ジョーズのレビュー・感想・評価
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King of the サメ映画
何回観たか分かりません。
神映画だと思ってます。
サメ映画!はこれ!
古い映画ながら音楽、演出、映像、本当に素晴らしい。全く古さを感じない!
(登場人物の服装とか髪型とかからは時代感じます笑)
どんな技術を駆使しても他に追随許さない名作。
数あるサメパニック映画と一線を画す「風格」
のようなものがこの映画にはあるように感じます。
鮫の見せ方が本当に怖い。
視覚的にも怖いし、音楽がまた怖い。
「静」「動」どちらも怖い。
その落差が怖い。
ガーンと襲ってくる時の「動」と
穏やかに凪いだ海や海中の「静」
夜の船の上での男3人の鮫傷自慢中のクイントの
話も静かで心底怖かったー…
あのシーン特に好きだなぁ。
戦闘シーンもまさに海の男と鮫の「死闘」!
老人と海を彷彿させます。
この映画のせいで私今だに海は浅瀬しか無理です。
インディアナポリス号
この作品は恐怖映画の名作として、なかなか観れずにいるという人が多いのではないでしょうか。前半は確かに平和な海岸に突如出現した人喰いザメの恐怖を描いておりますが、サメの姿を見せずに恐怖を煽るというスピルバーグ監督の巧みな演出によって安心して観る事が出来(それでも怖いですけど)、後半は「インディジョーンズ」を手掛けたスピルバーグ監督らしく、3人の男と人喰いザメの直接対決を描く海洋アドベンチャーとしてワクワクさせてくれます。しかしこの作品のキモはオープニングと終盤に訪れます!!酔っ払った女性がアミティの海岸を全裸で泳ぎ始め、苦しみのたうちまわる姿が画面いっぱいに捉えられる!そしてロイシャイダー、リチャードドレイファス、ロバートショウらが交わすインディアナポリス号(戦争中に魚雷攻撃を受けて沈没し、脱出に成功した船員たちもサメの餌食になった悲劇の米巡洋艦)についての会話!この2つのシーンは作曲家ジョン・ウィリアムズの有名なサウンドと相まって、CGが作り出すモンスターよりはるかに恐ろしい存在を、観る者の意識に訴える名場面だと思います‼️
サメを写さず恐怖を煽る
「ジョーズ(JAWS)」は後に「インディ・ジョーンズ」や「ジュラシック・パーク」などヒット作を連発することとなるスティーヴン・スピルバーグ監督による出世作であり、1975年の米映画である。
言わずと知れた海水浴トラウマ映画です。
ホオジロザメ怖すぎですね。
しかし、この映画なかなかサメが出てこない・・・。
サメファンとしてはもう少しサメのかっこいい迫力あるシーンが見たいと思うのですが、焦らして焦らして焦らしまくります。
お馴染みのBGMやヒレの演出でサメを撮らずしてそこにサメがいることを表現するスピルバーグのテクニックなんですが、もっとサメが見たいとなるのは僕だけじゃ無いはずです(笑)
サメの動きやフォルムがちょっと作り物っぽいのは50年前だから仕方無いか。おっさん同士の会話も自分には退屈でした。
パニック映画の金字塔
勝手にイメージしていた映画とはまったく違いました。
ラストの鮫を仕留める闘いは、『老人と海』のオマージュのようでした。
男のロマンですね。
1975年(アメリカ)。監督:スティーブン・スピルバーグ。
原作:1974年作のピーター・ベンチリーの同名小説。
ある避暑地の島。
ビーチで若い女性の変死体が見つかる。
無惨な残骸で、警察署長のロイ・シャイダーは人喰い鮫の仕業だと確信。
恐怖に震える。
ビーチを封鎖して遊泳禁止にすると、市長が「この稼ぎ期にとんでもない」と大反対。
すると、混雑する海に人喰い鮫が現れて、男の子を飲み込んでしまいます。
ここから、テレビ中継車も現れ、ビーチはパニックになる。
大事に気付いた市長も、鮫を退治することに賛成して、
プロの鮫ハンターのクイントと署長そして海洋学者のリチャード・ドレイファスは、
クイントのボロ船に乗り込む。
イザ、鮫退治だ。
ここからが面白い。威張り散らすクイント(ロバート・ショウ)は、誰が見ても敵役。
海を知らないロイ・シャイダーは、最初、足手まとい。
海洋学者のドレイファスは、色んな道具・・・自分が檻に入り檻ごと海中に潜り鮫に一撃を喰わせる
つもり・・・とか、なかなか勇敢です)
海洋活劇・・・と書きましたが正に鮫と人間の死力を尽くした死闘。
(鮫は機械仕立てで、しょっちゅう故障したそうです)
ウワッと海から飛び上がり、頭とデカい歯を剥き出して威嚇する。
そして酔っ払いのクイントが暴走する。
抑制の効かないこの男は、ブレーキを踏むことを知らない。
(それが良いアクセント)
生きるか死ぬかの鮫と人間の知恵を絞った闘い。
ボロ船は木の葉のように揺れて、あわや・・・???
