ザ・カンニング アルバイト情報

劇場公開日:

解説

「ザ・カンニング[IQ=0]」の続編にあたり、陽光ふりそそぐサントロペを舞台に珍妙な恋人奪回作戦を展開する大学一年生たちの騒動を描く。製作はピエール・ゴーシェ。監督は前編に引き続きクロード・ジディ。ジディとディディエ・カミンカ、ミシェル・ファブルが共同で脚本を執筆。撮影はポール・ボニス、音楽はウラジミール・コスマが担当。出演はダニエル・オートゥイユ、ギイ・マルシャン、グラース・ド・カピターニ、シャルロット・ド・テュルケームなど。

1982年製作/フランス
原題または英題:Les Sous-Doues en Vacances
配給:東宝東和
劇場公開日:1983年4月2日

ストーリー

夏休みが来た。みんな各々計画をたてて、釣りや山登りを楽しんでいる。なのに、ベベル(ダニエル・オートゥイユ)はパリのブーローニュの森で野宿するはめになった。というのも、入学早々ひっかけたアメリカ娘のジェニファーとセーシェル諸島に行くつもりだったのに、なんと彼女はアメリカ人の恋人と手に手をとって飛行機内に消えてしまったのだ。一方、売れっ子で女に目がない中年歌手マンフィス(ギイ・マルシャン)は、新婚早々の妻(B・シャトリエ)をセイシェル諸島においやって、情婦とよろしくやろうと思っていたら、なんと妻は情婦と一緒にセイシェル諸島へ。彼はカンカンに怒ってオフィスにもどってくる。ここでは科学者にラヴ・マシーンを作らせ、ダンスを踊る男女に曲を聞かせ、二人の愛情波が最高になるようなメロディと歌詞を書こうとしていた。ベベルはその人間モルモットにやとわれた。相手になったのはクロディーヌ(グラース・ド・カピター二)。彼女にはステファンという恋人がいて、二人でセイシェル諸島へ行くはずだったのだが、双生児のエレーヌ(G・ド・カピターニ)が彼女になりすまして、ステファンと行ってしまい失意の底にあった。二人はラヴ・コンピューターでも最高のカップルという結果が出た。だが、クロディーヌに横恋慕したマンフィスの陰謀で、ベベルはホモに仕立てられた。がっかりしたクロディーヌは、マンフィスの秘書ペトロニーユ(シャルロット・ド・テュルケーム)と一緒にサントロペに行ってしまう。ベベルも、仲間のガエタン(G・ブルーム)、グラフィティ(P・ローラン)、トーゴ(H・ズエ)、ザール(ザール)らを集めてサントロペに。やっとのことでクロディーヌと再会し、うまくいきかけるが、予期せぬ出来事のために、またもや振られてしまう。一方、マンフィスはなかなかなびかぬクロディーヌを嫉妬させようと、ペトロニーユに近づく。もともと彼女はマンフィスに惹かれていたので有頂天になる。ベベルはクロディーヌに接近するために借りたボートを破壊したりして、その弁償のため、海辺でコーヒーの売り子になったり、ガソリン・スタンドに勤めたりして金をためる。ひたむきなベベルに心を打たれたのか、だまされたと知ったペトロニーユの自殺騒ぎで後悔したのか、マンフィスが折れる。サントロペでのショーの初日、満員の聴衆の前でベベルとクロディーヌを最高のカップルと紹介する。翌日、二人は船でギリシャに旅だつ。やがて、桟橋にやってきたのは、クロディーヌ。なんと、ベベルと一緒にいるのは、またもやクロディーヌになりすましたエレーヌだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0前作ほど笑えない

2013年3月8日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

笑える

総合:60点 ストーリー: 55 キャスト: 65 演出: 65 ビジュアル: 65 音楽: 65  前作は全力で悪巧みをして悪さをするというのが笑えた。しかし今回は意味のないことで笑わそうとしていて、それが悪い意味でくだらなくて前作ほど笑えない。相変わらず小賢しい人物がたくさん出てきてずるいことをしているのはお約束ではあるのだが、笑えるかという点ではいまひとつの出来。

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Cape God

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