォード自身の人気もあって、主役以上に魅了されていたのですが、今になってみると、やはりこのスペースファンタジーは主人公であるルークの物語だよなっていう思いに至りました。その1つのきっかけは、もしかしたら、エピソードⅧ「最後のジェダイ」(17)だったかもしれません。賛否が分かれる作品のようですが、個人的には大好きなエピソードです。無理矢理、隠居したルークが出てきたり、すっかり老けてしまったレイア姫をまだ活躍させるんですか?というような気持ち半分で観たときに、ハッと我に返りました。この物語はレイア姫のホログラムに始まり、それを見てルークの冒険が始まったのだったと。「帝国の逆襲」から37年後、頭の中で原点回帰があったのかもしれません。というわけで、まだⅣとⅤしか観てませんが、しばらく楽しめそうです(笑)。
ヨーダ「戦争で偉大にはなれん」
80年の作品
監督は『ロボコップ2』のアービン・カーシュナー
脚本は『ロング・グッドバイ』のリー・ブラケットと『レイダース/失われたアーク《聖櫃》 』『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』『ボディガード 』のローレンス・カスダン
第1作に比べると観た回数はさほどではない
帝国の逆襲にあい氷の星に基地を移したがそこも攻撃を受け撤退する反乱軍
帝国軍の4本足ウォーカーがとても印象的な作品
ヨーダ登場
打倒ベイダーのためハンソロらと離れ修行するルーク
洞窟だと思ったら巨大生物で急いで脱出するハンソロたち
旧友に助けを求めランドの星に逃げるがランドに裏切られ帝国軍に捕えられるハンソロとその一行
バラバラにされたC-3POが哀れ
チューバッカにおんぶされながら移動する姿がユーモラス
真っ黒に冷凍されたハンソロはもっと哀れ
生きているように見えない
ヨーダやオビワンが止めるのを振り切り修行の途中でたまらず仲間の救出に向かうルーク
ベイダーとの戦いで右手を失うが特に出血せず
流石に不可思議だがこれもまたフォースのなせる技か
お前の父だとルークにカミングアウトするベイダー
もう少し粘っても良かったかな
それは次回作に持ち越しても
でもまあこれがエピソード5の最大の売りだからな
ネタバレしてもそれなりに楽しめるよ
学術的に証明されてるし
許せないのは感情論の問題
人間って弱いね
さすがに第1作に較べるといまいち
テンポが悪いがあくまでも第1作に比べての話
第1作があまりにも素晴らしいと第2作はどうしても劣ってしまうのは『猿の惑星』『バックトゥザフューチャー』『メジャーリーグ』などにもいえる
そういえば前回もそうだが専門用語のジェダイやフォースに関する情報が若干不親切に感じる
『バックトゥザフューチャー』が全く楽しめない珍妙な人が存在するのだからこの作品のどこが面白いのかと疑問に感じる人がいてもおかしくない
共感は全くしないけど
記念すべき第2作目。80年代SFの幕開け
改めて鑑賞してみると「この時代に、これだけのSF設定はすべて発明され、映像化されていたのだなぁ」と深い感慨に捉われる。
当時、SF、ファンタシー、怪奇の3ジャンルは近縁としてひとまとめに扱われていた。
そんな系譜の中でも「時代を変えた作品」というのは確実に存在する。
1954年の「ゴジラ」(いや、ガチで世界に誇る名作だと思う)
1968年「2001年宇宙の旅」
1971年「新・猿の惑星」
1977年「未知との遭遇」
そして「スターウォーズ」
1979年には「エイリアン」
それまでの過去作品とは明らかに一線を画す、そして後の作品達に多大なる影響を与えた「新時代」を切り拓いた映画たちだ。
この1980年「スターウォーズ/帝国の逆襲」も正しくその偉大な映画たちの仲間である。
(嘘だと思うなら同時代の「007 ムーンレイカー」を観てみよう。どれだけ荒唐無稽でセットもチャチで設定もお粗末かわかるから。比較すると「帝国の逆襲」が如何に凄いかわかると思う。)
お若い諸兄にはどこかで観たようなネタばかりが満載でつまらないかもしれないが「どこかで観た」と思うなかれ。すべて「こちらが元祖」なのだ。コロンブスの卵よろしく、初めてそれを生み出す事は模倣やアレンジとは比較にならない偉業だ。
このあと、続々と「時代を変えた名作」が放たれていく。
81年「マッドマックス2」
82年「ブレードランナー」「E.T」「遊星からの物体X(カーペンター版)」「トロン(初の本格的CG)」
83年「デッドゾーン」(いや、これは個人的趣味w)
84年「ゴーストバスターズ」「ターミネーター」
そしてそして85年!
満を持しての「バックトゥザフューチャー」だ!!!
