ジュラシック・パークのレビュー・感想・評価
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今尚色褪せないエンターテイメント超大作。
20年ぶりぐらいだろうか?
ジュラシックパークを鑑賞。
今となっては王道の展開だが、やはりエンタメ作品としての完成度は非常に高い。あのサミュエル・L・ジャクソンが端役を演じるなんて、今では考えられない程豪華なキャスティングだ。まさか手の主が彼だったとは知らなかったw
やたらセクシーなゴールドブラム演じるマルコム博士も素晴らしかった。
カオス理論を語るマルコム。
発煙筒を振って囮になって死にかけるマルコム。
怪我して休んでるだけなのにやたらセクシーなマルコム。
とにかくマルコムの印象がやたら強い。
強すぎるw
真面目なところで言うと、彼が生命倫理を言及するシーンが印象深い。
これはクローニングがより身近なものになった今だと、公開当時以上に現実的なメッセージになっている。
ヴェロキラプトルにDNAの基本塩基が映り込むシーンはまさにこれを象徴していると言えるだろう。
今の目で見るとツッコミ所は多々ある。
だが、王道の演出や深いメッセージ性、そして圧倒的なビジュアルの前では気にする暇もない。
もう一度スクリーンで見たくなるほどの傑作映画だった。名作は色褪せない。
最後に1つだけ。
生命倫理を捻じ曲げてまでジュラシックパークを形にしたかったジョン・ハモンド。経緯はともあれ、言ってしまえば彼が諸悪の根源でもあったわけだ。そんな彼が断罪されず、改心したし、ヘリコプターで脱出すればそれで良し…というエンディングだけは如何な物かと思ってしまった。
重いテーマとエンタメ性とのバランスをとっての脚本かもしれないが、ここだけは納得しにくい部分ではあった。
スピルバーグ作品はレディプレや宇宙戦争にしても、本編はめちゃくちゃ好きなのにエンディングだけ腑に落ちない事が多い。個人的な好みで言えば、メッセージ性を示唆したビターなエンディングの方が好みだ。
だからだろうか。スピルバーグ作品ではAIとプライベートライアンばかり何度も見たくなる。
生きている恐竜たち
ワールドのために鑑賞。
人間の傲慢さと、自然の力が描かれた作品だよね。
娯楽映画としての側面が強いように感じるのに、こういうメッセージ性がしっかり伝わってくるのはすごい。
あとは、恐竜たちのリアル感よね。
生きてる。
感情も見える。
いやぁ、すごい技術力と工夫だなぁと思わされる。
展開を知っていてもハラハラさせられる面白い作品
音楽も映像にすごく合っていてインパクトのある作品。 今観てもCGの...
「USJに行きたくなる」
ハラハラしながら一気に見た
4~5回目の鑑賞
琥珀に閉じ込められた、恐竜の血を吸った蚊から恐竜のDNAを取り出して、恐竜を復活させるというアイデアは良いと思う
復活させた恐竜のテーマパークなんて本当にあったらすごいと思う
ただ、専門家たちの不安が的中して、人間が恐竜をコントロールする手段を失ってしまい
人間を襲う肉食恐竜と逃げ延びようとする主人公たちのハラハラドキドキの物語になる
30年前の映画と思えない完成度の高さだと思う
全ての始まり
ジュラシック・ワールドが1番好きなのですが、その始まりという事を思いながら観るとより面白いです。
個人的に1番好きなヴェロキラプトルが恐ろしく描かれているのが悲しい反面、賢さ(狡がしこさ)や身体能力の高さなどがよく分かる作品だと思います。
またティラノサウルスがやはり1番恐ろしいとわかる作品でもあります。
この後の作品ではティラノサウルスよりも強いとされる恐竜が出てきますが、やはり誰もが知っている最強の肉食恐竜であるティラノサウルスは観ている人の恐怖を奮い立たせます。
最初からティラノサウルスが出てくるだけで怖さ倍増、迫力満点です。
また、個人的に「自然界へのレイプ」という言葉が印象に残っています。
この作品はもちろん今後の作品でよりそれがわかるのでその意味を、覚えておくとより楽しめ考えさせられると思います。
普通に恐すぎて草
Life finds a way. 名作‼️
