ジュラシック・パークのレビュー・感想・評価
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今見ると恐竜がチープで作り物感が否めない
子供の頃に観まくってた映画。20年以上の時を経て鑑賞。ほとんどのシーンを覚えてた。特にデブがラプトルに喰われるシーンは、当時衝撃だったので鮮明に焼き付いている。てかアイツ悪者だったのね。
今見ると恐竜がチープで作り物感が否めない。それでもティラノサウルスのシーンは迫力あるしドキドキする。最後ラプトルに襲われたピンチの時、ティラノが助けに来る展開は少年漫画で熱い。
想像を超える怖さとリアルさ
昔、ジュラシックパーク、ジュラシックワールドシリーズは、全て観たのですが忘れてしまったので再度鑑賞。
最初から最後までずっと怖い。
こんなにもリアルだとは思わなかった。
ジョーズを観た時も思ったのですがスピルバーグ監督はグロくないけど、怖く観せることが凄く得意だなと思いました。
ストーリーも人間の強欲な部分が表現されていて、とても良かった。
ティラノサウルスの足音と、鳴き声と最後のラストシーン凄く良かった。
平穏な日々
恐竜🦖カッコいい。
恐竜🦕の絵が好きだ。
恐竜🦖の絵本を見て黒板いっぱいに描く。
やはり、大型草食恐竜🦕ブラキオサウルス、
肉食だけど人気?のティラノサウルス🦖かな。
しかし、本作観たら、
恐竜が生きている時に居なくて正解とか、
本当にジュラシックパークがあったとしても、
そこまでのアクセスが良くても、
入場者数〇〇千万人、怪我人0と情報を聞いて
だいぶ経ってから、場内を戦車or装甲車に乗り
回りたい、と思った。
いや、出来れば、パークニュースとかあって
パーク内をカメラで映したのを家でTVで観る。
人間が居ようが無視すれば良いのに、なぜ
襲わな損❗️とばかりに追いかけて来るんだ。
わかった、エサだからだ‼️
ドアも開ける頭脳の良さ。
遺伝子操作とか言ってメスしか産まれないようにしたつもりが、
命が生きる力の方が強いからか、道を見つけて
自分たちだけで繁殖してしまった。
やはり自然というものは謎であり未知であり
いくらコンピュータやら使おうと
人間の思うようにはいかないのである。
ハモンド博士みたいな人がいなくて良かった、と胸を撫で下ろすしかない。
感想
個人的に良かったと思う点
(いっぱいあります…
面倒ですので読み飛ばし推奨です…)
★最初のラプトル移送時のシーン。移送中、ラプトルが箱の中で鳴いて暴れた時、側にいた輸送係の人が怯えた表情で一瞬で箱のそばから離れたシーン。あそこの『ひっ』て表情に星5。観ているこちらも怖くなった。ラプトルって何?怖そう、という恐怖に陥る。はじまりから素敵でがっちり心を掴まれる。
★コンピュータ音痴でこども嫌いのアラン博士に苦笑い。こどもの時に初めて今作品は試聴したので、この時はアラン博士に苦手意識が芽生えてました。ラストでニンマリするのでここで既に高評価します。
★乱気流の中のヘリコプター下降したのちのジープ内。強気な弁護士に対する余裕しゃくしゃくのジョン・ハモンドさんの姿との対比。よほど凄いものを造ったんだろうと予測でき、これから起こることを考えてワクワク感が止まらなくなる。
★ブラキオサウルスを観たアラン博士とサトラー博士の驚愕した顔のシーンと、そのあとのブラキオサウルス登場シーン。何度観てもここで泣いてしまう。音楽も相まって素晴らしいと思う。
★ティラノサウルス登場シーン。こどもの頃あまりの怖さに借りたVHS試聴中に布団かぶってわんわん泣いた記憶が蘇りました。
★ティムとレックスの怖がり方、叫び声。本気で怖がっているような演技にこちらも怖くてたまらなくなります。生きるか○ぬかの恐怖が見事に描かれていると感じます。素晴らしい。 以降割愛。
長いのでここで終わりにします。
映像は古いし、今の人が見たらイマイチと感じると思います。しかし、恐竜映画といえば今作品がダントツだったはずの時代の作品なので、未試聴な方には、ぜひ一度は目を通してもらえたらなぁ…と感じる次第です…。
