蛇鶴八拳
劇場公開日:1983年2月19日
解説
少林寺拳法の師範たちを毒殺した犯人を探して、青年拳士が活躍するというアクション映画。製作は羅維、監督は陣誌華、撮影は陳鐘源が担当。出演は成龍(ジャッキー・チェン)苗可秀(ノラ・ミャオ)、金剛、金正蘭、李英國、劉雅英など。原題は「蛇鶴八歩」。北京語サウンドトラック。
1978年製作/90分/香港
原題または英題:蛇鶴八歩
配給:東映
劇場公開日:1983年2月19日
ストーリー
少林寺では、十年ごとに少林寺八派の師範たちが集まり、それぞれの磨きあげた功夫技を披露し、上達の糧としていた。この集いで、秘技の蛇鶴八拳が生み出され、その拳譜を書きしるした秘伝書が作られた。だが、蛇鶴八拳の完成を祝う師範たちは酒宴の飲みものの中に入れられた毒のため非業の死をとげ、秘伝書も消えてしまった。時が流れ、秘伝書を求めて、多くの拳士が血眼になり、多くの生命が失われた。やがて、秘伝書を徐英風(成龍)が持っているという噂が流れた。実のところ、彼は秘伝書をひけらかして、殺人犯人を探していたのだ。彼は無銭飲食をしていた少年を助けるが、この少年、実は飛龍党首領の娘ヒュアンジュだった。彼は笛の名手で四川唐門の女党首タンピンエル(苗可秀)からも秘伝書を要求される。いつしか、この二人は徐英風を愛するようになった。秘伝書を狙っていた乞食党のパクと鷹の爪党のルーは、徐英風が高潔の士と知り味方になる。一方、悪名高い黒竜党のずる賢しこい頭領チェンティ(金剛)も、秘伝書を狙っていた。彼は徐英風に襲いかかり、その時、ヒュアンジュが生命を落した。徐英風は少林寺に行き、師範たちを殺したのは、チェンティ以外にないことを知る。少林寺連合軍と黒竜党が対決、徐英風の秘技蛇鶴八拳がチェンティに炸烈した。こうして悪は滅び、平和がもどった。