劇場公開日 2016年4月16日

地獄の黙示録のレビュー・感想・評価

全66件中、41~60件目を表示

5.0凄まじいの一言に尽きる

2017年5月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

難しい

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kkmx

4.0カオスをフィルムに残すことに成功

2017年5月8日
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鑑賞方法:映画館

興奮

自宅モニターでしか観たことなかったので劇場へ。

いや~すげえとしか言いようのないシーンの連続。異様な高揚感と臨場感。やはりこの手の映画は大画面と良い音響に限る!

語りつくされてるとは思うけど、この映画 “ベトナム戦争もの” ではないと思う。
監督コッポラが己の中で夢想したベトナム戦争。それを途方も無い金と時間と労力をかけて作り上げた。だからこれを正攻法で語ってもあまり意味がない、のではないかな。

狂気の中で狂気に取り付かれた男とそれを探すうちにまた狂気に魅入られた男、の話として最高かと思います。

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散歩男

3.5映画か、戦争か

2017年3月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

映画を観ている気分ではなかった。
自分は戦争を見ていたのだ。
まさに戦場にいるような狂気が
画面から強烈に溢れている。

「ワルキューレの騎行」に始まる
殲滅戦は凄まじい。

荘厳な曲と虐殺シーンとの絶妙な
ミスマッチが言葉では表せない
戦争の凄惨な雰囲気を醸し出している。

しかし後半はよくわからなかった。
前半は本当に素晴らしかったが、
映画としてのまとまりはあまり良くないと思う。

個人的に好きなセリフが1つ。
「ハラワタが出るまで
戦う奴には俺の水をやる!」

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FG

4.5理性を狂気として突きつけられる時、人間は自らの本当の問いに出会う。...

2017年3月14日
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理性を狂気として突きつけられる時、人間は自らの本当の問いに出会う。壊れなかったものたちは信仰を貫く、死ぬまで。壊れたものたちは信仰を産み出す、生きるために。いや、どちらにせよ一度壊れている。そして、古いものを更新するか、新しいものを受け入れるか、あるいはその両方か。綱を切断され、人間は自らの足を曳く。黒く粘着質の精神の底で呼吸を奪われながら。悲しいアメリカ人は壊されたまま、何も持たずに家に帰る。国家。空虚な家。川の終わりの文明と変わることのない、飾られた箱。みな踊り、牛を倒して食らう。地獄はみずからの家の底にいつもある。

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ESSAI

3.5これ、見ていいの?見せてええの? 今も世界のどこかで行われている戦...

2017年3月5日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

これ、見ていいの?見せてええの?

今も世界のどこかで行われている戦争。まさにこんな感じなんだろうな。
「戦争はいけません」、自分を良い人だと思いたい人がよく口にするこの綺麗事。そんな言葉よりこの一本を見るほうが効果あり。
次々現れる戦争によって狂ってしまった、そして狂いゆく人々。ゴロゴロと転がっている死体に生首。
この映画自体がもはや狂気。後半はもはや何が何だかわかりません(笑)

R指定は?もう一度言おう。
これ、見ていいの?見せてええの?
ちょっと戻しかけです(笑)

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はむひろみ

4.5映画史に残る名作・・

2016年12月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

コッポラ監督の映画史に残る反戦映画の名作である。これは1980年の原作の2001年リメイク版。初公開時には公開されなかった部分が収録されているらしい。ベトナム戦争で特殊任務を命令された主人公が、兵士4人を伴って変貌したカーツ大佐を殺害するため、ベトナムの川を船で上流に上って行く。そこで様々なことが・・やはり最後のカーツ大佐の狂気な世界が強く印象に残る。主人公は目的が達成されたのか!?共産主義勢力と戦うため、正義をかざすアメリカが起こした泥沼のベトナム戦争がよくわかる。3時間を超える大作を2回に分けて観た。

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亮一君

5.0神の不在

2016年9月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

知的

とんでもない。
とんでもない作品を観てしまった。
いや、とんでもない現実を観てしまった。

ワーグナーの「ワルキューレの騎行」の高揚感は一体何なんだろうか。

人を殺すというのは、躊躇することではなかったのか。空から地上に降るものは、雨だけではなかったのか。天から人類に罰を与えるのは、神だけではなかったのか。

神よ。どうか教えて欲しい。

あなたのいう天国なんてないということを。あなたのいう地獄なんてないということを。
本当の地獄とは、人類史そのものであるということを。

そして、あなたの存在を信じた全ての人類に、あなたはいないということを。

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ミカ

5.0今一度見るべき狂った傑作

2016年9月7日
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鑑賞方法:映画館

立川でリバイバル上映されていると知り、鑑賞してきました。

凄まじいとの前評判があり、傑作戦争映画と名高い本作でしたが、いまいち前情報が入ってこず、凄いと聞きながらストーリーを一切知らずに鑑賞しました。

率直に言って、本当に狂ってる。全て、狂ってる。そして、傑作だ、と言わざるを得ませんでした。

最初のうちは、戦争状態であるにもかかわらず、どこか他人事のように、ある種呑気な上官たちなど、見たとおり狂ったものばかりでしたが、物語が進むにつれ、そこにいる人全てが、狂っていると思えてしまいます。その内面にある秘められた狂気が、沸々と表に滲み出るのが、戦争というものなのでしょうか。

そこにある人、敵、軍、果ては政治全てを狂わしす戦争。この物語が事実かどうか知りませんし、関係ないです。正直、僕はこの物語を全て理解出来ていません。あまりにも難解だと思います。でも、この映画が傑作であることには変わらないでしょう。

ちなみに、これは前情報なのですが、マーロン・ブランドや、デニス・ホッパーがえらくテキトーな演技をしていたらしいのですが、やはり凄まじい存在感でした。痩せて来るべきブランドが超デブになってきたらしいのですが、やはり怪優というべき人物でした。

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kensei

4.0いつか理解できるようになるのだろか?

