劇場公開日 1975年12月6日

「サメ映画という一分野を築いた名作」ジョーズ すみれ7878さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5サメ映画という一分野を築いた名作

2023年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

単純

興奮

録画で久々の鑑賞。夏の観光で生きる小さな島の沿岸に現れた巨大サメの恐怖を描いた映画。低音で始まる音楽がすごく合っており、恐怖感を盛り上げます。何となれば、この音楽だけで映画を見た時の恐怖感がよみがえってくるほど。サメは機械じかけだったそうですが、作り物臭さを感じさせないよう、サメをあまり見せずに恐怖感だけを作っていくスピルバーグ監督の感性はさすがだと思わざるを得ないです。真面目に考えたら舟に乗りあがってくるサメとかありえないでしょうが、あのサメ狩り漁師のクイントが殺されるシーンは鳥肌もんでした。そして「激突」を思わせる最後の一騎打ち。勝利のカタルシス。いや、現実的に考えればそんなうまいこといかんでしょ。でもね、映画は所詮フィクション。必ずしもリアルでなくて良いと思うんです。映像とストーリーに説得力があれば十分。その点では、この映画の怖さと面白さは本当に良くできている。とても怖くて興奮できる作品でした。

すみれ7878
ibtさんのコメント
2023年11月29日

こんばんは。
この作品を劇場で観たのは、幼稚園の時で、友人と二人で行きました。
昭和ですから何でもありです。
もうトラウマになり、海が怖くて。
作り物であることは理解してはいるのですが、やはり怖くて、ずっと海に入れません。ただ眺めているだけです。

ibt