マイクル・クライトン原作の映画を色々観ている今日この頃。代表作はやっぱりジュラシック・パークですよね?そしてやっぱり名作です。
ヴェロキラプトルのサイズが違い過ぎるとか、ブラキオサウルスの体重を考えると後ろ足だけで立てるはずがないとか、ディロフォサウルスが別物とか、名前の割にはジュラ紀の恐竜より白亜紀の恐竜が多いよっとか色々と気になる点はあるにせよ、本作を初めて観た時にはメッチャドキドキしましたし、今観ても色褪せない魅力があります。
中でもお気に入りなのがティラノサウルスがティム達の乗る車を最初は上から噛んで固かったからひっくり返して噛もうとするシーン。例えば白亜紀にアンキロサウルスみたいな背中に装甲を持つ恐竜をティラノサウルスはひっくり返して攻撃してて、車にも同じように対応したのではないかと。白亜紀当時の狩りの仕方を甦ったティラノサウルスがやっているというシーンに古代へのロマンを感じます。スピルバーグ良くわかってる‼️
後、見直して発見したのが鳥類は恐竜の生き残りって説が既に映画の中で話されている事ですね。今では常識となっている話でも90年代当時ではまだ一般的ではなかったのではないでしょうか?世界初の羽毛恐竜シノサウロプリテクスが発見されたのは1996年ですし。鳥=恐竜説自体は今から約150年前からあったみたいなんですけど暫く消えていたので、90年代初頭ってまだ恐竜=動きの鈍い爬虫類ってイメージが強かった時代のように思えます。そこからメチャメチャ俊敏に動ける恐竜を定着させたのも本作が残した功績ですよね。
CG自体はたった7分ほどしか使われていなかったそうで今みると粗も目立ちますが、恐竜の常識を一気にアップデートしたスピルバーグ監督は素晴らしいと思います。スピルバーグ監督って何度も世の中の常識をアップデートしているんですよね。ホント凄い監督やわ。
さてさて、DNAは最長でも約700万年で消滅してしまうのがわかってしまった現代、6500万年前の恐竜をDNAから蘇らせるという映画の方法でジュラシック・パークを実現することは不可能なのですが、「鳥を退化させて恐竜にしてみよう」なんて試みもあったみたいですし、いつかは自分の目で恐竜を見れる日がくることを期待しています✨最先端の科学者の人、頑張って‼️
子供の頃から
ニューアイドル
公開時のテレビCMは、丸窓から覗くヴェロキラプトルのギョロっとした目と、ガラスが曇る鼻息が、なんとも言えず不穏だった。映画館で見た時も、ティラノサウルスよりヴェロキラプトルの方が怖かった。今まで恐竜の一番人気はティラノサウルスだったが、まさにニューアイドルの登場だった。その後たくさん作られた続編でも、ラプトル大活躍。この頃って、まだCGが出始めくらいだったかな、よくこれだけ生き生きとした恐竜を作ったなぁ。
コップの水の揺れとか、動く影とか、ドアのハンドルの動きとか、「来るよ〜来るよ〜」とあおる。こういうのスピルバーグはホントうまいと思う。当時の最先端の研究を取り入れて、かつあり得そうなフィクションをまぶして、誰でも楽しめるエンタメに仕上げた。すごい大好きな映画だ。
キッチンの棚の中にレックスが隠れようとするところは、当時は気付かなかったけど、シャイニングの引用だね。あっ、ラプトルを冷蔵庫に閉じ込めるのも? もしかして他にもあるかもしれない。
この映画を見た後、すぐ原作も読んで、しばらくクライトン漬けの時期があった。確か、恐竜ものは「ジュラシック・パーク」一作で終わりにするつもりだったのに、世界中の子供達から手紙が来て、続編を希望され、「ロスト・ワールド」を書いたんだっけか。やっぱ子供は恐竜大好き。そして、シリーズ化できる程の、優秀なコンテンツになったね。
日テレ金曜ロードショーで。
今、観ると、USJみたいだ‼️❓
やっぱ映画は画質が良いとかCGがすごいとかそんなの関係ないんだよね...
やっぱ映画は画質が良いとかCGがすごいとかそんなの関係ないんだよね〜。
こういう独創性が良い。
どうなるか何が起こるか分からないのが良い。
面白ければ動きがリアルとか機械っぽいとかどうでもいいという事が証明されてる。
過去の名作
恐竜が生きている!!