(個人的には「未来世紀ブラジル」も)
このように「スターウォーズ帝国の逆襲」の凄さは「それまでに無かった映像表現」である事に尽きると思うのだな。
今の時代「当たり前」になってしまったモノたちはこの時代に生み出された。「第3部に続く」ってヤキモキ設定まで生み出さずとも良かった気もするが(笑)
さて、とっととソロ船長を助けに行くかー。VOD時代、万々歳である。
(あ、DVDもBlu-rayも持ってたわwついVOD使ってしまうなーw)
うーん…どうなんだろ?
3年間・・・
スター・ウォーズが本格的に始まる
これまでも何度となく見ている作品ですが、久しぶりに動画配信サービスを利用して視聴しました。ちなみにスター・ウォーズシリーズは1‐9とローグ・ワン、ハン・ソロ、クローン・ウォーズ、オビ・ワン・ケノービ、マンダロリアンを見ました。
一番最初に見たとき、ダース・ベイダーがルークに父だと伝えるシーンは、その事実やルークの表情に衝撃を受けたことを覚えています。
現実的に考えれば、エピソード1‐3が後に作られたので当然ですが、ルークがアナキンと同じように右腕を切られることや、師匠の言うことを聞こうとしない向こう見ずなところなどは、やはりルークとアナキンが重なって見られ、親子なんだ、と思わされますね。
自分としては、旧3部作の中で1番好きな作品です。エピソード4では、主人公がヒーローになっただけのSFですが、エピソード5では親子関係やフォースとはなにか、ルークの敗北を描いたことで、スター・ウォーズの世界観に厚みが出たと思います。自分の中ではこのエピソード5がスター・ウォーズサーガが本当に始まった映画だと思っています。
まだまだ古さは感じるものの
エピソード4から6へのつなぎ的なストーリー。 ヨーダも登場してジェ...
進化を感じる。
前作よりも世界観に入りやすかったことに映像技術の進化を
感じた。そしてⅣよりヨーダの登場や、有名な衝撃的ラスト、見やすいCG、様々な特徴を持つ星などこっちが思っていたスターウォーズだったので、前作よりも良かった。
ただ恐らくこの映画の山場であろうベイダー卿がルークの
父親であることは余りにも有名すぎて、スターウォーズ知識が薄い自分でも知っていたので少し残念。
不可抗力ではあるが。
その父親との尺を使ったライトセーバーでの闘いは少し展開もスローでショボく感じてしまったが、今後時代が変わるにつれどのように変化するか期待したいと思う。
あとレイア姫は申し訳ないけど余りにも姫感がない。笑
食わず嫌いってやっぱダメね。
スターウォーズシリーズの2作目である本作。
まず初めに言っておきますと私は1作目である新たなる希望には全くもってハマらなかった人間です。そのせいで今作になかなか手が出せないでいたのですがようやく重い腰を上げて見てみると、これがメチャクチャ面白い!
まずやはり前作でキャラクターの関係や性格が定まっているからこそ序盤からハイスピードで飽きることなく見れたというものが大きいでしょう。ソロとレイア姫のラブロマンスにより魅力的になったキャラクターなどなど...時間があっという間に感じます。
そして今作から初登場となったマスター・ヨーダもかっこいい。言われている方も多いですがドラゴンボールの亀仙人感がありますよね。動きが時代が時代なのもあってパペットなのもまたグレムリン感があり好きです。
話はもう大体スターウォーズを見ていない方でも知っているくらい有名ですよね。「I am your 〇〇〇〇〇〇」まあそれでもなぜか見ているとびっくりするんですけど。
傑作です。私のように1作目で止まっていらっしゃる方がいらっしゃりましたら是非ご覧ください。
これがスターウォーズですよ 第二部
「愛してる」「知ってる」私「ご馳走様です」
初鑑賞なのに、もはや"I know "な作品。 クラシックと呼ぶに相応しい歴史的な一作!
スペースオペラの金字塔『スター・ウォーズ』シリーズの第2作(第5作?)。
前作から3年。帝国軍の猛攻により辺境の惑星ホスへと身を隠していた反乱軍だが、ついにダース・ベイダー卿に見つかってしまう。
ルーク・スカイウォーカー、ハン・ソロ、レイア姫の新たなる戦いが始まる。
出演は…
ルーク・スカイウォーカー…マーク・ハミル。
ハン・ソロ…ハリソン・フォード。
など、前作のキャストが再び続投。
前作で監督/脚本を務めていたジョージ・ルーカスだが、本作では降板し製作総指揮/原案を担当している。
第53回 アカデミー賞において、音響賞と視覚効果賞の二冠を達成❗️
40年以上に及ぶ『スター・ウォーズ』シリーズの中で、最高傑作との呼び声が高い本作。
実は最初から最後まで通して観るのは今回が初めて✨
とにかく、『スターウォーズ』といえばコレ!というアイコニックなものが、本作からどんどん出てくる。
フォースによるライトセーバー引き寄せも本作が初。
「帝国のマーチ」が流れるのも本作が初。
ジェダイ・マスターのヨーダの登場も本作が初。
皇帝パルパティーンの登場も本作が初。
賞金稼ぎボバ・ファットの登場も本作が初(『ホリデー・スペシャル』…?)。
ハン・ソロとレイアの恋愛も本作が初。
ルークとベイダーの衝撃の真実も本作が初。
本作から『スター・ウォーズ』という物語が本格的に始動し始めたような感じがする、まさに歴史的な一作!
