ジョー・ブラックをよろしくのレビュー・感想・評価
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大富豪の社長の前に現れた死神。 行動を共にする中で良心と愛情が芽生...
ブラピが美しい
大どんでん返し?
自分はどんな風に死ぬのかってことは昔から考えてたし、仕事でしんどいからボチボチ消えられないかなと思うことはあった。
長生きしたいとは思わないけど、急に死ぬのは迷惑をかけるかな、ガンなら死ぬ準備ができるから事故よりマシかな的なことを長年考えてきた私にとって、あんな美しい死神が迎えに来てくれるなんて夢みたいだわ…とウットリしながら観てました。
最後にどうなるかわからないまま、スプーンをくわえてるブラピが可愛い!とか、ブラピは脱いでもカッコいい!とか、いちいちブラピの美しさにため息ついてました。
それにしても、最後の伏線の回収が見事だったし、お伽話なんだからあのエンディングでよし。ブラピに見惚れてただけじゃなかった、ちゃんと感動できた作品です。
アンソニーホプキンス…、やっぱりすごい役者、彼が教えてくれた「愛」で、自分の父を思い出して泣けました。全国のお父さん、頑張って!
若かりし頃は理解出来なかった。
愛と人生の素晴らしさ。
10代の童貞の頃、初めてちゃんと観た恋愛映画。
美しい映画だったなぁと言う記憶の中、
20年経って久しぶりに観たけど、記憶の中の美しさより
美しかった。
童貞だった僕も大人になり父親になり、
ブラピの美しさだけじゃなくアンソニーホプキンスの
父親としての偉大さを知ることとなった。
にしても、ブラピが良い。
「ファイトクラブ」「セブン」のブラピも良いけど、
見た目は大人、中身は死神で童貞で駄々っ子なブラピも
素晴らしい。
三時間と長いんだけど、どの会話も詩のように美しく
心に残る。
2020年10月、コロナで疲弊してるのもあるのか、
芸能人の自殺も目につく。
今こそ観て欲しい映画、
アンソニーホプキンスが人生と愛の素晴らしさ、
生きる意味を教えてくれる。
20年も経つと価値観も変わって、特に恋愛感なんて変わって
10代の頃好きだったモノなんて、青臭くてピンと来ないかな
と思ったけど、素晴らしいものは時が経っても素晴らしかった。子供たちにも観て欲しい。
美しい話ながら……
別れを盛り上げるための伏線
アンソニー・ホプキンスがこのファンタジーを本物に
ラブシーンのおそろしい長さ
かつて話題になったが見ていなかった。
ミッドナイトランという映画が好きでマーティンブレストにウォルターヒルのような乾きやアクションを期待したが、これは濡れっぱなしのラブストーリーだった。
映画そのものも長く、情交シーンも長く、寄ったカメラで見つめ合うラブシーンも長く、ピーナツバターを舐めるだけのシーンも長い。
とにかくなにもかも長い。
しかもそれらが、ぜんぜん引いてくれない。
ゆえにブラットピットは嫌いではないが、この映画のぬめっとしたかれは好きではない。ほとんど彼の女性ファンにアピールする撮り方をしている。おそらく監督は意識的にアクション映画の方法論──短いカット割り──を封印していて、それが映画から乾きと朗色を奪っている。
ただし、ロマンチックなラブストーリーという需要からすれば映画は悪くない。が、こんなの彼女と見に行ったら、居心地悪すぎてたいへんなことになったろうな──などと思った。登場人物のブルジョアも昔の自分が見たら敬遠の対象だったと思う。
眉がきれいな曲線のヒロインはこの映画以外では見たことのない人だった。後年ワインスタインの犠牲者のひとりだったことを明かしている。
印象はラストの花火が豪華だったことだが、じつのところ、湿っぽくて長い映画から解放された解放感があの花火に集約されていた。
また、ジョーが車にはねられるシーンがめちゃリアルだった。あのシーンだけは確かにマーティンブレストだった。
面白い題材なのに面白くない
死神が事故死した青年の肉体を借りて、大富豪パリッシュの前に現れ死の通告をする。と共に、束の間の人間社会を楽しむというお話。人間界で誰もが避けられない”死と税金”をキーワードに物語が進む。ブラッド・ピットが初めてピュアな青年役を演じて、この作品最大のセールスポイントになっているのは、3時間の長い上映時間をどうにか持たせていることで明らか。但し、死神を演じるピットの演出コンセプトがピットの魅力を生かしていない。キリスト教の敬虔な信者と思われるマーティン・ブレスト監督の死神の設定が真面目過ぎてユーモアが足りないのだ。さすがにアンソニー・ホプキンスは演技と脚本を同質にしているが、作品としては彼の演技に頼りすぎ。社長室で心臓発作を起こすアップカットのモンタージュは、しつこくて頷けない。対比としてピットの死神は、人間界を時にシニカルに時にユーモアたっぷりに描けば、ピットも演技の幅が表現できただろう。ピーナッツバターの美味しさだけでは勿体ない。クレア・フォーラニーは、感情の整理が付かない時の一寸した仕草と視線が美しい。
深刻さが勝る内容を考えると、映画の題材ではなく小説のほうが合っている。丁寧な画面作りに恋愛と親子愛の大切さをじっくり描写はしているが、小説なら死神とパリッシュの会話にもっと生きた人生の言葉(台詞)が表現され、説得力を得たと思う。
映画のストーリーテラーの点でも尺が長すぎるし、コンセプトの点でも最終的に何を言いたかった作品なのか解りにくい。ブラッド・ピットファンのための映画と称されても仕方ない。
心に残る映画
エマニュエル・ルベツキの業
ブラピが若く美しい
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