この映画の肝は何といっても「生きて動く恐竜」だ。2021年の今でこそ画面上で生きて動く恐竜はほぼ当たり前のものとなったが、この映画が描かれた当時では画期的なものだったと思う。古生物学者グラント博士がサングラスを外して「これは....!」と驚くシーン、雨の中Tレックスが柵を壊してジープの前に現れるシーン、調理室でのラプトルとの対峙など、今でも忘れられない。
ストーリーの骨格も良い。恐竜テーマパークを作るとは、いかにもアメリカっぽい夢。その夢を遺伝子工学というハードSFの道具立てで完成させる。SF好きにはたまらない設定。もし本物の恐竜が見れるパークがあれば世界中から人が押し寄せるだろう。事業的にも大有望だ。そしてこの事業性、いわば「金になる技術」が映画のストーリーのもう一つの核。技術を盗もうとする一人の技術屋の所業で、パークは制御不能のカオスに陥る。で、映画としてはパニック系アドベンチャーである。クライトンの原作では恐竜はもっと多いが、スピルバーグ監督はこれを少なくし、原作のエッセンスをうまく抽出し、素晴らしい映像にした。この後もシリーズは続くが、なかなかこの一作目の衝撃を超えられないのは仕方がないかもしれない。だって恐竜が生きて動くことではもう感激してもらえないから。2022年には新作ができるらしいが、どうなるだろうか。
これぞ娯楽大作の決定版! 映画の未来はここから始まった🦖✨
恐竜パニック映画の金字塔、『ジュラシック・パーク』シリーズの記念すべき第1作。
DNA操作により蘇った恐竜たちを展示するテーマパーク、「ジュラシック・パーク」内で巻き起こる惨劇が描かれる。
監督は『インディ・ジョーンズ』シリーズや『E.T.』で知られる巨匠、スティーヴン・スピルバーグ,KBE。
カオス理論の専門家、イアン・マルコム博士を演じるのは『アニー・ホール』『ザ・フライ』のジェフ・ゴールドブラム。
パークのチーフエンジニア、アーノルドを演じるのは『星の王子ニューヨークへ行く』『グッドフェローズ』の、後のレジェンド俳優サミュエル・L・ジャクソン。
第66回 アカデミー賞…音響賞、視覚効果賞、音響編集賞の3冠を達成👑👑👑
第17回 日本アカデミー賞…最優秀外国作品賞を受賞!
第36回 ブルーリボン賞…外国映画賞を受賞!
言わずと知れた大ヒット作!
どれだけヒットしたのかと言うと、製作費6300万ドルに対し興行収入は驚異の10億3000万ドル!💵💰
製作費の16倍以上の興行収入を叩き出し、当時の歴代興行収入ランキングの1位を獲得した(本作の登場まで『E.T.』がNO.1だった。スピルバーグ恐るべし…😨)。
勿論何度となく鑑賞しているわけだが、真面目に見返したのはすごく久しぶり。
いやぁ、改めて見返してもやっぱり面白いわコレ…!
映画の冒頭から最後まで、退屈なところがない。
ワクワクしてハラハラして、時々ホロっと涙して、ヒェ〜と怖がって、ウヒョ〜と興奮させてくれる✨
子供からお年寄りまで楽しめる娯楽映画としては、完璧な作品ではないでしょうか。
とにかく、制作陣が心から恐竜と映画を愛しているのが伝わってくる。
見返して気づいたのは、本作には銃を恐竜に向けて発砲するシーンが一つもないということ。
もしもこの映画の主人公がブルース・ウィリスやアーノルド・シュワルツェネッガーだったら?