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最後に一言失礼します汗
私は科学者の方々にお願いしたいです。
お願いだから恐竜だけは
絶対につくらないでください(泣)
ゲームDINO CRISIS2に出てくる
エドワード・シティみたいなことになるのは
目に見えています…(恐竜の襲撃を受けて
200人の町人が、子供も老人も、
全滅しました)
(もっと言えば、自分は運動神経からっきしなので
恐竜なんか生まれちゃったら
真っ先に餌になって◯ぬ未来しか見えない…)
大阪の天王寺動物園の『鳥の楽園』が『ジェラシックパーク』の様
ウェストワールドが原作者。ロボットの代わりに恐竜を使ったアトラクション。
ウェストワールドにはあんなに人件費を使っていたのに、この映画では、安全の為に、その人数を数人にしぼり、しかも、あやしいコンピュータプログラマーまで雇っている。
これでは、
保安行程を考えていないのと同じ。ロボットにはアシモフ三原則とオン・オフのスイッチがあるので、恐竜と比べても安全だし、基本的に生き物を飼う訳だから、飼育と言う現業は残るので、以前の場合よりもコンピュータ任せには出来ない。
この話はこのあと何作も続編が作られたようだが、この一作で充分だ。つまり、アーサー・コナン・ドイルの『失われた世界』のオマージュだろうし、こう言った世界は『矛盾がある』と言いながら、白人は未開の見たことが無い世界が好きなようだ。つまり、コロンブスとかマゼランとか、未開の地を発見して、侵略をしていく事が今までの歴史で、この様な話はその願望を時空を超えた『例』として作られている。
僕は島国の日本で満足しているので、たまに、新世界へ行く事で我慢している。世界を自分の物にしたいとは思わない。
続編はニューヨークへ恐竜が行く話でしたっけ。見たかなぁ。
追伸 このコンピュータで使われているオペレーティングシステムがUNIXだとは懐かしい。まだ、Windows95もまだで、DOS/Ⅴだったと記憶する。僕はMAC派でプログラミングは出来ないが、『クラリスファイルメーカー?!・pro』と言うカード型のデーターベースで価格表を作った事を思い出した。
大阪の天王寺動物園に『鳥の楽園』と言う場所があるが、そこがジェラシックパークの様で感動した。映画ではないが、
生きている恐竜たち
ワールドのために鑑賞。
人間の傲慢さと、自然の力が描かれた作品だよね。
娯楽映画としての側面が強いように感じるのに、こういうメッセージ性がしっかり伝わってくるのはすごい。
あとは、恐竜たちのリアル感よね。
生きてる。
感情も見える。
いやぁ、すごい技術力と工夫だなぁと思わされる。
展開を知っていてもハラハラさせられる面白い作品
ハラハラしながら一気に見た
4~5回目の鑑賞
琥珀に閉じ込められた、恐竜の血を吸った蚊から恐竜のDNAを取り出して、恐竜を復活させるというアイデアは良いと思う
復活させた恐竜のテーマパークなんて本当にあったらすごいと思う
ただ、専門家たちの不安が的中して、人間が恐竜をコントロールする手段を失ってしまい
人間を襲う肉食恐竜と逃げ延びようとする主人公たちのハラハラドキドキの物語になる
30年前の映画と思えない完成度の高さだと思う
全ての始まり
ジュラシック・ワールドが1番好きなのですが、その始まりという事を思いながら観るとより面白いです。
個人的に1番好きなヴェロキラプトルが恐ろしく描かれているのが悲しい反面、賢さ(狡がしこさ)や身体能力の高さなどがよく分かる作品だと思います。
またティラノサウルスがやはり1番恐ろしいとわかる作品でもあります。
この後の作品ではティラノサウルスよりも強いとされる恐竜が出てきますが、やはり誰もが知っている最強の肉食恐竜であるティラノサウルスは観ている人の恐怖を奮い立たせます。
最初からティラノサウルスが出てくるだけで怖さ倍増、迫力満点です。
