ジョーズのレビュー・感想・評価
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映画館に大行列を作った大作
スピルバーグ監督の超大ヒット作。映画館に長蛇の列が出来ていたのを見たのはこの映画からだと思います。今観ると、突っ込みどころ満載の特撮ですが、BGMと連携した見事なオープニングは見所です。歴史的な作品として観ておくべき作品です。
アイデアの宝庫
本物と信じた小ニの息子曰く
「この映画本当に犠牲者出してんじゃん!最低!」
これ以上の褒め言葉はないように思う。
始まって一時間ジョーズの姿を見せない。
音楽で恐怖を煽る。
スカしを使って飽きさせない。
後半のバトルシーンも姿を安易に見せるのではなく、
樽でそこにいるのを分からせたり、
何だ見せない気かよ!と思ってたらリアルなジョーズが
ドーン!
面白過ぎるし、色褪せない。
CG映画だとCGの進化に伴って、
古いCG映画はちゃちく見えるけど、
全くそんな事がない。
偽物と分かってても、ここは本物じゃないのか?
って思う。
子どもの頃震えながら観てたけど、間違いじゃなかったな。
興奮しっぱなしの超有名サメパニック映画!
有名どころなので、気になって見ました。
海岸に人喰いザメが現れて、そのサメを退治する物語です!
終盤は特に興奮が止まらないですね!
サメ退治しているところはずっと緊張しっぱなしでした!
サメが来るときのあの音楽はとても有名ですね。
その人喰いザメがめちゃくちゃ強いです。
怖すぎ!
そのサメに対してどう退治していくのかがとても魅力です!
興奮を味わいたい方には、刺激的な体験を与えてくれると思います!
海水浴に行くたびに思い出しそう
名作と名高いけど勇気を出して言えばイマイチだった。
確かに題材もよく、事件が起こりお偉いさんにイライラし、主人公達が立ち向かうという王道パニックの王道を作った作品かもしれない。
でも街の人々の描写が浅く甘いな、と感じたし、サメ退治に行ってからのテンポが悪いとも感じた。
スピルバーグ独特のカメラ配置は緊迫感出していてよかった。
これを基準にすると後続厳しい
サメ映画といえば言わずと知れたコレ。
ストーリー的にはありがちだが…ありがちと言われる元にはこの映画あり。
変な遺伝子操作も無く頭が2つもある訳でも無く
体長が50メートルある訳でも無く空から飛んでくる訳でも無く砂を泳ぐ訳でも無いが
身近でリアルだから怖い。
王道のサメ映画なんてこう作る以外に作り方あるのか?
今観ても70年代に作られたと思わせない恐怖。もちろんCGなどあろうはずも無くハリボテ感を感じさせない見事な作品。
むしろ現在の本物の鮫の映像の使い回し、CG感丸出し映画の方が創りもの感満載。
これを星5にしとかないと後が厳しい。
やっぱりこれだよなぁ〜
☆久し振りに鑑賞☆
子供の頃は TVで“〇〇ロードショウ”とか、“〇〇洋画劇場”とか(笑)、TVの前で良く観てました。
恐らくその頃以来に観たかも知れません(笑)。
海という 人間にとっては不利な状況の中、忍び寄る黒い背ビレ…これは本当に恐ろしいし、何と言っても 楽曲がその恐怖を増幅させて、良く出来てる作品だと思う。
サメが来た!と思いきや…ただのイタズラじゃねーかと思わせておいての!…の“振り”も良いし(笑)。
それに、水面に薄っすら見えるサメの顔が何とも言えない。
っとは言っても、サメは好きなので 見てるだけでワクワクしました(笑)。
っていうか、海洋学者のフーパーがリチャード・ドレイファスだったって…初めて知りました!
小学生の頃、とても怖かった
その後、家で見て。
久しぶりに劇場で見ましたが。やっぱりスクリーンで見なければならない映画ですね。
島に住んでいる人たち。主役の三人の気持ち。
へー、なるほどー。と。
大画面であらためて感じました。
ありがとう、午前十時の映画祭。
☆☆☆☆★★ これぞポップコーンムービーにして、問答無用のサメパニ...
☆☆☆☆★★
これぞポップコーンムービーにして、問答無用のサメパニック映画の元祖。
でも当時はまだポップコーンはなかったんじゃなかろうか?
