ジョニー・スエード

劇場公開日:

解説

ロカビリー歌手になることを夢見る青年の姿を描く青春ドラマ。監督・脚本は、ジム・ジャームッシュ監督の「ストレンジャー・ザン・パラダイス」や、山本政志監督の「ロビンソンの庭」の撮影監督として知られるトム・ディチロ。製作はヨーラム・マンデルと「こうのとり、たちずさんで」のルース・ウォルドバーガー、エグゼクティヴ・プロデューサーはウォルドバーガーとスティーヴン・スター、撮影はジョー・デサルヴォ、音楽はジム・ファーマーが担当。主演は「テルマ&ルイーズ」のブラッド・ピット。またミュージシャンで「ベルリン・天使の詩」のニック・ケイヴがゲスト出演している。1991年度ロカルノ映画祭金賞(グランプリ)受賞。

1991年製作/95分/アメリカ・スイス合作
原題または英題:Jonny Suede
配給:ボイジャーエンターテインメント配給(東京テアトル配給協力)
劇場公開日:1993年3月27日

ストーリー

マンハッタンの古アパートに暮らすジョニー・スエード(ブラッド・ピット)は、ペンキ塗りのアルバイトをしながらレコード・デビューを夢見る青年。突然空から降ってきたスエードの靴を履き、奇妙なリーゼント・ヘアをして、ニッキー・ネルソンのファンでもある彼はロカビリー歌手として成功するのが目標だ。ある日、ジョニーは変質者の恋人から逃げてきた少女ダーレット(アリソン・モイア)に出会う。一目惚れしたジョニーは彼女を部屋に招待し、一夜を共にする。今度は彼女の家に招待され、レコード会社の重役である母親に紹介されるが、ダーレットが元の恋人のもとへ戻ってしまい、レコード契約の夢は消えた。ジョニーはバンドジョニー&ザ・パースエイダーズを結成し、イヴォンヌ(キャサリン・キーナー)と出会い、彼女と暮し始めた。ある日、街を彷徨していると、ロック・スターのフリーク・ストーム(ニック・ケイヴ)に出会った。ジョニーはデビューを手助けしてもらおうと相談を持ちかけるが、フリークは自主製作レコードが出来るから知り合いに手配してやるとをつき、それを信じたジョニーはデビューの日を心待ちにしていた。誕生日の日、浮気がもとでイヴォンヌとケンカしたジョニーは部屋を飛び出し、一晩中街をさ迷い歩いた。ふとライヴハウスに入ったジョニーは、フリークとダーレットが仲良くしている姿を見て幻滅し、イヴォンヌのもとへ帰るのだった。

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