真実の行方のレビュー・感想・評価
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容疑者のアーロンの演技に
圧巻される。
結末から言ってしまうと殺人容疑をかけられてたアーロンは、凶暴な性格のロイという別人格があり、人格障害で精神鑑定となり無罪で1か月で釈放されることになった。
弁護していた敏腕弁護士マーティンはアーロンを助けることが目的だったので裁判には勝った。
が、アーロンは二重人格を演じていて、そもそもアーロンなんていなかった、と、マーティンとわたしたち観客を騙したのだ。
気の弱いアーロンに殺人なんてできるわけがない、とマーティンも同情して助けていたのに。
ただ二重人格を演じていたというオチではなく、2時間ずっと見てきた、アーロンそのものが嘘だったというところがおもしろい。
アーロンの演技とロイの演技、そして最後のぜんぶ嘘でしたを告白する演技。演じ分けがすごい。これが真の役者なんだと思う。
大どんでん返し系でおすすめされた映画だが、たしかにアーロンそのものが嘘という意味ではどんでん返しだったと思う。
裁判は詳しくないが、これを真似して罪を逃れるひとはでてこないのだろうか。
まあこの演技はできないだろうけど。。。
高評価にビックリ素直に驚けなかったラスト
面白い確かに面白いんだよ、観ていてアッと言う間に時間が過ぎるから私が個人的に重要視しているテンポの良さはgood。
その位話としては面白いのにオチがさぁ…残念。
事件の要は聖職者による性的虐待か金の絡んだ陰謀か?そして犯人は誰なのさと何となく先は読めるものの、スリルもそこそこ感じられサスペンスとして見所充分でも有った。
ラスト二重人格の犯人が実は二重人格なんかじゃなく演技をしてただけですよーのオチに『はい??それいらなくね??』
他の方何名かが書いていたが出尽くした感聞いた事が有りそうだねそのオチ感が凄まじい(笑)
終盤近く迄それなりにドキドキしながら観ていただけに『なんだよーそんなオチかよー』というガッカリ感の方が強かったのは私だけじゃなくてちょっぴり安心してしまった映画でした。
今となっては・・・
古い映画だがテレビで鑑賞。聖職者の性犯罪は実話として映画にもなっているし多重人格者のサスペンス映画もブームになったことがある。今や法廷ものも映画、テレビの定番だ。法廷サスペンスの醍醐味は最後のどんでん返しだろう。本作は当時としては全部を盛り込んだ傑作なのだろうが、その種の映画やテレビを見過ぎたせいか素直に驚けない自分がいる。良く言えば目が肥えると言うことなのだろうが感性が麻痺していくようで情けなくもある、出尽くした感があるサスペンスもの、作り手の苦労は増すばかりだろう・・・。
みんな騙されちゃったね
最期の最期に大どんでん返し・・・
昔ながらの手法にすっかり騙されちゃいました。
心療内科の先生役の女優さんは最近見た、スリービルボードの主演の俳優さんでした。
それにしてもみんな若い(笑)
演技がっ、、、!!
どんでん返し系。
これで終わるわけないでしょ〜って先読みしながら見たのでそこまでええっ!という驚きはなかったです笑
でも最初から最後まできちんと見ると面白いストーリーでした!!!もう一回みたいな、、ってなる!
アーロンは二重人格でもなくまたアーロンという人格が演技だったのには本当に驚き。
どのレビューにも書かれてましたがアーロン役の演技が素晴らしすぎる!!
無名だからこそあの弱気な青年を完璧に演じて観客を圧倒させることができたのかなって思う。
デカプーがやったらどうなってたんだろうな。
リチャード・ギアもまあまあ良かったけど女たらし感でてますね、やはり彼はプレイボーイだ(;▽;)
真実が行方不明
今観れば二重人格の演技は使い古されたギミックだが公開当時は驚かされた人が多かったに違いない。
評価が高い作品だが、よく考えるとおかしな点がある事に気付く。
犯人の本性がロイ(凶悪)であるとすると、なぜ検察側は犯人の気性が荒いという証言をもってこないのか。普段からずっとアーロン(オドオド)を何年も装っていたのか。
もし、何かしらの理由があってアーロン(オドオド)を長年装ってきたとして、大司教のビデオに幾度も素直に応じていた理由がわからない。
なにより二重人格で無罪を勝ち取るつもりなら、これほどの綱渡りをする必要がどこにあったのか、映画の観客をドギマギさせるためにロイが命を危険にさらしたとでも言うのだろうか。
そもそもロイ(凶悪)がこれほど賢く知能が高いなら、証拠を残さずに犯行を行う事も難しくはなかったはず。
こういう不整合をそのままにするなら、最後のシーンはあんなに断定的にするべきではなかったと思う。ぼかしておけば、色んな解釈が出来るという方向に持って行けたのに。
ネタバレには呉々もご注意を!
先日観た『サイド・エフェクト』繋がりで、未見だった今作を鑑賞。
という訳で、今作のネタバレうっかり知ってしまった上の鑑賞になってしまった。
まったく何の情報も先入観もなしに観ていたら多分ラストで、呆然とするリチャード・ギア演じるマーティンに感情移入して共に呆然と出来たのだろうが、今作のオチが“詐病”だということを知っていたので、驚きという意味では残念だった。
但し、今作の最大の見所が、その“オチ”であり、所謂“ジキルとハイド”、アーロンとロイの
真逆のキャラクターを演じるエドワード・ノートンの演技だということで、その“オチ”を知った上観ると面白さが半減してしまうも事実。
この“オチ”で驚かせることが第一の目的のようになってしまって、アーロンは大司教殺害をどのように計画したのか?そもそも父親からは本当に虐待されていたのか?という事件までの経緯についてはまったく描かれていないのは少し物足りない。
確かに、今作がエドワード・ノートンの出世作になったのは間違いないだろうが。
Primal Fear
リチャード・ギアも素敵だけど、エドワードノートンの演技力に圧倒される。
多重人格犯罪者の演技が素晴しい。
始めから全部演技だったというアーロン(ノートン)のラストには唖然。
大人向けの良作法廷サスペンス。
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