「様々な視点で」史上最大の作戦 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
様々な視点で
冒頭からあちこちの状況を描き、登場人物が多すぎて困ってしまう。それでも英語とドイツ語、そしてフランス語を使い分けているのでどちら側かはわかりやすい。落下傘で投下されたゴム人形のルパートなんて面白い。
熾烈を極めたオマハビーチ上陸作戦。『プライベート・ライアン』ほど悲惨には描かれてなかったけど、オマハだけが被害甚大だと何度も言うので思い出してしまった。海岸での銃撃戦より市街戦のほうが派手で、空撮も取り入れかなりのスペクタクル。個々の俳優をクローズアップすることもなく、戦争の激しさを伝えてくれる。
連合軍、ドイツ軍も均等に描いているので、アメリカ万歳も感じられないが、欲を言えばレジスタンスやフランス市民をもう少し描いてほしいところだ。
【2008年ケーブルテレビで鑑賞】
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