また、個人的に「自然界へのレイプ」という言葉が印象に残っています。
この作品はもちろん今後の作品でよりそれがわかるのでその意味を、覚えておくとより楽しめ考えさせられると思います。
Life finds a way. 名作‼️
マイクル・クライトン原作の映画を色々観ている今日この頃。代表作はやっぱりジュラシック・パークですよね?そしてやっぱり名作です。
ヴェロキラプトルのサイズが違い過ぎるとか、ブラキオサウルスの体重を考えると後ろ足だけで立てるはずがないとか、ディロフォサウルスが別物とか、名前の割にはジュラ紀の恐竜より白亜紀の恐竜が多いよっとか色々と気になる点はあるにせよ、本作を初めて観た時にはメッチャドキドキしましたし、今観ても色褪せない魅力があります。
中でもお気に入りなのがティラノサウルスがティム達の乗る車を最初は上から噛んで固かったからひっくり返して噛もうとするシーン。例えば白亜紀にアンキロサウルスみたいな背中に装甲を持つ恐竜をティラノサウルスはひっくり返して攻撃してて、車にも同じように対応したのではないかと。白亜紀当時の狩りの仕方を甦ったティラノサウルスがやっているというシーンに古代へのロマンを感じます。スピルバーグ良くわかってる‼️
後、見直して発見したのが鳥類は恐竜の生き残りって説が既に映画の中で話されている事ですね。今では常識となっている話でも90年代当時ではまだ一般的ではなかったのではないでしょうか?世界初の羽毛恐竜シノサウロプリテクスが発見されたのは1996年ですし。鳥=恐竜説自体は今から約150年前からあったみたいなんですけど暫く消えていたので、90年代初頭ってまだ恐竜=動きの鈍い爬虫類ってイメージが強かった時代のように思えます。そこからメチャメチャ俊敏に動ける恐竜を定着させたのも本作が残した功績ですよね。
CG自体はたった7分ほどしか使われていなかったそうで今みると粗も目立ちますが、恐竜の常識を一気にアップデートしたスピルバーグ監督は素晴らしいと思います。スピルバーグ監督って何度も世の中の常識をアップデートしているんですよね。ホント凄い監督やわ。
さてさて、DNAは最長でも約700万年で消滅してしまうのがわかってしまった現代、6500万年前の恐竜をDNAから蘇らせるという映画の方法でジュラシック・パークを実現することは不可能なのですが、「鳥を退化させて恐竜にしてみよう」なんて試みもあったみたいですし、いつかは自分の目で恐竜を見れる日がくることを期待しています✨最先端の科学者の人、頑張って‼️
これぞ娯楽大作の決定版! 映画の未来はここから始まった🦖✨
恐竜パニック映画の金字塔、『ジュラシック・パーク』シリーズの記念すべき第1作。
DNA操作により蘇った恐竜たちを展示するテーマパーク、「ジュラシック・パーク」内で巻き起こる惨劇が描かれる。
監督は『インディ・ジョーンズ』シリーズや『E.T.』で知られる巨匠、スティーヴン・スピルバーグ,KBE。
カオス理論の専門家、イアン・マルコム博士を演じるのは『アニー・ホール』『ザ・フライ』のジェフ・ゴールドブラム。
パークのチーフエンジニア、アーノルドを演じるのは『星の王子ニューヨークへ行く』『グッドフェローズ』の、後のレジェンド俳優サミュエル・L・ジャクソン。
第66回 アカデミー賞…音響賞、視覚効果賞、音響編集賞の3冠を達成👑👑👑
第17回 日本アカデミー賞…最優秀外国作品賞を受賞!
第36回 ブルーリボン賞…外国映画賞を受賞!
言わずと知れた大ヒット作!
どれだけヒットしたのかと言うと、製作費6300万ドルに対し興行収入は驚異の10億3000万ドル!💵💰
製作費の16倍以上の興行収入を叩き出し、当時の歴代興行収入ランキングの1位を獲得した(本作の登場まで『E.T.』がNO.1だった。スピルバーグ恐るべし…😨)。
勿論何度となく鑑賞しているわけだが、真面目に見返したのはすごく久しぶり。
いやぁ、改めて見返してもやっぱり面白いわコレ…!