ラストはスリルも爽快感もあり中々の面白さでした。
人喰い鮫が人を食いちぎって大暴れ!!
ビーチは血に染まり、阿鼻叫喚のパニック映画・・と勝手に想像していた私。
沈着冷静で出来る男、警察署長のロイ・シャイダーがカッコよかったです。
間違いなく音楽が主役♪
映画鑑賞について色々考える
ジョーズを初めて鑑賞したのは小学生の時。
近所に出来た、いわゆる町の電器屋さんみたいなお店のデカいテレビで観たんだが、字幕だったか吹き替えだったかをまったく覚えてない。
ただ、要所要所でのシーンを明確に覚えているのは、その後テレビ放送で何度も観たためにインパクトのあるシーンが脳内に刻み込まれているんだと思う。
映画監督、脚本家、スクリプトドクターの三宅隆太氏が一人で喋っているSpotifyのポッドキャスト番組
「スクリプトドクターのサクゲキRADIO」にて
『滝田版JAWS』オーディオコメンタリー(風)特集
という回がある。
これが面白い回で、三宅隆太氏はジョーズを物凄い回数鑑賞しているのだが、基本的にはいわゆる地上波という形式で、主演のロイ・シャイダーを滝田祐介が吹き替えているバージョンに強い影響を受けているということを軸に、Blu-rayの吹き替え版を観ながらオーディオコメンタリーを展開するという回。
映画制作に携わる人の視点で語られるカット割りやセリフまわしなどの構造的な話から、吹き替えのテレビ放送された洋画が映画そのものを語るうえでいかに大切であるかという話まで、非常に充実した内容になっている。
「吹き替えのテレビ放送された洋画」
とは、劇場版、ソフト版とはまた別の、もはや一つの確立されたカテゴリーである。
このサメは美食か悪食か?
サメ映画だけどサメが主役にあらず
サメ映画といえば、B級を中心に数多くの作品が作られていますが、その元祖、本家本元と言うべき作品。さすがの面白さでした。
最近のサメ映画は、とにかく「サメ」のインパクトを強くしようとして、知能が高かったり、恐ろしく巨大だったり、空を飛んだりしますが、本作の面白さはサメそのものではなく、主人公達、人間側にあるように思います。正義感が強くて海嫌いな主人公、サメマニアの海洋学者、そして荒くれ者の凄腕サメハンター。この凸凹3人衆がサメ退治を通じてお互いを認め合い、友情を深めていく様子が描かれており、サメが登場しないシーンでも彼らの掛け合いが面白く、ダレることなく観られるので、この映画の主役はサメではなく人間であると感じました。サメに頼り切らず、人間ドラマの部分もしっかりしているところが名作たる所以なのでしょう。
CGでは出せない圧倒的恐怖
【”本家本元” 夏はヤッパリ、サメ映画だね! 誰もが聴いたことがある、ジョン・ウィリアムズのジョーズのテーマが、この作品の名を上げたのは、万民が知る所である。人間集団心理を描いた作品でもある。】
ー ”アミティア島へようこそ!”という看板が立っている、アミティア島。夏場の海水浴客の落とす金が、島の収入源の一つである。ー
◆感想
1.集団心理の描き方とナカナカ姿を現さない”ジョーズ効果”
・若い娘が、サメに食べられたのに、それを否定し、”スクリューの巻き込まれた”と言う、観光関係の人々。
・サメが釣りあげられ、ヤレヤレ・・、と思う人々。
・ブロディ署長は、海洋研究会のフーパーの意見”口の大きさが違う”を聞き入れ、市長に警告するが・・。遠泳をしている子供が犠牲になる。
・それでも、海開きを強行する市長達。全米から押し寄せる海水浴客。けれど、誰も海に入らない・・。
・市長が、海に入る事を促すと、恐る恐る海に入る人々。徐々に怖さが薄れ・・。TV局のレポーターもやって来て・・。
ー 皆で、サメのいる海に入れば、怖くない・・。ー
・息子をサメに食べられた夫人のブロディ署長への、強烈な平手打ち。
”貴方はサメが居る事を知っていた。貴方が息子を殺した事を、忘れないで!”
2.漸く姿を現したジョーズの狡猾さと、人間との知恵比べ。そして、傲慢さが招いた破滅。
ー 因みに、今作では”ジョーズ”と言う固有名詞は出て来ない・・。ー
・湾で新たな犠牲者が出て、漁師もヤラレ、漸く、ブロディ署長と海洋研究会のフーパーと傲慢なサメ猟師クイントは、クイントの襤褸船で巨大人食いホオジロザメ鮫を仕留めに行くが・・。
<ご存じの通り、今作では再後半にならないと、ジョーズは出て来ない。背びれはチラッと映るが・・。
誰もが聴いたことがある、ジョン・ウィリアムズのジョーズのテーマが、この作品の名を上げたのは、万民が知る所である。>
鮫側に感情移入させる高等テク。
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