ジョーズのレビュー・感想・評価
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久々に観たら
やはりサメ映画の決定版とも言える作品。
この作品以降、『ディープブルー』まで20年以上サメ映画は不毛の地であったが、その事が如何に『ジョーズ』が名作であったかを裏付ける証拠と思う。
登場人物もきっちり揃っており、観光地であるが故にそれを優先し犠牲者を増やす事業者と首長(笑)
よそ者であるが故に馴染めない警察署長と
サメ狩りに燃える変わり者の船長とサメ大好きの研究者のトリオがオルカ号でサメ退治するのが燃える(笑)
樽が浮かんでくるエピソードやケージに入って戦うなど盛り上げておいてのラストはホッとする。
古くささはあるが、今見ても色褪せないサメ映画です。
こんないい映画だったとは(汗)
これほど面白い映画だったとは・・・
ただ鮫が人を襲う迫力ある映画だけだと思ってた。
確かに迫力あるけど、それだけじゃなかった。
んでもって、もっとベタなものかと思ってたけどリアリティのある鮫vs人の攻防戦だった。
クイントさんがいなくなっちゃったのが悲しい。
現実ではこうなんだけど
今や古典的な名作、やはり何度見ても面白い。見ずには死ねない1本です...
さすがスピルバーグと言うべきか。
ジョーズ
✴︎あらすじ
アメリカ東海岸に位置する海辺の田舎町アミティの浜辺に、若い女の遺体が打ち上げられた。町の警察署長ブロディは死因を「鮫による襲撃」と断定、ビーチを遊泳禁止にしようとするが、夏の観光で成り立つ町の有力者はこれを拒否する。対応の遅れから、少年が第2の犠牲者となる。
少年の両親が鮫に賞金をかけたことで事態は公となり、アメリカ中から賞金目当ての人々が押し寄せたアミティは大騒動となった。その対応に追われる一方で、ブロディは鮫の専門家である海洋学者フーパーを呼び寄せ、協力を求める。フーパーは最初の遺体を検視し、非常に大型の鮫による仕業と見抜く。
そのころ、イタチザメが捕らえられた。町中が事件は解決したと喜ぶ中、フーパーはイタチザメの口のサイズが遺体に残る噛み跡より小さいことから、別の鮫である可能性を指摘する。念のために鮫の消化器官の内容物の確認を提案するが、市長は反対した。納得できないブロディとフーパーはその夜、秘密裏に鮫の腹を裂いたが、人が食べられた痕跡は確認できなかった。フーパーの所有する調査船で鮫の探索に出た2人は、アミティの漁師の船が漂流しているのを発見する。調査のため海に潜ったフーパーは、船底に刺さっていた大きなホオジロザメの歯を見つけるが、漂う漁師の遺体に驚いた拍子に紛失する。
翌朝、2人は市長に「犯人は巨大なホオジロザメであり、すぐに海を閉鎖する必要がある」と申し出るが、利益を優先したい市長は、証拠となる鮫の歯がないことを理由にこれを拒否し、海開きを実施する。その結果、観光客を鮫が襲うという最悪の事態が発生する。
そこでブロディは、地元の漁師クイントを雇い、鮫退治を提案する。ブロディ、フーパー、クイントの3人は、鮫退治のため大海原へ乗り出す。しかし、現れたホオジロザメのサイズは、彼らの予想をはるかに上回るものであった。ブロディ達と巨大ザメとの激闘が始まる。
✴︎感想
頑なに市民の命より町の稼ぎを気にしてる市長にイライラした。ジョーズのイメージがもっと大きい鮫かと思ってたから、映画で見てあまり大きくなくて拍子抜け。でもオリに衝突してオリを曲げちゃう所とか、傲慢なおじさんを食べる所とかはすごい迫力だった。
最後偉そうにしてた傲慢おじさんはやっぱりしんじゃうのね。涙
仲が悪くて一番威張ってたけど、そこまで悪い人でもないのかな?って所でしんじゃうっていう。。
酷かった。
なぜだろう
白骨化した遺体もサメもどう見ても作り物であるのにも関わらず、目が離せない。
これはサメの他に船員同士が仲が悪いという不安要素もあるからだが。
しかし、最後は気の毒だったなぁ。
全員助かってほしかったよ…
動物パニック映画の皮を被った冒険活劇!