映画の冒頭から最後まで、退屈なところがない。
ワクワクしてハラハラして、時々ホロっと涙して、ヒェ〜と怖がって、ウヒョ〜と興奮させてくれる✨
子供からお年寄りまで楽しめる娯楽映画としては、完璧な作品ではないでしょうか。
とにかく、制作陣が心から恐竜と映画を愛しているのが伝わってくる。
見返して気づいたのは、本作には銃を恐竜に向けて発砲するシーンが一つもないということ。
もしもこの映画の主人公がブルース・ウィリスやアーノルド・シュワルツェネッガーだったら?
当然恐竜をぶっ殺しまくって物語を進行させただろう。
しかし、本作はそういった80年代的なアクションを過去に追いやった。
アメリカ的マッチョイズムは本作には存在しない。主要な登場人物は一人残らずオタクである。
銃や筋肉に頼るのではなく、知識と機転を用いて脅威に対抗するというのはその後の大衆作品に広く影響を与えたように思う。
そして何より、愛しい恐竜たちを銃なんて無粋なモノで傷つけたくない!という製作陣の思いが伝わってくるような気がしてくる。
勿論本作には恐竜たちの恐怖が描かれている訳だが、決して彼らを悪役にはしていない。
どれだけ恐ろしい目にあっても、主人公のアランもティム少年も恐竜を愛する気持ちは失わない。
Tレックスに襲われた直後にも拘らず、ブラキオサウルスに目を輝かせる2人の姿は美しい。
恐竜を恐れるレックスに対し、彼らは怪物じゃない、理由もなく恐れてはいけないと諭すアランの姿は何処までも無垢で慈愛に満ちている。
愚直なまでの恐竜への愛情、言い換えれば好きなものへの情熱が本作に通底するテーマであり、それはスピルバーグの映画への愛情が反映された結果のように思える。
本作における恐竜は「映画」のメタファーなんだろう。
子供のように無邪気にはしゃぎ回るオーナーのハモンド。彼の姿はほとんどスピルバーグ本人であるように自分の目には映った。
作りたい映画を作る。CGIなどの最新技術も貪欲に取り入れ、誰も観たことのないような映像を目指す。
世間からの批判は気にしない、というより批判される事など全く想像もしていないようだ。
当時は娯楽映画の監督という立ち位置だったスピルバーグ。ヒットメーカーではあるが、業界関係者により選ばれるアカデミー賞とは無縁だった。
つまり、スピルバーグは業界内では低く評価されていたということだろう。
娯楽大作ばかり作っていては、映画監督としては評価されない。そのことはわかっている。アカデミー賞は欲しいが、俺に作れるのは、そして俺が作りたいのは観客をハラハラドキドキさせる娯楽映画だけなんだ…。しかし、このままで良いと思っているわけでは…。
という葛藤が、この映画においてハモンドが数学者マルコムに批判される場面に表れているようだ。
あんたの作る娯楽映画は、芸術に対するレイプだ、と。
このような自己批判と、それに対するアンサーとして『シンドラーのリスト』を本作と同年に公開したのだとするならば、まさにこの1993年はスピルバーグ革新の年といっても差し支えないだろう。
この後、スピルバーグはしばらく娯楽映画からは距離を置き、『アミスタッド』『プライベート・ライアン』『A.I.』と言ったドスンと重たい作品を手がけるようになる。
ちょっと話がズレてきてしまった💦
要するに、スピルバーグの映画愛がビンビンに感じ取れるから本作は素晴らしいっちゅーことです。
アラン博士、エリー博士、マルコム博士。基本的にみんな好奇心の塊みたいな人たち。
散々ハモンドを批判しておいて、その後のツアーでは目を輝かせて「Tレックスどこどこ!?」みたいなテンションになっているのが微笑ましいし笑っちゃうところ。
ただ、気になる点もある。
というのも、そのピンチ必要?と言いたくなるような展開がチラホラと…。
恐竜に襲われるというピンチは良いんです。でも、高い木にぶら下がった車から降りるところとか、電気柵を登って乗り越えるところとか、恐竜に関係ないハラハラシーンは正直不要だと思う。
そんなんやる暇があるなら、もっと恐竜をみせてくれよ。
他にも細かいところで気になるポイントは何点かある。
ネドリー1人にセキュリティの権限与えすぎだろとか、もっと警備員の人員を増やせよとか。
アラン博士とエリー博士はわかる。しかしマルコム博士、この人呼ばれた意味ある?後半ほとんど出番ないし。何故カオス理論の専門家のお墨付きが必要なのか、コレガワカラナイ…。
とまあ重箱の隅をつつくような指摘はいくらでも出来るんだけど、そんな事観ている最中は気にならない。まさにジェットコースター的アトラクション映画!
