劇場公開日 2016年4月16日

地獄の黙示録のレビュー・感想・評価

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2.0恐怖

2015年8月17日
iPhoneアプリから投稿

まだ見たことがない

本物の恐怖を

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カルヴェロ

4.5"恐怖"と"狂気"から見えてくる人間の本能

2012年5月3日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

無秩序を生み出す人間の本能的衝動と理性の崩壊を追体験する恐怖と狂気の旅である。
狂気となったカーツ大佐を抹殺する命を受け、ウィラード大尉は、狂気を生み出す根源を辿るように河を遡って行く。
戦争が作り出す無秩序な世界が日常のように繰り返され、狂ったように人を殺す。
其処で出会う場面場面全てに正気な人間など存在しない。
二時間余りの狂気の追体験を終えた私達は、カーツ大佐の元へ辿り着き、彼の口から殺戮は人間の本能的衝動なのだと聞かされる。 妙に納得してしまう。
戦争が"狂気"を生み出すのでは無く、人間の持つ"恐怖心"こそが狂気のまかり通る無秩序な世界を作り上げるのだと映画は語る。 しかし、一方で"恐怖心"は秩序と道徳のある世界を創造するにも必要不可欠であることさえも見えてくる。

道徳や秩序を超越して人間的本能の根源に迫る映画にしか出来ない表現力を持った傑作だ。

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keita

5.0こ、こあい。。。

2008年9月1日

怖い

難しい

ゴッドファーザーで成功を収めたフランシス・フォード・コッポラ監督が、映画化不可能と言われたジョセフ・コンラッド原作の「闇の奥」を手掛けた。原作はアフリカを舞台に金の採掘会社で働く男の物語だったが、これはその骨格をベトナム戦争に当てはめたもの。ちなみにこの映画の撮影当時は実際にベトナム戦争中だった。

そんな中でフィリピンロケで戦争の狂気を描く。撮影中に主役を降板させたのが不運の始まりか、ロケ地に竜巻は襲うわ、製作費は底をつくわ、しまいには主役代役のマーティン・シーンは心臓発作を起こすわの災難つづき。コッポラさん、かなり神経いってたようで、これのメイキング映画では、銃をこめかみにつけるコッポラ氏の写真まで見れる。(わたくしの解釈では、これはたぶん半分嘘。)

そんな状況下で撮影しただけあってこの映画に流れる戦慄はすさまじいものとなっています。なんていうか、画面から何か出てるんですね、怖いものが。そして締めのマーロン・ブランドがこれまた怖い。「ベトナム戦争映画史上、最高にして最大の失敗作」と言われたらしいが、たしかに解釈的にはコンラッドの原作をベトナムに合わせるのは無理があったのかもしれない。それでも人間の狂気をここまでまざまざとリアルに引き出した本作は、やっぱり映画史上に残る傑作だと思います。

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あんゆ~る