公開当時にはまだ生まれていなかった自分のような人間からすれば、ベイダー=アナキン=ルークの父親とか、緑のボケ爺さん=ジェダイマスターとか、ハン・ソロ❤️レイアとか、本作品を観ていなくても当然のように知っている。
これはもはやカルチャー界の一般常識であって、ある意味もろネタバレ状態で本作を鑑賞していることになる。
なので、「うぉー、マジかよ!?ベイダーがルークのお父さん!?マジかよー!」とかいう気持ちには当然ならない。
この辺りはリアルタイム世代とはどうしても作品の感じ方に差が出てくるところだと思う。
初見のはずなのに"I know"と言ってしまいたくなるほどネタバレはされているし、なにより後の作品でパロディされまくっている。
ルークが入れられた回復用のポッドとか『ドラゴンボール』で見たことある!
でかいロボットの倒し方、『シビル・ウォー』で観たぞ!
クライマックスの展開、まんま『トイ・ストーリー2』で観たぞ!
とかとか。
もはや本作のアレやコレやは、映画界全体の共有財産と言ってもいいのかも。
もはやクラシック、いや神話や伝承の域に到達していると言っても過言では無いのかも。
本作は、本当に面白い作品はどれだけネタが割れていても面白い!ということを証明してくれる作品でもある。
40年前の作品なので、流石に今観ると古臭いところはある。
ダークな物語ではあるが、それでも今の映画に比べればずっとずっと牧歌的。
しかし、次から次へと矢継ぎ早に起こるピンチには全く退屈させられない。
ルークサイドとハン・ソロサイド、2つの物語が同時進行しているのに全くダレたりわかりにくくなったりしない。
そしてホス、ダゴバ、ベスピンという3つの惑星で冒険を繰り広げるのに、ランタイムが120分台に収まっているというタイトさ。
少年漫画的な王道展開は、現代ではむしろ新鮮に映る。
物語の面白さもさることながら、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、ハリソン・フォードの主要キャスト3人のオーラが抜群なのが素晴らしい。
前作はまだ頼りない感じもあったんだけど、本作ではそれぞれがスターとしての雰囲気を身に纏っている。
特にマーク・ハミルが良いね👍
ダゴバの修行シーンの体つきなんか、相当絞ってきているのがよくわかる。
レイアにキスされたあとの♪♫〜〈(´ε` )〉という白々しい演技、あれ大好き!🤣
R2-D2は相変わらず可愛い。防水&防汚機能が凄い。
でも何よりもヨーダ!ヨーダがめっちゃ可愛い💕
わしのじゃわしのじゃ〜o(`ω´ )o/ペシペシ。
プリクエルの時とキャラクター像が違いすぎてむっちゃわらいました🤣
R2-D2vsヨーダの引っ張り合いが可愛すぎる😆
「やるかやらぬかだ。試しなどいらん。」
「大きさは問題では無い。」
とか、後半の正気を取り戻したヨーダは名言製造機。
ヨーダとルークの修行、『酔拳』でのジャッキーと師匠の修行にすげぇ似てる😅
ここの修行シーン、もうちょい長くても良かったかな。
ほんのちょっとしか修行つけてもらってないやん。
ストーリー、キャラクター、そしてアクション面でも格段にレベルアップ!
前作のオビ=ワンvsベイダーのライトセーバー戦のしょぼさに比べれば、本作のルークvsベイダーの緊張感は凄い。
何よりホスの戦いが素晴らし過ぎる。序盤のガチ戦争描写で一気に心を持っていかれましたね!
そして、AT-ATの造形が最高過ぎる!『ロード・オブ・ザ・リング』の象の怪物を彷彿とさせるあの登場シーン!カッコ良い〜♪
最高傑作との呼び声が高いのも頷ける。
娯楽映画としては、これ以上無いほどの出来。
子供の頃に観ていたら間違いなく大好きになっていたであろう一作。
重箱の隅をつつくようなポイント以外では、文句のつけようが無いんじゃないか?
※Blu-rayバージョンでの鑑賞。
本当、細かいバージョン違いをいっぱい出すのやめてほしいっス💦
公開当時のオリジナル版が観たいんだけど、中々観る手段がないんだよな〜。
バージョンアップするのはいいんだけど、旧版も観られるようにしておいてくれよな〜。
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