2016年9月4日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

立川の極爆音響上映で鑑賞。昔一度テレビで見たが、そのときは全く意味が解らず、途中で観るのをやめてしまった。で、今回は…何となく言いたいことは分かったような気がしないでもないが、終盤が全く分からず、結局モヤモヤした感覚を残して終わってしまった。

音響のせいもあるかも知れないが、有名な「ワルキューレの騎行」のシーンや、橋での地獄絵図なんかの迫力は十分恐ろしいものだったし、明らかに常軌を逸しているキルゴアの振る舞いや、逆に「船を進めるだけ」というチーフの言動を見ていると、主人公が度々「欺瞞だ」という戦場の姿は実感(?)できる。ただ、やっぱ最後の大佐との邂逅以後、二人が何を考えているのか、いまいちピンと来なかった。十年ほど前よりは話の内容が理解できるようになったように、また見たら少しは理解できるようになるんだろうか?あんまなりたくない気もするが。

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zhiyang

4.5年齢に応じて違う感じ方になる作品のひとつ

2016年8月28日
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鑑賞方法:映画館

今見ると、密林の中のクメール遺跡に君臨する王て、まるでクメールルージュが地下に潜った時代のポルポトたちみたいだな…。
沖縄戦を記憶している体験者世代の人は、相当胸が締め付けられたそうだ。火炎放射器で根こそぎ村が焼かれた時に、フラッシュバックした知人のおばあさんも。

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土偶

5.0イカれてるのオンパレード

2016年8月26日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

ベトナム戦争にアメリカとそれだけでも狂っているのにコッポラもアル中気味なM・シーンも問題児な大御所M・ブランドもヤク中D・ホッパーとイカれた人間が勢揃いでオープニングのドアーズに早朝ナパーム弾の凄まじさサーフィンと観ているコッチの頭がおかしくなりそうだ。

とにかく狂ってるイカれた最高のベトナム戦争映画、不謹慎でもそう思う。

とにかく映画館で観れたのがメチャクチャ最高で家で観るのとは180度印象も興奮も雲泥の差。

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万年 東一

4.0かなり良い

2016年7月22日
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鑑賞方法:映画館

混沌がかなり良い。

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shigeshigeshigeo

3.0●ワルキューレ・・

2016年6月12日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

なんといっても「ワルキューレの騎行」をバックにした爆撃映像が印象的。キレイなビーチの上を凄まじい数のヘリが行き交う。音楽が流れ、爆撃が始まる。
「時計仕掛けのオレンジ」のように暴力的映像に音楽がマッチして、不適切だが芸術的な仕上がりに。

物語は、たしかに戦場で殺人罪ってのもどうか、戦争の悲惨さ、無情さが切ない。ワルキューレが衝撃的すぎて全体がかすむ。

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うり坊033

2.0ベトナムのリアル

2016年5月22日
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鑑賞方法:映画館

ベトナム戦争を知らない世代として勉強したかった。ヒッピーとかSEALSみたいな馬鹿でなく、戦争というシステムに組み込まれた人間の現実(思考/行動について。共産主義もヤバイけどアメリカも相当キテるな、これ

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めたる

4.5観るたびに新たな発見のある名作です...

2016年5月13日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

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sanjoo_boojoo

3.0地獄とは何か

2016年5月4日
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鑑賞方法:映画館

一度入ったら帰れない。

一度戦争を始めたら終わらない。

延々と続く悪夢の世界。

自由を履き違えたアメリカ。

そしていつも始める戦争。

永遠に苦しむのはさぞ恐怖だろう。

アメリカの戦争に協力してはいけない。

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shadow-81

3.0狂気の世界

2016年4月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

まだ観て無かったので借りて観ました。

ヘリコプターシーンや爆撃サーフィンシーンなど印象に残る場面が多々有りました。

ただ自分的には、最後のカーツ王国は一瞬妄想か?と思うほど、やり過ぎだろ!と思ってしまった。

監督の主張したいことは伝わるのですが、それが強すぎて合わなかった…

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にゃんた

4.0非日常=日常となるとき。

2016年4月18日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

2016年、初見。
村上春樹を読んでDOORSは聴いていたので、冒頭から音楽で引き込まれた。
戦争、ってこういうことだよな。
非日常が日常になるとき、非常識は常識になる。脚本も役者も、振り切れていながらも、現実との接点が失われていない。
流されない少数派の者たち、考える者たちが、悩み、苦しむ。
私は流されずにいられるだろうか?

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Nori

5.0伝説の名作

2016年4月17日
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1979年公開なのに今なお衰えない作品である。
特にキルゴア中佐のワルキューレを流しながらのヘリコプターでの強襲シーンはこの2016年に観ても凄まじい演出であり、1979年とは思えない現代でも通用するシーンであるというかこのシーンをこえるヘリコプターシークエンスが今なお出ていないほどのモノ...恐るべしコッポラー...
そしてどんどんと物語が進んでいくごとに狂気を増していく世界観と雰囲気、とんでもなく不気味で怖いです...つーか軽くホラー、とにかく戦争の狂気と恐ろしさをふんだんに描いてあって言葉で表すなら「地獄絵図」と言った所、とにかく凄まじいです。
はっきり言った話しこれほどの作品はなかなかお目にかかれない、伝説の名作です。

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カラフル

4.0This is THE END

2016年4月3日
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鑑賞方法:映画館

終わらない終末、恐怖・絶望・汚濁・不潔・不快・腐敗・堕落・沈滞・無念・無情・無動・無反応・倦怠感・喪失感を追体験する映画。

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