劇場公開日 1966年6月14日

市民ケーンのレビュー・感想・評価

全52件中、41~52件目を表示

4.0レトロだけど。

2017年7月21日
PCから投稿

レトロだけど、カメラワークがすごすぎる。本当に今の映画の映像技術はこの映画が走りなんだな〜と思いました。

”ローズ・バット”おしゃれですね〜

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ハワイアン映画道の弟子

3.5オーソン・ウェールズの監督デビューでの主演作品だが、その演技力にひ...

2017年1月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

オーソン・ウェールズの監督デビューでの主演作品だが、その演技力にひたすら圧倒される。全てを手に入れたかに見える富豪の空しさがスクリーンから滲み出てくる。名作と頷ける映画だった。

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tsumumiki

3.0米映画協会でNo.1だが・・

2016年7月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

米映画協会の「アメリカ映画ベスト100」の中で第1位というのでDVDを購入して観た。結論から言うと予め知識がないと解らないということだ。まずケーンは新聞王ハーストという実在の人物を描いているということ。当時ハーストは新聞の記事を使ってこの作品の評価を故意に落としたということ。ハーストは「バラのつぼみ」を愛人の性器の隠語として使っていたこと。またこの作品は、カメラワークや光と影のコントラストの使い方、ストーリー展開が1941年当時は斬新だったということ。本人の死亡ニュースから始まり、インタビュー形式で本人像を表したり「バラのつぼみ」の秘密が最後まで明かされなかった点などが優れていて、映画をひとつの作品としてサイレントから引き上げたという。日本人には解らない資産家ハーストに対する思いがアメリカ人にはあるようだ・・オーソン・ウェルズが25歳のときの監督・主演の作品。1941年のアメリカ映画。

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亮一君

4.0愛されずに育った富豪の人生

2016年3月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

難しい

この映画が作られた年代やほぼ1人で成し遂げた事を踏まえると、とんでもない。
何回も観たくなるタイプではないが、確実に映画とはなんたるかを構成する要素を生み出した意味ある作品になっている。

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佐ぶ

3.5解説を聞いていたのでなんとなく分かった。当時は画期的な撮影技法も解...

2016年3月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

解説を聞いていたのでなんとなく分かった。当時は画期的な撮影技法も解説なしだと分からない。

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マサロック

2.5前評判ほどでは…

2016年1月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

映画史上に残る傑作だと聞いていたが、その理由はわからないでもない…

ただ個人的には、主人公に魅了を感じなかった。

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tbgoh

4.0製作・脚本・監督・主演とオーソン・ウェルズでこれ作ったのはすごい。...

2015年2月23日
iPhoneアプリから投稿

製作・脚本・監督・主演とオーソン・ウェルズでこれ作ったのはすごい。普通の映画より台詞のテンポがはやいが分かりやすく1人の人生を伝える形でうまくまとめられている。自分の筋書き通りにヒトを動かして愛を欲しがる描写に共感を得たので見る価値は大。

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Tommy

3.5これぞ映画的

2015年1月5日
iPhoneアプリから投稿

オーソン・ウェルズは多分膨大な時間や労力をかけて、1人の大富豪の「愛が欲しい」という内なる欲求を120分の作品にしたのだと思う。口で言えば1秒で済むんだけど、それを様々な視点、演技、映像、音楽で観せ切るのが映画なのだと、特にラストシーンで改めて実感した。そういう意味で本当に映画的。冒頭の屋敷の引きのカットの連なりには画面で驚かされたし、尚且つ70年前の作品なのだから二度驚き。

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えら

3.0過去の名作

2014年12月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

富豪偽善者の虚しき末路を長々と退屈に描ききった過去の名作。

偉大なる金持ち、チャールズ・ケーンが死に際に残した言葉を巡り、彼の仮面を剥がしていくといった内容。
「誰もが認める成功者」それは自分を大きく見せるため、孤独を隠すためのハリボテにすぎなかった。

今の僕たちからすると完全に色褪せてしまった作品であるのかもしれない。
いやはや、平成生まれで この作品をベタ褒めできるのは 今まで40年代の作品しか見たことのない方か、人一倍ポジティブな視点をお持ちの方のみだろう。

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映画Kan

3.5そり遊び

2014年10月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

有名な作品ですが難しそうなので敬遠していたのですが借りたDVDに解説がついていたのでなんとなく理解できた気がします

親は子供のためを思ってしたのでしょうが
さすがに勝手すぎるだろうと思いました

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karakorum2

5.0類いまれなる映像表現

2012年4月7日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

41年当時にこの作品を作ったウェルズは周知の通り天才としか言い様が無い。
フラッシュバックで語るこの作品の手法が映画界に与えた影響は計り知れない。
現に、私は昨日「アメリカン・ビューティー」を観たが、この映画もストーリーの展開の仕方は「市民ケーン」と全く同じである。
そして、オスカーを獲得した実績がある…。

ワンカットの情報量がとてつもなく多いことが冒頭から分かる。
また、映像表現が類いまれ無く上手い。
ケーンを知る者によって語られる彼の過去を詳細まで垣間見ることによって彼のその時代時代の発言に説得力が生まれる。
そして、その人物像を隅々まで描き出し語られる彼の生涯を集約した名台詞は鳥肌ものだ。

この作品は映画として上手く出来ているのは、完全に"観客"を意識して展開される点だ。
結局、登場人物達には「薔薇の蕾」と言う謎を残したままだ。
しかし、観客には映像によって真実が語られ、ケーン少年が遊んでいたソリを頭の中でフラッシュバックさせられ「はっ」と思い、さらにあれだけ克明に語られた彼の人生の回想は企業家、権力者としての人生であり、彼が失ったものは"少年時代"であったことに気がつく。 そして、そこであの名台詞の意味の深さに気付かされる。

言うまでもなく傑作だ。

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keita

4.0誰も知らない

2011年1月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

世界で3番目の資産家ケーンが最も欲しかった物は金ではなく「バラのつぼみ」だった。

ケーンの死後、記者がケーンとは何者かを調べるにあたりその「バラのつぼみ」とはなんなのかをケーンに近しい人間に聞いて回るも誰もソレについて知らない。
前妻も親友もケーンに長年使えた執事もソレについて答えることができない。英語で、欲しい物で人が分かる、という格言があるが一番欲してた物を分かってもらえなかったケーンは空いたピースを埋められないまま死んでいく。

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綾小路田中