まだ小学生の頃、父と映画館で観た際、かなり前方の席に座り大きなスクリーンを見上げた事を覚えてます。 そこに映し出されるあの映像と音楽は、少年を強烈にビビらせたくせに、あの時のワクワク感が忘れられず今でも映画館に通うキッカケとなった名作。
その後のスピルバーグ作品を観てワクワク感の正体が解りましたが、この映画は、泳げない保安官と経験が無い海洋学者と荒くれサメ猟師の海洋冒険活劇なのです⤴︎
段々打ち解け合う3人の楽しいキズ自慢シーン!オルカ号の向こうに星が流れるシーン!サメとの最終決戦からエンドロールまで西部劇の様なカメラワークと音楽!
その本質は紛れもなく男の冒険活劇なのです。
皆様どうか本作を恐怖の動物パニック映画とかサメ映画とかいうジャンルに入れないでください。
ジョーズ2からは、そのジャンルに入りますけど⤵︎
因みに今でも映画は前の方で観てます。
色褪せない迫力
僕も含めて、若い人って昔の映画だと音楽や効果音が無くて、長い映画だと途中で飽きて観るのを止めてしまうイメージがある。
今作、2時間以上あるのだが、そんな若い人でも楽しめてしまうのではないか。
ホラーに関しては半端無いものだった。
スティーブンの関わった作品は、今まで観てきた中でだが、個人的には今作とE.T.、激突!以外は、何かしらが欠けていてそこまで凄い作品とは思えなかった。
しかし、今作は 娯楽映画の要素を掴んでおきながら、サスペンス、恐ろしさ、生々しさ、リアルさもすべて完璧に思える。
正にパニックホラーの大傑作ではないか。
僕が一番凄いと思ったのが撮影方法。
この時代は当然CGなどの技術などほとんど発達していない。つまり、この巨大ホホジロザメは人形なのだ。
しかも、ダイバーが何人かで手で操作しているのに、かなりリアルに仕上がっている。最近のモンスター物は、CGの発達によって物理をガン無視した飛ぶわ跳ねるわの小もないものが多いので、今作の技法はギリギリゆとり世代にとっては逆に新鮮に思え、あんぐり状態だった。
とにかく悪いところがない。
自分が観たかったパニックホラーを全くその通りに観れた。
サメは怖い、表現も怖い、分かりやすいストーリー、短く感じる2時間。
素晴らしい。
パニック映画の金字塔
多くの海水浴客がビーチで泳いだり、遊んだり。こんな光景を一度は見たことがあるでしょう。スピルバーグ監督は、そこを恐怖の舞台にしたのです。誰もが安心して過ごすことができる"はず"の場所を…!
もちろんビーチだけの話ではありません。この地球上に安全な場所など存在しないのです。バスルームでは丸腰になりますよね?いつ誰が襲ってきても抵抗できません(この恐怖を描いたのが、ヒッチコック監督の『サイコ』)。ある意味で、本作は日常への警告なのかもしれません。
ジョン・ウィリアムズが手掛けた有名なテーマソング("イメージサウンド"と呼んだ方が正しいかも)がまた素晴らしく、サメの姿が見えなくても、音だけでその存在を伝えることに成功しています。実際、本作が公開された当時、あるビーチでは何かあったらそのテーマソングを流したらしいです。
安全=危険…その後のパニック映画にも大きな影響を与えたスピルバーグ監督の《最高傑作》と言っても過言ではありません!
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