はっきりと憶えているのは、〝 あの 〟懐かしき《スピン》を食べながら観た想い出が。
私にとって『ジョーズ』は、《スピン》の味と共に記憶されているのであります( ˘ω˘ )
コロナ騒動の最中に鑑賞すると、なかなか皮肉に満ちた感覚を味わいながらではありますが…って事で原作は公開前に読了済み。
偉大なる映画の系譜は突然に訪れる。
ジョージ・A・ロメロが、必ずしも最初のゾンビ映画を製作したとは言えないのだろうが。『ナイト・オブ・ザ ・リビング・デッド』が、その後のゾンビ映画の隆盛の基になったのは明らかだと思う。
と同時に、やはりサメ映画の元祖にして最高傑作と言って間違いないのがこの『ジョーズ』であろうと…。
そんな偉大な映画として、もう1つ言わせて貰うと。【天才スピルバーグ】の名を高めた神ショットの連続と。ヒッチコックが『めまい』で効果的に使用したものの、歴史に埋もれかけていた名ショット(一瞬、血の気が引いた様な)を再び表舞台へと引き上げた功績。
【天才スピルバーグ】の神演出としてよく言われるのが、観客も同時にサメに襲われている感じを出す為に、カメラを海水ギリギリの位置に置く手法。
それはもうその通りなのですが。それ以上に、一連の流れの中で、観客に与えるハラハラドキドキ感の素晴らしさがある。
1つの例として挙げると。主要な3人が船に乗り、本格的にジョーズが登場する場面。
樽を使い、この樽がなかなか姿を現さない【敵】の目印となるのだけれど。あの有名となったジョン・ウィリアムズの曲と共に、黄色い樽そのものが「来るぞ!来るぞ!」と、観客の恐怖心を煽る。
それまで、饒舌だったロバート・ショーが。ジワリジワリと対決に向けて準備をする傍ら、陸では腕っぷしの強いロイ・シャイダーも、海では初心者ドライバーの様な立場。海の男に溶け込む為に慣れない縄と格闘し、やっと上手くいったその瞬間にゴングは鳴る。
この場面の流れの素晴らしさは、作品中でも群を抜いていると思う。その姿を現した《バケモノ》の恐ろしさを、その少ない登場場面でどれ程のモノか?を見せつけているだけに。滑る甲板を動くだけでも。その怖さが存分に伝わって来る。
更には、黄色い樽が疾走するその時に併せ。ジョン・ウィリアムズの音楽は。メインタイトルの影に隠れてしまっている感は否めないものの。その疾走感を最大限に発揮しており。今回観直した事で、その素晴らしさを再認識させてくれた。
個人的には、この後に1番好きな。大の大人が子供の様に《傷跡自慢》した後に訪れる、ロバート・ショーの原爆秘話も(真実かどうか?はどうあれ)晩年のロバート・ショーの中でも最高の演技だった。
ただ残念に感じた場面もまた1つ。
初見の時にビックリして椅子から腰が10㎝は浮き上がった、突然ジョーズが飛び出して来る場面。
当時は現在の様にネットもなく、予告編も現在の様に〝観てもいないのに観た気になる。ある意味で、予告編に出て来た映像を本編で確認するだけの鑑賞模様 〟になりかねない時代。しかし当時はそうではなかっただけに、多くの人があの瞬間に同じ様に飛び上がった筈だった。
だがその演出も。今ではホラー映画等では、当たり前の様に使われているだけに。実にアッサリとその場面は通過してしまった感じで…この事実は本当にショックだった。
ジョーズとの死闘は唐突気味に最後を迎える。
昨今の映画だと2の矢3の矢…と、「そこまでやるか!」とばかりの展開になるのだが、何ぶんにもこの時期にはまだそんな要素はなかった。
『キャリー』でサプライズエンディングのはしりとなるのは『ジョーズ』から数年後の事で。アクション映画に於ける《死んだと思った敵がもう一度襲って来る》元祖と言えるのが(個人的な考え)『マッドマックス2』で、更に数年後の事。
それだけに今改めて観ると、やや物足りなく感じでしまうのは致し方ないのだろう。
初見 松竹セントラル
2020年4月3日 TOHOシネマズ日本橋/スクリーン9
ジャージャン!
ジョーズのテーマが流れるだけでドキドキ、ワクワク。
水中カメラのカットになるだけでワクワク、ドキドキ。
名作と言われる作品ってそういうことだと思った。
それにしても、街の収益を優先して海を封鎖しなかった市長と、アベノミクスの成果を優先して春節のタイミングを逃すまいと中国人入国を制限しなかった安倍総理がドンピシャで重なった。。
きっと、安倍氏と周りのゴロツキは「ジョーズ」を見てないんだろうなあ。
けっこうグロい…(*>д<)
BS朝日 吹替版
今まで何度か観てると思うけど、改めて鑑賞。 サメ映画は星の数(?)ほどあるけど、やっぱり「サメ映画=ジョーズ」という感じですね。
でも…こんなにグロかった!?とビックリするほどグログロで、目を覆いたくなりました。
メイキングをみたら、面白さ倍増!
ジョーズの制作エピソードはなかなか面白い。
激突!と似た映画だ、とスピルバーグは思った話 とか
ジョーズの仕掛けが全然動かなくて苦労した話 とか
タルで位置を把握しようとしていたが、実はタルで辛うじて浮いてる状態だった とか
制作話だけ聞いていると、とても出来の良い映画に聞こえないが、実際に見てみたら今見ても楽しめる、素晴らしいモンスターパニック映画に仕上がっている。
やっぱり、スピルバーグは天才か!
