劇場公開日 1998年4月25日

ジャッキー・ブラウンのレビュー・感想・評価

全28件中、21~28件目を表示

3.5狐と狸のばかしあい。内容は地味なのだが、なんとなく見入ってしまう。...

2017年3月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

狐と狸のばかしあい。内容は地味なのだが、なんとなく見入ってしまう。監督の手腕なのでしょうか?さすがタランティーノ、玄人好みな感じ。

私はど素人なので正直少し物足りない感ありでした。いつド派手な事件が起こるんだ?待っていたんだが…おーいデニーロ、えっ!

主演のパム・グリア、若き頃を見てみたい。なんでも、監督の◯◯◯ッ◯だったそうな、危険、危険(笑)

コメントする (0件)
共感した! 0件)
はむひろみ

5.0デ・ニーロが可愛い

2017年2月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

興奮

ベテラン俳優二人の渋い演技に目が行く。

あまり賢く無くて突っ込みどころ満載で狂気も含んだ中年チンピラをコミカルに演じたデ・ニーロの演技にはやはり名優と呼ばれる意味が良い仕事をしている。

オヤジ臭プンプンなTHE普通のおじさんを哀愁たっぷりに演じたR・フォスターもジャッキーに好意を持ちながら距離を置きラストシーンが健気で優しさが全身から溢れたような表情も堪らない。

「レザボア・ドッグス」や「パルプ・フィクション」より演出に人間描写と物語に重要性を置いていて地味なイメージもあるが犯罪映画としてシンプルに渋い作品に仕上がっているしLOOKよりもドラマ性に重きを置いた脚本、脚色に前二作とはまた違った素晴らしい手腕を発揮したタランティーノ。

オープニングもタランティーノらしく初っ端から此方のテンションを上げてくれる演出で最高。

コメントする 1件)
共感した! 3件)
万年 東一

4.5他のタランティーノ作品より軽め。でもオシャレ。

2017年1月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

約20年ぶりに鑑賞。
昔は単純にパルプフィクションの次の作品だからってことで見て、あらすじもほとんど覚えてなかったんだけど、三十路過ぎてから見たらおもしろい。
パム姐さんのかっこよさがたまらん。
オデールに殺されるより職を失うほうが怖いってリアルな感じも、他のタランティーノ作品より親近感わくしいい。
オープニング、くそかっこいい。
昔見た時も忘れなかったのは、デニーロのマヌケっぷり(笑)
これをまた観られてよかったわぁ。
タランティーノやっぱおもろいね!

コメントする (0件)
共感した! 2件)
本まぐろトロ子

3.0豪華な俳優陣!

2016年3月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

ヘイトフルエイトが期待以上にツボだったのでもういっちょタランティーノ作品を鑑賞。
ムダに順番通りに見たがる性分なので今回は3作目のこちらの作品。

相変わらずOPがいい。ただジャッキーブラウンが空港を歩いているだけなのにBGMがグルーヴィーでかっこいい!しかし長い!フル尺で歩く!笑

そして銃の密売人のオデールことサミュエル叔父貴とその相棒のルイスことデニーロが冒頭から並んで映っている。素晴らしい笑。そんで銃についての無駄話笑。デニーロ全然興味なさそう笑。
その2人を挙げようとジャッキーに近寄るFBI役にマイケルキートンと好みの俳優が盛りだくさんでキャストに関しては最高笑。クリスタッカーが秒で死んだのはちょっと残念だったけど。

ストーリーとしてはオデールの金の運び屋をしていたジャッキーが麻薬の所持でFBIのレイらに逮捕されてしまうことから始まる。しかし釈放と職場復帰を条件にオデールたちをハメる計画を持ち出されたジャッキーは途中で親しくなったマックスとともに人生をかけた大勝負に出る!
といったもの。

1番面白かったのはデニーロのポンコツ扱い。出所したばかりで勘が鈍っているというあいまいな理由により、サミュエルには怒られ、2回りくらい年下のメラニーと関係を持つものの、バカにされ続け、イラっとしたのか考えなしに殺すなど切れ味ゼロのキャラクターに笑。それはそれで愛されるのが彼のすごいところ。

