ショーシャンクの空にのレビュー・感想・評価
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希望は永遠の命
こんなにもストレートに心に爽やかな感動を運んでくれた作品を観たのは久しぶり。
ティム・ロビンス演じるアンディの、希望を捨てず、今自分が置かれている状況の中で出来ることをやるという精神の尊さ、モーガン・フリーマン演じるレッドの、アンディとの友情を通して生きる希望を取り戻していった時の瞳の奥の輝き。もう、ラストシーンは誰もが語る名シーン。辛く不条理な年月を一気に吹き飛ばすかのような映像の輝き。
涙が止まりません
最初から最後まで涙が止まりませんでした。
人間の色んな感情が細かく繊細に映されていて、こちらの心に深く訴えてくるものがありました。
世の中や人の汚さ、理不尽さ、不条理さが色んなところに滲み出ていて見ているのが(良い意味で)辛かった。
そしてどんなに残酷なことをされても決して希望を失わなかった主人公の強さ…。
希望を持つことの大切さを改めて気づかせてくれました。
人生ベスト3には入る映画です。
希望を持つこと
映画の中で大きな役割を果たしているのは、ブルックスの死だ。
ブルックスは、長年刑務所の中で過ごした後、仮出所したが、
世間の流れに追いつけない自分に絶望し、自殺をする。
レッドも出所後、同じ様に自殺するのかと思われた。
しかし、レッドがブルックスと決定的に違ったのは、希望を持っていたことだ。
それは、脱獄を果たした友、アンディに会うことである。
映画のエンディングは、二人が再会を果たす、幸せで美しい景色だ。
この映画のテーマは、希望を持つことだ。
アンディは刑務所生活の中で、独房に入れられたり、犯されたり、幾多の困難に直面するが、
決して心が折れない、強い人間に描かれてきた。
強くあり続けられた理由は、脱獄のために壁を掘り続けながら、希望を忘れなかったからだ。
このロジックが分かったとき、30年間友にもばれず、脱獄をやり遂げたアンディの強さに感動した。
また、この映画は構成や伏線が非常に素晴らしい。
アンディがレッドに調達させたロックハンマーやポスターは、全て脱獄のためであった。
ロックハンマーが隠された聖書も、聖書を愛する所長を皮肉る意味を持っていた。
所長室に掲げられた刺繍も、囚人たちを意図したものだったが、最終的に所長自身を意図することとなる。
ブルックスとレッドの対比の構成。
そして、仮出所の可否を判断する委員会でのレッドなど。
シンプルでも非常に強い映画の主題、そして構成や伏線など、
決して色あせることのない素晴らしさを持つ映画だと感じた。
爽快
結局罪犯してもないのに捕まるのかよっていうのはあったけど、見てて気持ちよかった。
確かに長年の環境が急にかわるのはこわい。前科もついちゃってるし。それすらも飛び越えちゃったことに対する爽快感だったのかなー。
大人の男の友情かっこいい。
大画面でみればよかった
兄のゴリ押しをくらい、観ることにした映画でした。暴力的なシーンが苦手なので、途中嫌だなあ・・・と思いつつも、話が進むにつれドキドキが止まりませんでした!!!「トイレも済ませて、時間のある時にちゃんと観ろ」と言った兄の言葉は正しかったです。オチもスッキリ、最高でした!!!
普通の映画。
世間では名作だなんだと騒がれていますが、普通にオモシロ一です。普通に。
デュフレーンとレッドや、その取り巻き連中の演技も素晴らしいし。
話も分かりやすくなってる。
けど、粗も多いと思います。
やっぱり話が長い。話が箇条書き的で、スピード感が皆無だと思う。話を順番に語っていくような展開。みていて退屈な場面は1度や2度ではなかった。これは映画としては致命的な面だと思います。
あとは、デュフレーンとレッドが相思相愛になる事の理屈が分からない。特にデュフレーンから見て、どうしてレッドを南の島に誘うのか?それをレッドにする理由に深みが無くて、ただ刑務所で1番仲良しだから誘ってるようにしか見えない。
あのラストも納得いきませんね。デュフレーンが劇中で笑うシーンは少ないと思う。だから、あのラストで彼が笑顔でレッドを迎えるようなシーンが絶対に必要だったと思うし、あの空撮では感情移入ができない。
名作風であるのは分かります。
監督のダラボンは、壮大風な話を長尺にする事と名作という言葉がイコールだと思ってるのではないかと感じます。
グリーンマイル然り、マジェスティックもそう感じます。
すごい話
この作品はすごく分かりやすくみてよかったなーっと思えました!友情についてもあり、自分よりも周りの人を優先するところがとても素敵だと思いました。主人公の頭のよさには驚いたり。悲しい部分もあり。ほんとうに素晴らしい作品でした。
言わずもがな
いわゆる名作。THE 名作。誰が観ても感動でき、爽快感を味わえる作品。そう感じない方は相当のひねくれ者でしょう。
モーガンフリーマンの語りも渋くてgood!!!!
