少林寺のレビュー・感想・評価
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悪漢に み仏のお慈悲は必要ない‼️
初めて映画館で鑑賞した作品かどうかは分かりませんが、映画館で鑑賞したことを覚えている最も古い作品ということになります‼️小学校1年生の頃、少林寺拳法を習っていた私は先生に映画のチケットをもらい、3回連続で鑑賞したことを覚えてます‼️随朝の時代に、悪名高きワン将軍の軍勢と、皇帝や民を守るために戦った少林寺の僧侶たちの物語‼️物語の核は、ジェット・リーことリー・リン・チェイの仇討ちモノで、我々日本人の感性にもピッタリ‼️壮観なる少林寺の景観や、それを取り巻く中国の大自然の美しさ、その自然をバックに羊を飼いながら歌うヒロイン役のティン・ナンの美しさにも子供心に憧れました‼️そして劇中で披露される様々な少林武術‼️槍術、長剣刀術、縄鏢術、三節棍、蟷螂拳、おなじみ酔拳、ブレイキンも真っ青の地しょう拳‼️格闘シーンが延々ダラダラと続く香港のカンフー映画と違い、これらの武具や武術を使ったアクションシーンは実に多彩で、飽きることなく観ていられる‼️ジェット・リーやフー・チェン・チャン、スン・ジェン・クイら、実際の武術チャンピオンたちのスタントなしの武術も素晴らしすぎる‼️ジャッキー・チェンと並んで私の少林寺拳法時代の心の師匠たちです‼️ただ私のイチオシは心優しきタン師父とワン将軍の一騎打ち‼️弓矢でヤラれなければタン師父の勝利‼️やっぱりタン師父が最強‼️
リー・リンチェイのアクションが素晴らしい
隋朝時代の中国で、ショウホは圧政のワン将軍に父を殺されてしまった。ショウホは傷を負い少林寺の門前で倒れたところを助けられ、タン師父や師父の娘・パイらの介抱を受け、元気を取り戻した。父の敵を討つことを誓ってたショウホは少林寺の仏門に入り、厳しい修行の末、少林拳士へと成長していった。そんな中、ワン将軍が追ってたリー将軍を助けたショウホを匿ってると知り、少林寺を襲ってきた、さてどうなる、という話。
初めての観賞で、ストーリーは大したことなかったけど、少林寺拳法がたくさん観れて大満足だった。
ショウホ役のリー・リンチェイをはじめとしたアクションが見所で素晴らしかった。酔拳なんかも有ったんだと知れて良かった。
パイ役のティン・ランは強くて可愛かった。
令和に大画面、最高の音響でリー・リンチェイの映画が観られる幸せ
2022年劇場鑑賞109本目。
ジェット・リーではなく、リー・リンチェイ時代から大ファンで、世界で一番好きな俳優なので評価多分甘いだろうと思います。
ワンス・アポン・ア・タイム イン・チャイナ 天地大乱 を映画館でたまたま観てリー・リンチェイにどハマりして出演作品をビデオ化される度に全部観ていたくらいなので少林寺も当然鑑賞済みだったのですがいやぁ覚えてないもんですね!最後3人がかりでラスボスと船で戦っていた気がしたんですが少林寺2か阿羅漢なんでしょうね。
もうほとんどなんやかんやでカンフーだらけですがみんなカンフー観に来てるんだからそれでいいんですよ!でもリー・リンチェイの最盛期は1990年代なので是非ワンチャイシリーズを4kの大画面で最高の音響で観たいものです。
拳法映画の金字塔!観ないでどうする!
1982年公開
今年は40周年記念で4Kリマスター版が劇場公開されているようです
すべてが本物の迫力!