JAWS in CONSERT@パシフィコ横浜
初の生オケ上映にて。
この映画、ちゃんと通して観たのは初めてだったかもしれない。CG無き時代の作品で、今観ても緊張感と迫力を感じられるのが凄い。リアルタイムで観た観客の驚きはどれほどのものだっただろう。CGが無いからこそあの演出に至ったのかもしれないと考えると、映画って凄い。
生オケ上映も、豪華な体験だった。音楽がかなりのウェイトを占める作品なので非常にマッチしてたと思う。慣れるまでは演奏の方が気になって映画に集中できなかったけど、途中からは自然に観られた。高いけど、たまには行くのは良い。
大きいスクリーンで体験すべき
USJのアトラクションは乗ったことあるし、名作だからなんとなく知ってたけど、今回初見。
楽しい!
USJのアトラクションなんかより数万倍楽しい!!
いくらアトラクションやVRやら、色んなエンターテイメントが出てきたとしても、やっぱり映画でしか味わえない体験がある。
それを改めて感じた。
この映画の中で音楽が大きな意味を持っていることは明らかだし、物語自体を本筋に戻してくれるのは音楽。
素晴らしい。
ドゥードゥン…ドゥードゥン…ドゥードゥンドゥードゥン
映画自体は観たことなくても、音楽自体は様々なところで使われており何度となく耳にしてきた。映像と合わさってみると、さらにインパクトがあった。
キューブリックの『シャイニング』もそうだったが、知らず知らずのうちに、今作の影響を受けたものを観ているのだろう。ビーチのシーンで、カメラの前を人が横切るたびにアップになっていったりカットが変わったりする演出が好き。本物のサメ自体がちょっと作り物めいたところがあると思っているので、当時の技術で作られている特撮シーンもあまり違和感なく観れた。
ちゃんと映画館で観ることができてよかった。『午前十時の映画祭』ありがとう!
スピルバーグ力
午前10時の映画祭で鑑賞。
恥ずかしながら初めてのジョーズ。これがまあ面白かった!
これ程シンプルな話を最初から最後まで見せるスピルバーグの演出力にぶったまげてしまう。
カナヅチで海嫌いの警察署長。サメオタクの海洋学者。荒くれ者のサメ狩り漁師。錨マークのスーツがオシャレだけど今なら大炎上必至の市長。なんとも魅力的なキャラクター達が巻き起こす、いや巻き込まれる見事なサスペンス映画。
見事なカメラワークと素晴らしい音楽、どこで何を見せて見せないか&聞かせるか聞かせないかのバランスがもう完璧。
これを27歳でやってるっていうんだからもう脱帽である。
スピルバーグ映画全部見たい!スゴイぞスピルバーグ!
スピルバーグを一気にブランドに押し上げた傑作
公開時は中学生だった。
オープニングの女性が全裸で泳ぐシーンが、同級生の間では一番の話題だった(恥っ)
この頃はまだ、テレビの洋楽番組で観た「激突」と同じ監督だとは知らなかった。
スピルバーグがテレビディレクター時代の作品「激突」は、アボリアッツでグランプリを獲得し、業界では評価を得ていたものの、映画監督として一般に名前が知られる存在ではなかったが、「JAWS/ジョーズ」以降“スピルバーグ”はメジャーブランドとなった。
午前十時の映画祭で観賞。
非の打ち所が見当たらない。
室内から、サメ退治に出発する船を窓枠に掛けられたサメのアゴの骨越しに捉えたカットや、
船の縁をつたって慌てて船室に入ろうとしたブロディ署長の顔先に、クイント船長が持ち出したモリの鋒がヌッと突き出てきて、ブロディがギョッとするカットなどは、スピルバーグ得意の娯楽的な構図。
サメにどうやってクスリを注入するかを「モリで口の中に直接打ち込む」「そんなこと出来るわけがない」と議論した直後に、三人で檻を組み立てているシーンに切り替わるテンポの良さなどは絶妙。
本作ではまだスピルバーグは雇われ監督だったが、脚色に名を連ねてはいないものの、脚本家たちと日夜ディスカッションを繰り返しながら物語を作り上げたそうだ。
恐らく、スピルバーグのアイディアがたっぷり盛り込まれているだろう。
冒頭で羽目を外し過ぎた若者が最初の犠牲者になるのは、いかにもホラー映画的。
目先の利益を優先して惨事を招いてしまう市長は、パニック映画に欠かせないステレオタイプの存在だが、安直に彼を犠牲者にはしない。
男同士の意地の張り合いは、西部劇にも通じるテイストで、活劇のハラハラドキドキの中に笑いを誘ってくれる。
とにかく、映画を面白くするためによく考え抜かれている。
そして何より、本作でジョン・ウィリアムズと組んだことが、スピルバーグにとって最大の利益だったと思う。
ジョン・ウィリアムズは、既に映画・テレビの劇伴の世界では売れっ子作曲家だったが、本作が彼の一般での知名度を急上昇させた。
スピルバーグは、映像と音楽を一体化させる演出の効果を実感したのではなかろうか。
この後、シリーズはもとより、亜流類似のいわゆる動物パニック映画が続々と作られることとなり、エポックを画した。
中には良作もあるが、本作は未だに色褪せずそれらの代表格に位置していると思う。
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