ジェラシー(1979)

劇場公開日:

解説

古都ウィーンを舞台にアメリカ人の精神分析医と奔放な娘との危険な愛を描く。製作はジェレミー・トーマス、監督は「地球に落ちて来た男」のニコラス・ローグ、脚本はエール・ユドフ、撮影はトニー・リッチモンド、音楽はリチャード・ハートレイ、編集はトニー・ローソンが各々担当。出演はアート・ガーファンクル、テレサ・ラッセル、ハーヴェイ・カイテル、デンホルム・エリオットなど。

1979年製作/イギリス
原題または英題:Bad Timing
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1981年12月11日

ストーリー

夜の街に救急車のサイレンが響く。若い女が自殺を計ったのだ。彼女の名はミレーナ(テレサ・ラッセル)。彼女につき添うのは精神分析医学の教授アレックス(アート・ガーファンクル)。二人が知り合ったのは、とあるパーティだった。挑発的なミレーナの態度に無表情に応えるアレックスに、その時からミレーナは積極的だった。それ以後二人の仲は急速に進展し、部屋であるいは、クリムトなどの絵が展示されたベルベーレ宮で、デートは続いた。しかし、結婚をせまるアレックスの態度に、ミレーナは同調せず、他の男と出歩いたりする始末だった。そんなころ、アレックスはミレーナについて意外な事実を知った。彼女にはチェコに住むステファン(デンホルム・エリオット)という初老の夫がいたのだ。そして数カ月前にそのステファンとは別居している。アレックスは、そのことを、時おり仕事を手伝っているウィーンのアメリカ情報部で知ったのだが、さらに詳しいことを調査するためチェコ大使館に行った。そこで何の収穫も得られなかった彼は、ミレーナに離婚を迫る。やがて、何度かの入れ違いが生じ、二人の間に不安定な状祝が続いた。そして彼女は遂に自殺という手段をとる。その夜、彼女は泥酔状態でアレックスに電話をかけ、彼を呼び出していた。彼はミレーナの電話での様子から彼女の死を予感していたが、酒場などで時間をつぶし彼女の家についたのは二時間以上も時間が経ってからだった。無意識状態のミレーナを犯すと彼女の下着を切り裂いた。それから救急車を呼ぶアレックス。病院で彼は警部(ハーヴェイ・カイテル)の尋問を受ける。警部はアレックスに不審をもち問いつめる。アレックスが混乱している頃、ミレーナが命を取りとめたという知らせが入った。それから一年ほどたったある日、ニューヨークの街で二人は偶然すれ連うのだった。

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映画レビュー

4.0ガーファンクルが良い

2023年5月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

「シネマスクエア東急」のこけら落としで上映鑑賞。
クリムトの絵をウイーンで見ている絵で、
初めてクリムトを知り、翌年の卒業旅行で、ウイーンに行き、クリムトの本物を見るきっかけとなった。
ラスト、ニューヨークのアストリアホテル前で、タクシーに乗ったガーファンクルがヒロインを見つけて慌てて車内で振り向くシーンが良い意味で、子供みたいに見えて良かった。私にしては珍しく異性と鑑賞したが、その後続かなかった🥺😮‍💨。

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コーヒービート

3.0許されない行為

2023年2月12日
iPhoneアプリから投稿

これ男女の愛憎的な映画じゃ全く無いよね

あれ程ショッキングで卑劣な展開が
待っているとは思わなかった

よくガーファンクルも引き受けたよ

40年以上経った今では
絶対に許されない描き方だよね

あと編集も苦手だった

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JYARI