全世界に少林寺ブームを巻き起こしたリアル武術アクションの金字塔
この宣伝文句に偽りなしです
舞台は中国大陸ど真ん中黄河の南、登封市の周辺
当時の都、洛陽から東に50キロくらいのところ
時代は隋朝末期、西暦614年頃
日本では飛鳥時代、聖徳太子が十七条憲法を制定して10年後の頃
お話は、父を殺された主人公が少林寺に逃れてやがて僧となり少林寺の武術の数々を修行して、ついには仇を打つ物語
綺麗なお姉さんとのラブロマンスもあります
今では大スターのジェット・リーのデビュー作
彼は当時北京武術大会5連覇の実績があったそうですし、その他の出演者も相当な実力者とのこと
問答無用、説明不能の超絶肉体アクションが堪能できます
もちろん特撮も、ワイヤーアクションも、スタントも一切なし
すべてが本物とはそういう意味です
でも本作で繰り広げられる技は本来の少林拳ではないそうです
撮影当時の少林寺(嵩山少林寺)にはもはや武僧はほとんど残っておらず、しかも古来の少林拳は忘れさられて伝承に僅かに残るぐらいだったそうです
なので本作撮影には、競技武術選手であるジェットを招聘するしかなかったそうです
今日、中国で少林拳とされる諸派は本作以降のブームで創作されたもので、近代少林拳と呼ぶようです
日本の少林寺拳法は、昭和時代初期に中野理男(宗道臣)という創始者が、満州など中国大陸滞在時に、嵩山少林寺の流れを汲む拳の達人たちから指導を受けて学んだ各種の技法に、日本の古武道や各種の戦闘技術が集大成され、戦後シベリア抑留を経て帰国後、四国で創始した拳法だそうです
詳しくは1975年の千葉真一主演の映画「少林寺拳法」をご覧下さい
子供達にも少林寺拳法の道場に通わせたものです
本作は世界的な大ヒット、何作もシリーズ化され、少林寺の名前がつく同様の作品は数知れず
拳法映画の系譜を思いつくまま書くとこうなります
1973年 燃えよドラゴン カンフー
1974年 激突!殺人拳 空手
1978年 ドランクモンキー 酔拳 カンフー
1982年 少林寺(本作)
1984年 ベストキッド 空手
1984年 ドラゴンボール連載開始
正に金字塔の拳法映画だと思います
観ないでどうする!
大画面で観れて良かった
動きが速すぎて、追うのに必死でした 笑
ただただ、身体能力の凄さに圧倒されてました。
出てる人たち、みーんな、戦えるんだもん。
悪い将軍も、めっちゃ強いし。
ジェット・リー、
強くてカッコ良いんだけど、
ドングリ眼の童顔は、可愛らしくて、ほんわかしました。
大画面で観れて良かった。
師父〜!!
四十年振りに観たら色々なことを思い出した
当時はテレビCMの最後に「少・林・寺!!」とナレーターが絶叫していたことや、金曜ロードショーの次の日は学校で男子は皆んな「はっ!はっ!はっ!はっはっー!!」や吹き替えの「おっしょさ〜ん!!」と叫びながら馬を駆るマネで盛り上がっていた光景ナドナド
リー・リンチェイがとにかく若い
ただし、観に来ている観客は若くはない(自分も含め)のだった
古典にして原点
今観るとなんとも素朴な演出。ストーリーの整合性はややおざなり、というか行き当たりばったり。
でも、ぬるっとしたスピード感の前ではそんなことどうでもいいのです。
なにより、出演者達の身体能力の異常なまでの高さよ。4Kでよく分かったのですが、ほぼスタントマンや別の格闘家による吹き替え無し。実に驚異的。一方で演技力の稚拙さもまた驚異的ですが、いいんです!そんなこと!
