ジョーカー 復讐の切り札

劇場公開日:

解説

ハンブルグを舞台に、社会の腐敗と陰謀を暴くために戦うひとりの刑事の姿を描く。監督・脚本はペーター・パザック、共同脚本はジョナサン・キャロル、撮影はイゴール・ルターとディートリッヒ・ローマンが担当。主演はピーター・マフィーほか。

1986年製作/西ドイツ
原題または英題:Joker
配給:ジョイパックフィルム
劇場公開日:1989年3月11日

ストーリー

エースと呼ばれる麻薬シンジケートのボスが、組織の金を横領した男女を殺害した事件を捜査するジャン(ピーター・マフィー)は、ある日恋人ダニエラ(ターニー・ウェルチ)の父サンティニの経営するレストランで、爆弾の暴発事件にあい、両足を麻痺してしまう。これはエースの仲間の仕業で、ジャンは車椅子にのり事件の容疑者プロパー(マイケル・ヨーク)とコンタクトをとる。実は彼もかつては警官で、腐敗した社会悪に立ち向かうため、この道を歩み始めたのだった。そしてジャンはエースに対抗してジョーカーと名乗り、彼を追いつめるのだった。一方ダニエラは、ジャンの足が快方に向かっているのに喜ぶが、翌朝彼女はエースの仲間に連れ去られる。麻薬取り引きのアジトに乗り込んだジョーカーは、激しい銃撃戦の末、エースを倒し、ダニエラを救出するが、その影で同僚アクセル(アーミン・ミューラー・スタール)が私腹を肥やしていることを知るのだった。

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