当然恐竜をぶっ殺しまくって物語を進行させただろう。
しかし、本作はそういった80年代的なアクションを過去に追いやった。
アメリカ的マッチョイズムは本作には存在しない。主要な登場人物は一人残らずオタクである。
銃や筋肉に頼るのではなく、知識と機転を用いて脅威に対抗するというのはその後の大衆作品に広く影響を与えたように思う。
そして何より、愛しい恐竜たちを銃なんて無粋なモノで傷つけたくない!という製作陣の思いが伝わってくるような気がしてくる。
勿論本作には恐竜たちの恐怖が描かれている訳だが、決して彼らを悪役にはしていない。
どれだけ恐ろしい目にあっても、主人公のアランもティム少年も恐竜を愛する気持ちは失わない。
Tレックスに襲われた直後にも拘らず、ブラキオサウルスに目を輝かせる2人の姿は美しい。
恐竜を恐れるレックスに対し、彼らは怪物じゃない、理由もなく恐れてはいけないと諭すアランの姿は何処までも無垢で慈愛に満ちている。
愚直なまでの恐竜への愛情、言い換えれば好きなものへの情熱が本作に通底するテーマであり、それはスピルバーグの映画への愛情が反映された結果のように思える。
本作における恐竜は「映画」のメタファーなんだろう。
子供のように無邪気にはしゃぎ回るオーナーのハモンド。彼の姿はほとんどスピルバーグ本人であるように自分の目には映った。
作りたい映画を作る。CGIなどの最新技術も貪欲に取り入れ、誰も観たことのないような映像を目指す。
世間からの批判は気にしない、というより批判される事など全く想像もしていないようだ。
当時は娯楽映画の監督という立ち位置だったスピルバーグ。ヒットメーカーではあるが、業界関係者により選ばれるアカデミー賞とは無縁だった。
つまり、スピルバーグは業界内では低く評価されていたということだろう。
娯楽大作ばかり作っていては、映画監督としては評価されない。そのことはわかっている。アカデミー賞は欲しいが、俺に作れるのは、そして俺が作りたいのは観客をハラハラドキドキさせる娯楽映画だけなんだ…。しかし、このままで良いと思っているわけでは…。
という葛藤が、この映画においてハモンドが数学者マルコムに批判される場面に表れているようだ。
あんたの作る娯楽映画は、芸術に対するレイプだ、と。
このような自己批判と、それに対するアンサーとして『シンドラーのリスト』を本作と同年に公開したのだとするならば、まさにこの1993年はスピルバーグ革新の年といっても差し支えないだろう。
この後、スピルバーグはしばらく娯楽映画からは距離を置き、『アミスタッド』『プライベート・ライアン』『A.I.』と言ったドスンと重たい作品を手がけるようになる。
ちょっと話がズレてきてしまった💦
要するに、スピルバーグの映画愛がビンビンに感じ取れるから本作は素晴らしいっちゅーことです。
アラン博士、エリー博士、マルコム博士。基本的にみんな好奇心の塊みたいな人たち。
散々ハモンドを批判しておいて、その後のツアーでは目を輝かせて「Tレックスどこどこ!?」みたいなテンションになっているのが微笑ましいし笑っちゃうところ。
ただ、気になる点もある。
というのも、そのピンチ必要?と言いたくなるような展開がチラホラと…。
恐竜に襲われるというピンチは良いんです。でも、高い木にぶら下がった車から降りるところとか、電気柵を登って乗り越えるところとか、恐竜に関係ないハラハラシーンは正直不要だと思う。
そんなんやる暇があるなら、もっと恐竜をみせてくれよ。
他にも細かいところで気になるポイントは何点かある。
ネドリー1人にセキュリティの権限与えすぎだろとか、もっと警備員の人員を増やせよとか。
アラン博士とエリー博士はわかる。しかしマルコム博士、この人呼ばれた意味ある?後半ほとんど出番ないし。何故カオス理論の専門家のお墨付きが必要なのか、コレガワカラナイ…。
とまあ重箱の隅をつつくような指摘はいくらでも出来るんだけど、そんな事観ている最中は気にならない。まさにジェットコースター的アトラクション映画!
映像も30年近く前の作品とは思えない。CG綺麗。
そして恐竜のアニマトロニクスの素晴らしさ🦖
トリケラトプスなんて、本物にしかみえないっす。
下手にCGにばかり頼らず、ちゃんとロボットも駆使しているからこそ、圧倒的なリアリティが映画に生まれているんですね。
今では当たり前になった映画におけるCGIも、本作から本格的に始まった。
まさに映画のカンブリア爆発や!💥
ただただ純粋に面白い、娯楽映画の決定版です!!
最後に一点。
本作はとにかく吹き替えが素晴らしい♪
富山敬さんや永井一郎さん、大塚芳忠さん、弥永和子さん、納谷六郎さん、梁田清之さん、桜井敏治さん、田中信夫さん…etc。そして坂本真綾さんの子役時代の演技も楽しめる!
ぶっちゃけ本作を吹き替え以外で観たことないし、観る必要もないと思っている。
完璧な吹き替え、お見事です!
…懐古主義者は嫌われるというが、こと洋画吹き替えに関してはもう100%昔の方が良い。
一体誰が玉木宏や木村佳乃、オリエンタルラジオの吹き替えなんて聴きたがる………ン?…あぁ、おいやめろよせ…ウワァーーー!💥💥💥🦖🦖🦖
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