ふと思い起こしたのは「デューン」
あれも父の仇を討つという単純明快でいて超古典的な話が大筋。
なんと、あの哲学的でもあり、見事なストーリーテリングと素晴らしい映像表現による作品と、この非常にいなたい少林寺で語られていることには差異はなかったのです。
同じテーマは輪廻しますね。
しかし、香港や中国の映画は最近作でも飲食の汚さはあれだなあ、、
愛犬家には耐えられないゴア描写も容赦なし、デタラメにも程があるリー・リンチェイのプロモーション映画
40年も前の中国映画なので、余りにもデタラメ。シャオリーン、シャオリーン♪と脳天気にも程がある主題歌からドキュメンタリー風に始まるオープニングに続いて、「汝、殺すなかれ」という教えを守れるかと問われたリンチェイ演じるショウホの表情にうっすら浮かぶ苦悩からマジメな映画だと勘違いしてしまいますが、まあこの少林寺の皆さんは様々な教えを片っ端から破るデタラメ集団で、そのアナーキーさに『アパッチ野球軍』を思い浮かべました。犬好きの人は正視に耐えない凄惨極まりない飲み会もあるので注意要。そもそも暴君であるワン将軍に目の前で父親を殺されて自身も満身創痍となったところを少林寺に拾われたショウホ、元々拳法の心得があるっぽいにしても余りにも軽々と様々な拳法を体得してしまう辺りのテキトーさに、『酔拳』からカンフー映画に目覚めた者としては壮絶な肩透かしも食らいます。
しかし、そんなものは枝葉末節。若きリー・リンチェイが魅せる演武こそがこの映画の肝であり、本作はリー・リンチェイのプロモーションビデオと言っても過言ではなく、その映像が埃一つない映像で蘇ったことは素直に喜びながら堪能しました。
ちなみに平日夕方だったので客は見知らぬお婆さんと私だけ。お婆さんはスタッフの方に「半分寝ちゃったわよ〜」と笑顔で話しかけてました。
アナログ的な80年代を懐かしむ作品
中身そのものは東映時代劇的な悪代官を倒して正義が最後は勝利するシンプルな物語 今ならこの手の作品はCG満載だがジャッキーが出始めた頃のいかにも昔風でさほど堅くない物語
今も当然のごとく変わらない輝きを放つ、名作だと思います。
何故今少林寺?と疑問に思わないではなかったですが、ジェット・リーのポスターのかっこよさに惹かれて観てきました。
結果、あのポスターのかっこよさそのままです!素晴らしい!
もちろんあのポスターの背景みたいに映像が加工されて現代的になってるわけじゃないですが、ジェット・リー(当時はリー・リンチェイ)のあのポーズ、決め顔、時空を超えてかっこいい!
ただそれはジェット・リー単品ではなくて、映画全体がそうだと思います。
風に揺れる草の穂ひとつ、木々の間から差し込む陽の光ひとつとっても、思わずハッとさせられるような輝きがあります。
実は単純に映画としても、全編すごくしっかりしてるんですよね。
カンフーアクションを魅せるためのカメラワーク、カット割りは完璧。乱闘シーンのちょっと映る背景にもちゃんと戦いが展開されていたりして、手抜きがない。
荘厳な滝や岩山、岸壁に掘られた巨大な仏像やなんかをそのまんま使った(もちろんCGなんかであるわけもない)ロケーションも素晴らしく、単純に映像として美しいです。
そしてもちろん、ジェット・リー。とりあえず生身の人間としては、これ以上ありえないような完璧な動き。映画の魅力の一つとして、俳優の所作を映像で見て楽しむというのがあるとすれば、これは間違いなく見る価値があります。
馬を駆る姿であんな疾走感のある姿、他に見たことない!
ストーリーも、シンプルで個性あるキャラクター、無理のない話の流れ、ユーモアのセンスもあって、ちゃんと見て楽しいものになっている。これは掛け値なくこの映画の魅力であって、今見ると古くさいとか、そんなことをここから見てとる必要は、全くない気がします。
描かれているものは、要するに理不尽な暴力への抵抗です。大事なものを守るために戦うわけです。その大事なものが何か、登場人物を見てると自然に伝わってきます。
日々の暮らしの中の笑顔、よりよい存在になり、よりよい生活を送りたい。そんなささやかな思いを守るために戦うのです。それを踏みにじろうとする無粋なものに抗って。
端的に言うと、娘さんが連れてる羊の群れを襲って子羊の首を締めあげたり、その娘を連れ去って酒に酔ってセクハラしようとするやつらに対してなんですけど、、これって実は、最近も世間をにぎわせてるニュースと、たいして違わないですよね?
少林寺の館長が、あいつを助けたために面倒に巻き込まれた、という部下に言うのですが、
「小虎は私の弟子だ。助けるのは当然だ。何十年も御仏に仕えていながら、まだわからないのか?」
結局我々だって、2022年の今になったって、未だにわかってないんじゃないでしょうか!?
