幸せの向う側

劇場公開日:

解説

幸福な家庭と名声を持つ女性が、夫の死をきっかけに直面する出来事を描くサスペンス映画。監督はイギリスの俳優リチャード・ハリスの息子でこれが長編第1作となるダミアン・ハリス、製作は「グレムリン2 新・種・誕・生」のマイケル・フィネル、ウェンディ・ドゾレッツ、エレン・コレット、エグゼクティヴ・プロデューサーはテリー・シュワルツと「マイ・ブルー・ヘブン」のアンシア・シルバート、脚本、原案は「愛に翼を」のメアリー・アグネス・ドナヒュー、共同脚本はデレク・サンダース、撮影は「ルーキー」のジャック・N・グリーン、音楽は「レス・ザン・ゼロ」のトーマス・ニューマンが担当。

1991年製作/アメリカ
原題または英題:Deceived
配給:タッチストーン=ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1992年8月22日

ストーリー

ニューヨークで美術品修復を手掛けるエイドリアン・ソンダース(ゴールディ・ホーン)は仕事の関係で知り合ったジャック(ジョン・ハード)と結婚して6年目。娘メリー(アシュレー・ペルドン)と3人幸福な生活を送っていた。しかし、美術館で働く夫が買いつけたネックレスが贋作とすり替えられる事件が発生してから、2人の間には微妙な隙間が生じ始めた。そしてジャックが自動車事故で死亡してしまい、その直後に、実は夫ジャックは名前を偽っていた別の人間で、夫が名乗っていたジャックは何年も前に死んだはずの人間であったことを社会保障の登録番号から知ったエイドリアンは、夫の正体を探し始める。彼の母親や知人と会ううち、夫が二重結婚をしていて、しかも事故死と見せかけて存命していることがわかるが、その頃夫は娘を人質にして逃亡していた。夫を追いかけるエイドリアンは、ついに建設中のアパートの中で再会することができた。秘密を守るため、彼女を殺そうと迫る夫にエレベーターの中に追いつめられるが、エレベーター本体がないことに気づかない夫は足を踏みはずし転落死してしまう。数日後、荷物を整理し、娘と2人で再出発を誓うエイドリアンの姿があった。

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