見たことないならばとりあえず観ることをおすすめします。
「パピヨン」とならぶ刑務所映画の傑作
総合90点 ( ストーリー:95点|キャスト:90点|演出:85点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )
同じ年に公開された「フォレスト・ガンプ」にやられて、七つもアカデミー賞候補になりながら一つも受賞出来なかった運のない作品。「フォレスト・ガンプ」も相当にいい映画ではあったが、この作品はそれと同等かそれ以上に良い作品なのに残念なことだ。
本作品はまず登場人物の設定が良い。そうじゃなくてもひどい暴力と性的暴行という刑務所内の劣悪な生活に加えて、その内部の不正と殺人が悲惨さに追い討ちをかける。無実にもかかわらずこの環境に20年も放り込まれてしまったティム・ロビンス演じる主人公アンディの悔しさ・無念さはどれほどのものであっただろうか。それでもふてくされることなく感情を露わにせず崩れることなく冷静にしたたかに生き抜こうとする執念としぶとさを示し続け、静かにしかしひたすら挫けることなく前向きに今出来ることを精一杯やり続ける彼の姿勢に感心させられると共に、その後がどうなっていくのか展開に目が離せない。
そんな彼のことを認めて興味を持って見つめる語り部役となるモーガン・フリーマン演じるレッドもまた重い人生を背負う囚人である。長い刑務所生活で調達屋としてしたたかに自分の地位をそれなりに築きながら、ひたすら娑婆に出ることを憧れ続ける。だが40年に渡る刑務所生活で彼の居場所はすでになくなっていたことに恐れおののく。アンディの理解者として彼の解説をしてくれるが、視聴者としては彼の送ってきた人生とその後にもまた興味を抱いてしまう。
さらに物語も良くできている。それは途中途中に当たり前のように起きる出来事が、最後に繋がって来るようになっているのが絶妙であるから。石の彫刻・女優のポスター・靴磨き・クリーニングの服・架空口座とそれを持つ架空の人物といった、物語の流れの中で自然に劇中に登場することが実は伏線になっていて、後でそれらが物語の重要な意味を持つことがわかり、その設定と散りばめ方が実に上手い。アンディは不屈の精神と頭脳でここまで準備をしていて、とんでもない大逆転をして汚職まみれの刑務官たちへの復讐も果たした。そして20-40年におよぶ長い長い刑務所の灰色の世界が続いた後の太平洋の青さが本当にまばゆいばかりで、実に爽快で過去の苦悩も未来への絶望も何もかも吹き飛ばされ開放された気分になる。
気になったのはレッドのメキシコ行きのこと。偽の身分証明書を用意していたアンディと違って、レッドは仮釈放の身では旅券を取れるはずもなく合法的に国境を越えることは出来ない。米墨国境の警備は、現在においてもたくさんの人が警備の隙をついて不法に砂漠を歩いて越境しているくらいだから、当時はさらに緩いのは想像できる。しかしもう若くはないレッドが歩いて砂漠越えはきついのではないだろうか。ちょっとだけでいいから、レッドがどうやって国境を越えたのかの場面があればすっきり出来た。
実は若い頃に初めて観た時には、悪くはないけれどそれほどに高く評価したわけではなかった。しかし年齢を重ねてくると、登場人物たちの経験した辛さや気持ちがよりわかるようになってきてきて、自分がアンディやレッドだったらと思うといたたまれない気持ちになる。だから彼らの生き方に共感するし、失ってしまった人生はもう戻らないけれども物語の展開からこの結末を観られて良かったと思えた。
良すぎる。。。
ずっと観なきゃな〜と思っていた映画のひとつ。
こんなに素晴らしいなんて予想してなかった。
話がわかりやすいし、主人公が2人いるような描写も面白い。
プリズンブレイクもそうだけど、私は刑務所の話好きみたい?
あと、権力に打ち勝つかんじも!
あ〜映画のある人生を。最高のキャッチコピーだなーーー。
The Shawshank Redemption
何度観てもいい映画。
希望を持ち進むことの大切な要素がこの映画には詰まっている。
長いけど、その長さ故に濃さがあり、時間を置いてまた何年か後に観たい作品。
主人公トミーの姿勢には憧れ、尊敬する。
私ならあの時、なんて言うだろう・・と途中考えさせられる。
ラストは清々しいような、切なく、重みのある何とも言葉には代え難いが心にしっとりとしたものがある感じ。
本当に大切な事は、真実よりも希望や信念、信頼と愛、勇気、そして行動。トミーからそんなメッセージが伝わってくる。
"hope is a good thing...
maybe the best of things.
And no good thing ever dies."
わかりやすく
恥ずかしながら今更見ました。評判の高さ通り素晴らしい作品。ただ良い話なだけでなく爽快感や後味の良さがあって誰にでも勧められる内容ですね。角がないというか。人間の尊厳や自由、希望について誰にでもわかりやすく描いた傑作てもはないでしょうか…って今更言うまでもないんだろうけど。
絶望の中で、生まれる希望と友情。
この作品は、脱獄劇でもあり、友情劇でもあります。この作品の良いところは、刑務所(看守と看守長と囚人も最悪な)という最悪の絶望てきな所で、希望と友情劇が、育まれてゆくところが、素晴らしいです。罪を犯した囚人の成れの果ても上手く、演出されていて、罪を犯したものは、どこまでも裁かれるのかとおもわされる部分もちらほらみえます。
ラストの主人公が、最悪の状況に立たされ、もうおしまいなのか、と思わされると最後にものすごい、どんでん返しが、まっています。そのあと、あの名シーンが、表されます。
落ち込んだ時や、勇気付けられたい時、前向きになりたいひとには、最適な作品です。
モーガンフリーマンさんが、長年刑務所にいて、哀愁をおびた老囚人を上手く演じてくれています。
どうでもいいことですが、主人公の妻とその愛人のプルゴルファーを殺害した犯人は、スタンドバイミーという作品の主人公の親友を殺害した犯人と同一人物らしいです。
刑務所という精神的に抑圧されている状況で 人として大切なこと 知性...
刑務所という精神的に抑圧されている状況で
人として大切なこと
知性
芸術的なセンス
希望は持ち続ける
人間の心、魂の尊さ貴さ
を見せつけられる
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