名作ってのは、普遍的なものが、時代の熱気とともに映像に刻みつけられて、それが時を超えて胸を打つ、そういうものじゃないかと思います。その意味で、この映画は単なるカンフー映画としてだけでなく、はっきりと映画史に名を刻む名作なんじゃないかと思います。
今劇場で見る価値十分にあります!
映画館で少林寺
リンチェイの芸達者ぶりを堪能できました。まだ18歳くらい??あどけない。三節棍、槍、酔拳なにをやっても決まる。片手で乗馬も激走できてすごい。
思ったよりストーリーもちゃんとしてて楽しめる。犬の扱いはびっかりしたけど。仏教の適当な感じは怒られないのかな笑
オープニングは完全に少林寺の宣伝で、これみたらやりたくなるよね〜。クリリンの額のマークの元ネタはこれかな。
いまみるとけっこう金と時間つかってしっかり撮ってるなと思った。
予め、決められたかたを取って踊っているように見えてしまう
ハイハイ(合いの手?)って、予め、決められたかたを取って踊っているように見えてしまう。戦いの緊迫感や悲壮感がなぃ。やっぱり、ジャッキー・チェンの本格的な登場を待つことになるのだろうと思う。
ロープアクションやCGを使わないのは良いと思うのだが。
りんちぇいデビュー作
武術映画といえばコレみとけ、とオススメされる一作。
40年前の1982年公開作が4Kリマスターで登場ですよ!(←あまりよくわかっていない)
そうか…80年代ってそんな前になってしまったのですね。遠い目。
ハッ!ハッ!ハッ! ハッハ!
が見られました〜〜
犬の殺生からのくだりはドン引きですが、国的にも時代的にもオッケーってことですかね。
ヤギのシーンも、あぁーユキちゃんーー(違)!!となりました。
いやー、りんちぇいがピチピチな上、なんとも美しゅう。兄弟子たちもみんな強くて身体能力すごいです。スタント無しのほんまもん。
そんな中でも、りんちぇいが出てくると、なんとも目を引くのです。
なんでしょう、フォルムがね、美。
首の伸びと頭の安定感かしら。
馬の乗り方はかなり個性的に見えました。
あの表情がデビュー作にしてすでに完成されていたということも驚きです。
ピチピチりんちぇいのPVでもありますかね。
市川 猿之助似の師父はとてもいいお師匠ですし、兄弟子たちもいい子ばかり。
カエルを殺生したり、肉を食べたり、あっさり戒律を破りますけど。笑
結局、酔拳はお酒を飲んでも飲まなくても出来るってことですかね??
少林寺の頭の点々って焼印なんですね。
クリリンもジュッてしたの…
そう、ちょいちょいドラゴンボールを思い出しました。天下一武道会あたりまでの初期編、大好きだったなぁ。確か、鳥山明先生がDr.スランプのスランプ(連載やめたかった)から抜け出るための渾身の一作なのですよね。
李小龍やジャッキー作品とともに、この作品にも影響受けてるのではないかしら。ドラゴンボール意外にも、パロディで使われまくってるネタ元映画だと思います。
(少林寺をたのむ…グフッとか、柱の影からチラッとか…)
肉体を使った本格的な格闘シーンが盛りだくさんですが、時々意識が飛んでしまいました。
このビッグボリュームはかなり贅沢ですが、私はワンチャイのボリュームとテンポが好みです。
内容はともかく、キャストの身体能力に敬意を表して、星を+しました。
来場者特典で頂いたチラシがカッコいいです。
リー・リンチェイ
2020年11月1日
映画 #少林寺 (1982年)鑑賞
#ジェット・リー のデビュー作で、名前も #リー・リンチェイ の頃の作品を約38年経って初めて鑑賞しました
冒頭に誤ってペットの犬を殺してしまい、一旦は埋葬するものの、結局は焼いて食べるシーンがあり、今なら絶対NGだなと思った
意外と酔拳が活用される
空中三段蹴りが出来るリーリンチェイ
当時のチラシの説明に書いてあった。
少林寺を日本中に知らしめた作品ではなかろうか。
未だにネタにされるツボを持っての修行や震脚で石床を凹ませるなどイメージが凄い。
内容はありきたりだが、坊さんの集団が「はあーはあー」叫びまくっているファンタジー作品はこれしかないだろうと思う。
ジャッキーに憧れ、息子にカンフー習わせています。今のカンフー競技は...
