スケアクロウ

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

アル・パチーノとジーン・ハックマンが共演し、ヒッチハイクでアメリカを旅する2人の男の友情を描いたアメリカン・ニューシネマの名作。南カリフォルニアの人里離れた路上で出会った短気な男マックスと陽気な青年ライオン。6年の刑期を終えて出所したばかりのマックスは洗車店を始めるべくピッツバーグへ、5年間の船乗り生活を終えたライオンは一度も会ったことのない我が子に会うためデトロイトを目指していた。正反対な性格の2人は出会ってすぐに意気投合し、一緒に行動することになるが……。監督は「哀しみの街かど」のジェリー・シャッツバーグ。1973年・第26回カンヌ国際映画祭で最高賞にあたるグランプリを受賞した。

1973年製作/112分/アメリカ
原題:Scarecrow
配給:ワーナー映画

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写真:AFLO

映画レビュー

古い価値観がギラギラと映像に染み出ていて、当時も今も、全く共感出来ない。

マサシさん
2022年4月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

高校生の時に見た記憶があるが、最初と最後の場面しか覚えていなかった。古い価値観がギラギラと映像に染み出ていて、当時も今も、全く共感出来ない。あっけない幕切れでつまらない。
最近見た映画で『ウェンディ&ルーシー』に似ているかなぁと思ったが。『ノマドランド』とかね。同じ赤貧のロード・ムービーで、その元祖なのだろうが、こんなチープな話だとは思わなかった。全く生活感がなぃのが、欠点だと思うし、Gに対する偏見が払拭されていないし、寧ろ助長している。

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マサシ

4.0【”俺たちは案山子なのだ・・。愛するモノを守るために”自分はそこに居なくても”畑に立つ案山子なのだ・・。”何ら関係性の無かった男二人の心が繋がれていく様を描いたロードムービーの秀作である。】

NOBUさん
2022年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

ー 1970年代のアメリカを舞台に、旅の途中で出会う事件や人との関わりにより、牢に繋がれていたマックス(ジーン・ハックマン)と5年振りに妻の元に向かう妊娠中の妻を残してきたデトロイトに帰る途中の元船員・ライオン(アル・パチーノ)が偶然、出会いデトロイトに向かう2人の心情が微妙に変化していく様を名優二人が好演している作品。-

■刑期を終えたマックスは、故郷のピッツバーグで開業を考えていた。マックスはカルフォルニアのハイウエーで、妊娠中の妻を残してきたデトロイトに帰る途中の元船員・ライオンと出会う。道中を共にするふたりはトラブルに遭いながらも、心を通わせていく。

◆感想・・になっていません。

 ・ソコソコ、映画を観てきたが、ロードムービーが好きである。
 何故かと問われると、巧く表現出来ないが、ロードムービーとは、登場人物の人生を反映してるからではないかと、思う。

 ・今作では、何の繋がりもなかった二人の歳も離れた男、マックスとライオンが、道中を共にする中で傷ついた心を癒して行く様を、名優二人が見事に演じている。

<若きアルパチーノ演じるライオン(先日、「ハウス・オブ・グッチ」を鑑賞したばかりなので、時の移ろいを感じてしまう。)の未だ見ぬ子供への想い。
 それに対し、妻の苦渋の嘘。
 その姿を見たマックスの温かき行為。
 佳き、作品である。>

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NOBU

4.0ロマンチックそのもの

があこさん
2022年2月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

楽しい

幸せ

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があこ

4.0ハックマンとパチーノの演技が素晴らしいアメリカ・ニューシネマの秀作

Gustavさん
2021年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

大国アメリカが世界一の顔を持ちながら、その自慢の社会・文化の成長を堂々と描く自信と誇りが無いのだろうか。アーサー・ペンの「俺たちに明日はない」から現れたアメリカ・ニューシネマは、その殆どが単に純粋で気楽な娯楽趣味は薄れ、切実で憐れで傷だらけの人間の姿、紛れもなくアメリカの高度成長から落ちこぼれた人たちのドラマが、アメリカ映画の特徴になって来た。映画の形として、それはラストシーンに表れている。ハッピーエンドが見当たらない。
確かに笑って終わる映画は安堵感と満足感に満たされるが、悲しい結末のラストシーンは現実的な共鳴力がある。楽しむことより自分が置かれている境遇に共感できる映画は、その孤独の慰めになるからだ。夢に憧れる非日常の映画の世界観ではなく、同じような失敗や悩みを抱えてもがく現実を見つめ直す映画経験。映画の形はより幅広いものになっている。
この映画は、そのニューシネマの良さを持った秀作であると思う。大男マックスと小柄なライアンスの友情をたった一つの救いとして、その絆の優しさを乱すことはない。ラストシーンの物足りなさを唯一の欠点としても、あてのない二人旅の物語に吸い込まれて見惚れてしまった。その微妙な関係の温もりを何時迄も観ていたいと思わせる映画の良さがある。この自然で作為の無い流れは、構成力の高い正攻法の演出では不可能であった。シークエンスを断片的につなぎ合わせたようなシャッツバーグ監督の演出タッチが、結果的に上手くいったと判断する。
主演二人の演技には、ほとほと感心した。日本映画では観られない、テクニックを感じさせない自然な演技の競演とバランスの良さ。乱暴で粗野なマックスの憎めない愛嬌と繊細な性格を表現するジーン・ハックマンの演技の味わい。5年の船乗り生活から戻り、子供会いたさに元妻に電話を掛けるライアンスの、道化で誤魔化す男の生真面目さを演じるアル・パチーノの表現力の豊かさ。どちらも素晴らしい。脚本の完成度は高くないが、この二人の名演と自然な演出タッチが噛み合ったロードムービーのニューシネマ。柔らかく温かい、そして悲しいアメリカの姿を映し出した映画。

 1976年 10月16日  高田馬場パール座

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Gustav
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