シリアル・ママ

劇場公開日:

シリアル・ママ

解説

「ピンク・フラミンゴ」などで知られるバッドテイスト映画の巨匠ジョン・ウォーターズが監督・脚本を手がけ、社会のルールを守らない者たちを次々と惨殺していく母親を主人公に、アメリカ社会の偽善や道徳観への鋭い批判を込めながら独特のユーモアで描いたブラックコメディ。

ボルチモア郊外の住宅街に住む平凡な主婦ビヴァリーは、歯科医の夫や娘と息子に囲まれて幸せな毎日を送っていた。しかしその一方で、完璧な家庭を守るためなら手段を選ばない彼女は、ルールや秩序を乱す者を容赦なく殺害する連続殺人鬼でもあった。周囲の人々がそんなビヴァリーの正体に徐々に気づきはじめるなか、彼女は恐るべき冷静さと残忍さで次々と問題を解決していく。

「ロマンシング・ストーン 秘宝の谷」「ペギー・スーの結婚」などのキャスリーン・ターナーが主人公ビヴァリーを怪演し、「キリング・フィールド」のサム・ウォーターストンが夫ユージーン役、「クライ・ベイビー」のリッキー・レイクが娘ミスティ役、「スクリーム」のマシュー・リラードが息子チップ役で共演。

1994年製作/95分/アメリカ
原題または英題:Serial Mom
劇場公開日:2025年1月3日

その他の公開日:1995年4月29日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7

Images Courtesy of Park Circus/Universal

映画レビュー

4.5最高に笑える「シットコム」パロディの殺人鬼映画。ラムチョップでラムチョ~~プ!!

2025年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
じゃい

4.0こんな実話あってたまるか

2025年1月10日
iPhoneアプリから投稿

タイトル通り、連続殺人鬼なママが社会のルールを守らない輩を次々とシリアっていく話なのですが、いやもう殺し方はやたら雑だし(指紋すら拭かない)、殺す理由も「ゴミの日を守らない」レベルだし、でもなんだかんだうまくいくし、それをやたらテンポよくノリノリで描くもんだから終始笑いが止まりませんでした。

わたくしも、上映中すぐ近くに座ってた、スマートウォッチ光らせっぱなしだったバカタレを殺してほしかったです。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
克晴

4.5すごい作品があった

2025年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

世の中にはすごい作品があったもんだね。
めちゃくちゃ酷いシリアルキラーの話なんだよね。酷すぎる。
でも、全編、笑いでくるんでくるの。

シリアル・ママがライブ会場で英雄扱いされて、ステージ上で人が燃えてんのに大盛りあがりとか悪ふざけが過ぎるよね。でも、あのカルチャーを考えると、これぐらいのことはやりそうだな感があったりで、その辺の線引がうまいね。

ラストも放り投げる感じで終わっていて、実際の話しだったら家族も周囲も生き延びるのが大変そうだけど、いいよね、フィクションだから。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Scott

3.5軽快ブラックコメディ。

2025年1月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ブラックコメディと思えば痛快でノリノリに楽しいかも。シリアルママだけでなく周囲の人達もネジが外れた人ばかり。殺人シーンも真昼間のシーンばかりで昼帯ドラマみてるみたい。キャスリンターナーの快演もたっぷり楽しめた。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
peanuts