ジャッキーに憧れ、息子にカンフー習わせています。今のカンフー競技は型中心で戦ったりしないのですが、この映画を見るとカンフーは武術なんだと改めて認識させられます。原点はここにありって感じで息子に見せようと思います。
カンフーの聖地、少林寺。少林寺拳法とはまた違うのね。そこらの歴史的事情も冒頭で説明してくれます。
ストーリーはこの際気にしない。殺生禁止とか言いながら、かえる、羊、さらには飼い犬まで殺しまくり。とうとう最後には悪人は殺してよし!って無茶無茶やん(笑)
とにかく武術がほんまモノ、すごいです。ヒロイン女性を含め、出てくるみんなが達人です。スタントとか一切無しだそう。これ見るだけで価値ありです。
ジェット・リー初主演、かわいいです。
やっと観た
「少林寺♪少林寺♪▽●◇◎▲・・・・」
タイトルの歌が懐かしい。小学生の時に教室でみんなが歌っていた。でも、自分だけこの映画をTVで観てなかった事実は口には出せなかった。そんな思い出のカンフー映画。
このカンフー映画の新しかったことは、中国の歴史に重ね合わせてカンフーが物語られるところにある。それまでのブルース・リーやジャッキー・チェンのカンフー映画とは少し趣が異なり、カンフーの行に邁進する者たちの精神性や葛藤について言及している。
リー・リンチェイ改めジェット・リーには、小学生時代から20年を経て随分とお世話になった。「キス・オブ・ザ・ドラゴン」「HERO」。
彼ほどその表情がサスペンスフルなアクション俳優は得難いと思う。演技派の俳優たちに交じってもなんら違和感がない。
この作品、俳優の口から出てくるのは、台詞よりも「ハッ!ハッ!ハッハッ!」のほうが圧倒的に多い。一体全部で何回言っているのだろうか?
言葉やワイヤーやコンピューターで語るのではなく、肉体そのもので語られる映画である。カンフーの戦闘のみならず演武が素晴らしい。こういうものを観ると、CGやワイヤーを使用したアクションがアニメーションと同じ表現手段であると感じる。
ところで、何度か出てくる騎行のシーンが美しい。画面奥下から手前上に向かってくる騎乗の列のショットは、おそらく撮影スタッフにしてみれば歴史もので何度も撮り慣れたお決まりのものだったのかも知れない。しかし、現在の鑑賞者の目には新鮮に映ると思う。もちろんリー・リンチェイの騎乗も特徴的な乗りこなしでかっこ良かった。
初めて、、、
「ハッ!ハッ!ハッハッ!」を何十回となく繰り返してカンフーごっこに興じていたにもかかわらず、、、
初めて観て驚いたのはこの作品で酔拳が出てくること。リー・リンチェイの酔拳の動きは、コミカルなジャッキーのそれとは異なり、むしろ艶やかとも言えるほど流麗なもの。蓋を開けたら意表を突く玩具が飛び出したような楽しさを味わえた。
中国武術の展覧会
総合:65点
ストーリー: 55
キャスト: 70
演出: 60
ビジュアル: 65
音楽: 60
公開当時は大きく話題になり、ジャッキー・チェンのカンフー映画と共に中国武術の流行を作った。
実際に子供のころに見たときは、物語の単純さは別にしてその武術の技術などはすごいと思った。蟷螂拳やら縄標などが出てきて、中国武術の技の展覧会を見ているようでその歴史の深さに魅了された。このころは中国武術を習うぞと本気で思ったものだ。実際、それらの武術を見せることを意識して作られているようだ。
だが今になってみれば本格格闘技というより、やはり所詮は映画用の見せるための動きだなと思う。人が高いところに飛び上がるのもカメラの逆回しとか、ちょっと撮影の質的にも幼稚。でもいろんな中国武術の本当の技術がたくさん出てくるのはやはり興味深いかな。
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