映像も30年近く前の作品とは思えない。CG綺麗。
そして恐竜のアニマトロニクスの素晴らしさ🦖
トリケラトプスなんて、本物にしかみえないっす。
下手にCGにばかり頼らず、ちゃんとロボットも駆使しているからこそ、圧倒的なリアリティが映画に生まれているんですね。
今では当たり前になった映画におけるCGIも、本作から本格的に始まった。
まさに映画のカンブリア爆発や!💥
ただただ純粋に面白い、娯楽映画の決定版です!!
最後に一点。
本作はとにかく吹き替えが素晴らしい♪
富山敬さんや永井一郎さん、大塚芳忠さん、弥永和子さん、納谷六郎さん、梁田清之さん、桜井敏治さん、田中信夫さん…etc。そして坂本真綾さんの子役時代の演技も楽しめる!
ぶっちゃけ本作を吹き替え以外で観たことないし、観る必要もないと思っている。
完璧な吹き替え、お見事です!
…懐古主義者は嫌われるというが、こと洋画吹き替えに関してはもう100%昔の方が良い。
一体誰が玉木宏や木村佳乃、オリエンタルラジオの吹き替えなんて聴きたがる………ン?…あぁ、おいやめろよせ…ウワァーーー!💥💥💥🦖🦖🦖
タイトルなし
自宅PCにて、Amazon prime videoにて視聴しました。
来年あたりにこのシリーズの新作が出ると聞いたので、今のうちに全作見通しておこうと思い、見たことある作品も含めて見返し始めました。
今作に関して見るのは2回目ですが、2回目でも全く飽きないほどの映像、演出、ストーリー展開でした。90年代の作品とはいえ、やはり名作というのは朽ちないものなのだと実感しました。
恐竜に見つからないように息を潜めるシーン、追いつかれぬよう全力で逃げるシーン、扉を開けられまいと必死に抑えるシーン、どのシーンもスリル満点で息を飲む展開でしたね。(他の方のレビューにもありましたが)水の振動で恐竜の接近を認識させる演出は素晴らしいと思います。また個人的には、木に引っかかった車を回避するシーンも印象的でした。車に「上から」追いかけられる映画なんて、他には無いのではないでしょうか。
ストーリー展開がわかりやすく、メッセージ性もあり、草食恐竜との触れ合いのシーンなど癒される部分も魅力的で、本当に名作だと思います。
迫力満点
正直、映画疲れしていたので、面白いといいな、と不安な気持ちで観ていたのですが、
心配は無用で、面白かった。
知名度があるだけあるな、とつくづく思いました。
妥協が全くないというか、とても作り込まれている空間で、
アメリカすげーって思わざるを得なく。
ティムの悪運の強さは本当微笑ましかった。
関係ないですが、『E.T.』の主人公のお兄さん役の人にそっくりで、
同じ人なのだと思い込んで観ていましたが、違う人でした。
似てると思った人はいるかなぁ。
社長の、最後の悲しそうな顔は忘れられません・・・
続編とかで元気でやってるといいなぁ
映画史上初めてCGで恐竜を生き生きと蘇らせた事以外は、スピルバーグ監督作としては案外凡作。
(原作既読)①最初に断っておきます。わたしは恐竜が大好きです。小学生4年(9歳)で初めて夢中になってから59歳になった今でも I ❤️恐竜です。恐竜像も50年間で大分変わってしまったけれど今でも最新の恐竜学には何とか追いついて行っております。②マイケル・クライトンの『ジュラシック・パーク』は傑作でした。大怪我を負った男が「ラブトル…」という言葉を残して事切れる冒頭シーンのミステリアスさ、そして何よりグランド博士たちがイスタ・ヌブラを初めて訪れた時にジャングルのあちこちからヌッと首を起こして現れたものーそれに続く『それは恐竜だった。』