今回もサミュエル叔父貴はキレッキレでもうファッキンファッキンしまくり。キレたときの何するかわかんない感じめっちゃ怖いのと後半の髪下ろした姿がどう見ても落ち武者にしか見えなくて笑えた笑。

役者の演技は楽しめたけど長いってのもあって後半ちょっとなにやってるのかわからなくなってしまった。。確かにオトナの魅力溢れた感のある作品には仕上がっている。個人的にはジャッキーがもっと切れ者でFBIもオデールたちも騙して、マックスとともにどこか遠い所へ逃亡しちゃう的なラストを期待してた。結果(マックスを除いて)そうなったわけだけどその過程をもっと面白く見せてくれるとよかったかなぁ。良くも悪くもそこはタランティーノ映画それもそれで魅力の一つ。
次はいよいよキルビル?観たことないから楽しみ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
オレ

4.0おもしろいです。

2015年2月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

このなんともいえない中途半端な感じは狙ったものなんでしょうね。
すごく表現としては難しいのだけれど、絶対にどこにもベクトルが振れることなく、ずっとふわふわ宙を浮いてるような感じ。
キャスティングから、映像から伝わる雰囲気から、展開にしても、すごく感覚的に違和感(いい意味で)が全編にわたってある。
それでいて場作りの上手さと、時間軸を追って整理された仕掛けで引き込んでいく。
なんでしょうね、役者に気持ち良く演技させない、そんな演出をあえてやっているような。やっぱり変態なんですかね、タランティーノって。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
okaoka0820

5.0だんだんかわいくなってく

2014年7月22日
iPhoneアプリから投稿

楽しい

興奮

萌える

個人的なタランティーノ作品No.1です。

何回も見るうちにどんどん好きになっていきます。タランティーノがラブストーリーを真っ向から描いた唯一の作品です。改めて人間を描くのが上手いなって思います。器用な人から不器用な人まで・・・ほんとあるあるってなる。

あとだんだんパム・グリアーがかわいくみえていきます。その辺もうまいと思います。
最初会った時には「別に・・」って思ってた職場の女の子が何回も会ってるうちにかわいくみえていくようなあの感じ。

あとデニーロのダメダメ感が素晴らしい。

あと音楽が素晴らしい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
アリンコ

5.0110番街交差点

2013年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、DVD/BD

泣ける

笑える

興奮

冒頭のシーンがイイ!!
流れている『110番街交差点』の曲がイイ!!

「もっとマシな生き方があるのは知ってたよ。
 110番街交差点、そこは生きるか死ぬかの分かれ道。
 生き残りたいなら強くなれ。」

そんな歌詞をバックに走るパム・グリアがイイ!!
もう若くはない女の疲れた横顔がイイ!!

この映画きっかけで『110番街交差点』やパム・グリア『コフィー』を観た。
腰が抜けるほど痺れる映画。言葉ではなく肉体で全てを納得させる映画。
タランティーノがこのカッコ良さに憧れたのも充分すぎるほどよく分かる。

『ジャッキー・ブラウン』がそのカッコ良さを万人向けに昇華できていたかは、ちょっと微妙。熟女パムをおっさん三人が好きになる話だもんなー。

万人受けはしなくとも、この映画やっぱりイイ。
公開当時観たときよりも、今の方が年齢的にパムに近づいてきたせいか、よりグっとくるようになってきた。ラストシーンがより切なくなってきた。

ラストでもう一度『110番街交差点』が流れる。
「生きるために何だってやったさ。
 悪いことだってやった。
 ここを抜け出すためにね。」
正面から映し出されるパム・グリアのアップがイイ!!

この映画にどんな欠点があろうとも、このシーンだけで充分許せる。そして泣ける!!
(個人的には)タラ映画の最高傑作!! NO.1!!

コメントする (0件)
共感した! 4件)
小二郎

3.0単純を巧みに魅せる技術

2012年5月11日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

浮き世でバイオレンスな他愛ない話をタランティーノは映画という一つの作品へと形造る。
特に、娯楽としての映画を心得た魅せかたは非凡なものがある。
時間軸を上手く操り、同じ現場での異なった視点という単純なものを巧みに作り上げられたもののように映す。
簡単そうだがなかなか難しい演出である。
「パルプ・フィクション」から続きタランティーノというブランドを確立した一作だ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
keita