ジョーズ2

劇場公開日:1978年12月2日

解説

殺人ザメの恐怖を描いた「JAWS・ジョーズ」の続編で、前回と同じ観光地アミティを舞台に再び観光客を襲う殺人ザメとその恐怖から人々を守ろうとする警察署長との闘いを描く。製作はリチャード・D・ザナックとデビッド・ブラウン、監督は「燃える昆虫軍団」のジャノー・シュワーク、脚本はカール・ゴットリーブ、原案はピーター・ベンチリー、撮影はマイケル・バトラー、音楽はジョン・ウィリアムズ、特殊効果はロバート・A・マッティ、製作デザインはジョー・アルヴスが各々担当。出演は前作に続いて「恐怖の報酬」のロイ・シャイダー、ロレイン・ゲリー、マーレイ・ハミルトン、ジョセフ・マスコロ、ジェフリー・クレーマー、アン・デュッセンベリー、マーク・グルーナー、バリー・コー、ドナ・ウイルクス、G・トマス・ダンロップなど。日本語版監修は高瀬鎮夫。テクニカラー、パナビジョン。1978年作品。

1978年製作/アメリカ
原題または英題:Jaws 2
配給:ユニヴァーサル=CIC
劇場公開日:1978年12月2日

あらすじ

白い人喰ザメがマサチューセッツ州の小さなリゾート・タウン、アミティを襲ってから3年の月日が過ぎた。事件直後、海水浴客はバッタリ途絶え住民の生活はおびやかされたが最近ではやっと客足も戻り、夏の海開きを前に活気づいていた。ホテルのオープン記念式典にはボーン市長(マーレイ・ハミルトン)をはじめ、町の名士が出席し、来賓席にはアミティ警察署長のブロディ(ロイ・シャイダー)とその妻エレン(ロレイン・ゲリー)、そしてアミティ海水浴場の開発業者ピーターソン(ジョセフ・マスコロ)などの顔も見られた。エレンはこのピーターソン会社にPR係として勤めていた。このホテルの室内プールにはブロティの息子のマイク(マーク・グルーナー)が友だちと連れだって楽しい時を過ごしていた。市長のスピーチが終ってミス・アミティのティナ(アン・デュッセンベリー)がテープ・カットし祝典の最後を飾っている頃、沖でスキン・ダイビングしていた2人の男が行方不明になり、翌朝、漂着した無人のモーターボートが発見された。報告を受けたブロディは途端に不安に襲われる。3年前の恐ろしい体験以来、海の事故の知らせを受けるたびに同じ気持ちに襲われるのだった。ブロディの浮かぬ顔をみて署長代理のヘンドリックス(ジェフリー・クレーマー)が付近一帯の捜査をかってでるが、行方不明者の手がかりはつかめなかった。数日後、町の老人が、偶然、水上スキーを楽しんでいた少女が突然転倒し、ボートが粉々になるという現場を目撃する。翌日、マイクは仲間の若者とヨットを何隻かつらねてアミティから数マイル離れた半島の灯台まで遊びに行き、そこで何ものかに腹を喰いちぎられたシャチの死骸を見つける。ブロディはボーンを訪ね、処置をとるように申し入れるが無駄に終わる。ある日サメらしいものを見張塔から発見し、全員を海中から退避させるべく拳銃を乱射したブロディは、市長からクビを言い渡される。翌日、父の注意を無視したマイクら若者達がまたヨットで沖に向った。子供たちのいない事を知ったブロディは彼らのあとを追い、サメに襲われた別のヨットを発見する。警備隊のヘリコプターまで巨大なサメに襲われ、子供達は洋上に孤立した。そこに到着したブロディは父親に助けを求める叫び声に恐怖も醒め、サメにケーブル線を叩きつけ、サメの歯牙にケーブル線をわたした。ケーブル線を噛み切った瞬間、感電したサメは炎と化し海中に沈下していくのだった。(ユニヴァーサル映画=CIC配給1時間56分)

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0前作から観るべし アミティ島は、ニューヨーク州ロングアイランドの沖...

2025年7月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

前作から観るべし

アミティ島は、ニューヨーク州ロングアイランドの沖合にある架空の観光地という設定だけど、モデルはサメの町NY州モントーク。

悲劇から数年後。観光業が復活し、再び平穏を取り戻していたアミティの町。しかし、再び正体不明のボート事故や失踪事件が相次ぐ。
前作のような「ミステリー調」は減り、パニック・アクション要素が強めとなった。電線に噛みついたり、船に体当たりしたりと、より凶暴になったような。

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ホンマサ

2.5サメやりたい放題

2025年6月1日
iPhoneアプリから投稿

1作目と比べると、サメが強くなり過ぎて現実味が減り、水面から顔出しまくって出し惜しみないのがちょっとなぁ…です。

感電させて倒すシーン、そんな近くにいたら主人公も感電しないのか?と。

1作目以上の恐怖をだすためには、そういったシーンをつくるのも致し方ないんでしょうが…

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きい

3.5サメ再び‼️

2025年5月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD

怖い

興奮

ドキドキ

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活動写真愛好家

4.00164 ヘンドリックス「先輩!先輩はもう署長じゃないんで私の言う事聞いてください」

2024年8月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

1978年公開
お前はトオル署長か?!(笑)

本作は単独作品としてもなかなか見応えあり。
1作目がなかったら結構評判高かったのでは?
1作目の水中からゆっくり獲物を追う目線から
2作目はスピード感ある追跡モードにも新味。
1作目よりみんな大人になってそれがゆえのアクシデントも
納得。
でもやっぱり最後は子供たちを助けるべく
ヒーローに変身して闘うお父さんロイシェイダー応援するぜ!
ヤノット・シュワルツ監督はもっと評価されても
いいと思う。
80点
初鑑賞 1980年10月10日 三番街シネマ1(ジョーズフェスティバル)

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NWFchamp1973

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