の一言にどれ程心が弾み感動した事だろう。そのあと人災でコントロール不能になったイスタ・ヌブラからの脱出劇の息をつかせぬスリリングさと怖さ。映画化は残念ながらその10分の1も伝えておりません。③映画で唯一胸が一杯になったのは、イスタ・ヌブラに到着してグラント博士たち一行がはじめてブラキオサウルスを観たところ。CGとは言え初めてスクリーンで観た実物大の勇姿に胸が一杯になったものでした。良く考えたらあんな大きなものならもっと早く目に止まっただろうという矛盾や、その前にエリー博士が途中で採集したシダを鑑定して「ここのシダは恐竜時代に絶滅した筈」という台詞があって、恐竜はともかく有史前の植物をどうやって生き返らせたのか、という違和感は初観のときからずっと頭を離れません。その後の展開もスリリングではあるが『ジョーズ』からすると数段落ちるし、後半のヴゥロキラプトルに襲われるシーンも原作より生ぬるい。エリーが変電所で先に入ったスタッフの手首だけ見つけるというのも考えてみればへんな話。何よりこんなに大惨事を起こした一番の責任者なのに、『ここは危ない脱出しよう』というグラント博士の言葉にホイホイと乗って一緒にヘリに乗り込むハモンドの無神経さ・厚かましさ。「ジジィてめえの責任だろうが、何とかせい!」と心の中で罵倒しておりました。⑤この映画が変に恐竜映画の金字塔みたいに扱われてしまったため、後続の映画は最早最新の恐竜学を取り入れようせず相変わらず20年以上前の恐竜像にしがみついて金儲け目的のほぼ怪獣映画に堕ちてしまいました(良くできた怪獣映画は大好きです、誤解無きよう)⑥本来SF映画が忘れてはならない『sense of wonder 』を置いてきて金儲け主義への道を開いてしまったのが、この作品の功罪でしょうか?
人類の傲慢さを告発する恐竜たち
"ジュラシック・パーク" シリーズ第1作。
"金曜プレミアム" で久しぶりの鑑賞。
スティーブン・スピルバーグ監督が当時最先端のVFXとアニマトロニクスを駆使して、現代に蘇った恐竜たちと人類の戦いをスペクタクル満載で描いた傑作アドベンチャー。
恐竜たちを描くVFXは今観ても全然見劣りしない。子供たちの乗った車をいたぶるティラノサウルス。巨大なブラキオサウルス。草原を駆け抜けるガリミムスの群れ。知能に長けたヴェロキラプトル。まるで本当に恐竜がいるかのようなリアリティーでした。子供の頃は本気で信じていたほど。
檻に投入した牛が、クレーンを引き上げればいなくなっていたり、がさごそ動く茂みだけを見せると云った、「激突!」や「JAWS/ジョーズ」などから継承された恐怖を誘う焦らしのテクニックがめちゃくちゃ効果的で秀逸の極み。
中でもラプトルの怖さは本当にトラウマ級!―人間大と云うのがめちゃくちゃ怖いんですよねぇ…。加えて頭脳プレイを仕掛けて来るんだからタチが悪いったりゃありゃしない。「アーノルドさ~ん…(腕ポトからの…)あぁ、ここにいたのねイヤー!!!」は忘れられないシーンです。
人間たちの決死のサバイバルも本作の見どころですが、なんと言っても本作に籠められた、人類の傲慢さを打ち砕く強いメッセージを観逃してはなりません。
神の如き所業で、太古に滅んだ恐竜たちを復活させた人類。生命を弄び、自然の摂理に反した結果、えげつないしっぺ返しを食らうことになってしまいました。
「科学の暴走」と云う日本のゴジラ・シリーズにも通じるテーマは、今なお色褪せないものだなと思いました。むしろ、早く色褪せないといけないのかもしれませんが…
[以降の鑑賞記録]
2017/07/28:金曜ロードSHOW!
2021/09/03:金曜ロードショー
※修正(2024/05/18)
0%の確率を保つことは、不可能だ。
映画「ジュラシック・パーク」(スティーブン・スピルバーグ監督)から。
パニック映画と考えれば、予想外にメモは多かったが、
特に数学者のイアン・マルカム博士の考え方は、
監督が彼の台詞を借りて、言いたかったことではないだろうか。
「人工的な遺伝子の操作をしているから、繁殖することは絶対にない」
と言い切る研究者に、数学者はこう言い返す。
「0%の確率を保つことは、不可能だ。進化の歴史を振り返れば分かる。
生命を押さえつけることはできない。
生命は、危険をおかしてでも、垣根を壊し、自由な成長を求める。
『生命体は繁殖する道を探す』と言っているのさ」
だから「自然の力を甘くみて思いあがるとこわいぞ」と警告し、
「あなた方は、危険をもてあそんでいる。生命の力は恐ろしい。
オモチャではないんだ。
君らが用いている科学技術や知識は、誰もが手軽に入手できる。
誰かの本を読んで応用するだけ。自分たちの責任を問うこともしない。
天才が考えたことをチャッカリ頂いて、事の重大さも考えず、
手早くパッケージにして売り出す事しか考えていない!」と手厳しい。
しかし視点を変えれば、恐竜に限らず、原子力発電だって同じこと。
確かに、生命体ではないけれど、人間のコントロールが利かない点は、
「恐竜」を「原子力発電」に置き換えてみれば判りやすい。
実際、100%安全だ、と言えば言うほど、怪しいと考えた方がいい。
数学者らしく「確率」を持ち出しながらの説明は、実に端的な台詞だ。
さらに「創造は、意思が生み出す」「命は、道をみつける」
これらは「次に繋がるキーワード」と思いメモをしたのだが・・。
人間って、痛い目にあっても、懲りない生物なんだなぁ。
タブー第一弾
当時私は小学生で、安全で楽しいと思い込んでいるパーク設立者ハモンド爺さんの孫としてパークに招かれる姉弟の姉にどっぷり感情移入し、手で目を覆いながら薄目で観た。
見どころはなんといっても、恐竜大嫌いなお姉ちゃんが、恐怖を殺してスプーンをカンカンしてラプトルの注意を自分に向け、ピンチの弟を救うシーン。
そのあと、姉を気にせずあっさり別室に駆け込もうとする弟と、すんでのところで間に合うお姉ちゃん。弟って可愛げあるけどどうしてこうなんだ。スリルありすぎ!
パソコン得意なお姉ちゃんが、パークの人間も無理だった謎のインターフェースを操作して危機一髪な場面も。
ティラノサウルスがいるのに懐中電灯点けちゃったり、仕草が遅くて感電したり、2人の子供らしい行動が、ひやひやする面白さを増している。
あの恐怖体験を経て、機転が利くお姉ちゃんは勇敢なエリーのようになるのだろうかと思っていたら、いつしか自分がエリーくらいの歳ですが、何回見てもいくつになっても、怖いけど面白い。
恐竜大好きな弟のことは、恐竜を愛しげに研究し続けるグラント博士がジュラシックパーク3で言及していた気がします。3では再びグラント博士とエリーの活躍が見られます。ウー博士はワールドにも出てくるし、シリーズの基礎をしっかり堅める1作目。
お金の欲に駆られる弁護士や、大金と引き換えに安月給の激務を晴らすべく盗みの取引に応じて周りを危険に晒したシステム担当者は早々に餌食になるのは当然として、純粋に幻を蘇らせる魅力に取り憑かれリスクを軽視しパークを開いた老人の尻拭いのために、発電機を上げに行きいつの間にか腕だけになっているサミュエルLジャクソンはかなり衝撃的。
純粋に恐竜という存在を愛してやまないグラント博士と、彼女で植物学者のエリーは、資金繰りして化石を掘り起こしていた恐竜がすぐ目の前で息をし生きている事実に最初こそ感嘆しますが、肉食恐竜まで人間の手で飼育されていて管理下だと言い切る関係者たちにドン引き。本来推薦状を書いてあげるために呼ばれたはずが、命の危機に何度も瀕し、孫達の事まで守り、とんでもない目に遭って本当にお気の毒。
デキる強い女性の先駆けともいう役どころのローラダーンが、本当に近年までスターウォーズなど大作含め様々な作品に出演し続けていて、時代を生きている女性と感じる。今作もすっかりシリーズ化され、続編の作品内では確か赤ちゃんが産まれている描写もあったはず。子供はうるさいしと敬遠していたグラント博士が、今作の終わりではすっかり子供達に頼られる存在に変貌していて、微笑ましい。
予測不可能なガウス関数を研究する数学者の立場ながら、最初から遺伝子操作に疑問を唱えていたマルコム博士をさも変人かのように扱う本作だが、少し先を見る力があればすぐに想定できることの連続。
それでも、シリーズでは四半世紀たった今でも遺伝子操作による警告を続けていて、にもかかわらず、現実には遺伝子組み換えも遺伝子操作も、不妊治療のために人間の遺伝子に人が携わる機会も増えるばかり。なんだかなぁ。
ラストの、命からがら集合し救援ヘリに乗り込んだ人間達の背景に、雄大な空を飛ぶプテラノドンの群れのシーン。人間の思惑など関係なく自然の中で悠然と生きる生命体達に見れば不思議と美しさを感じるし、荘厳な自然を人が操ろうと手を加えたところで、そんなちっぽけの力では操作するどころか、首を突っ込んで余計な事をし、誰も喜ばない小さないたずらを仕掛けるだけ、程度に感じる。あんなに脅かされたラプトルがあっさりT-REXにパクリとされるシーンでも、自然界での人間の弱さちっぽけさを見せつけられる。メスだけにしても両性具有化して繁殖する恐竜にかなうはずなどない。
何十年も続編も見てきたからこそ、久々に観ると、最後に更なる大物が出てくる構成や、木の上に引っかかった車など、続編で数々のオマージュが産まれ引き継がれているのを知って見て、スリル映画の中で浸れる不思議な回顧感。そんな楽しみ方ができるようになると当時の私は知らなかった。今は子供と見ている。映画っていいな。
ジュラシックパーク
✴︎あらすじ
)恐竜の発掘を行う生物学者のアラン・グラント博士(サム・ニール)のもとへ、富豪であるジョン・ハモンド氏(リチャード・アッテンボロー)が、「資金援助の代わりに、ジュラシック・パークの視察に来て欲しい」と提案する。グラント博士が孤島へ向かうと、そこは恐竜たちが住む『ジュラシック・パーク』だった。ハモンド氏は、研究者たちを集め、クローンの恐竜を創りだしたのだった。パークの安全制御を担当するコンピュータ・プログラマーのネドリーが、ライバル会社に恐竜の胚を渡すため、島を抜け出そうとしていた。その過程で、ネドリーがゲートを開けるために電源を落としたことにより、グラント博士たちはパーク内に取り残され、安全柵の高圧電流は無効となってしまった。危険な恐竜たちに襲撃される恐怖の中、グラント博士は同行した子供たちを守りながら、島を脱出することに成功する。
✴︎感想
ティラノザウルス迫力があって凄く怖かった。
恐竜に追われる恐怖もだけど、電流の線を越えてる最中に電力を戻される恐怖もあって、常にハラハラ。
お姉ちゃんの成長もすごい!
光を消して叫ばず隠れる。弟を守るために危険をおかす。ドアのロックまで。逞しくなった。
最後は結局恐竜に助けられた。
夢のようなパーク、あったら行ってみたいけど。
最初から最後までハラハラドキドキで、すごく面白かった!
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