サイクロンZのレビュー・感想・評価
全17件を表示
笑いとカンフーしかありません
タイトルから台風映画かと思ったら、嵐のような格闘戦ということでした。
ジャッキーチェンが闘う弁護士、仲間たちと麻薬の秘密工場を経営する悪徳企業家一味を粉砕するというストーリーはあるものの、何しろジャッキーチェン映画だから中身は笑いとカンフーしかありません。最後にキックボクシングのチャンピオン、ベニー・ユキーデとの一騎打ちを盛り込んで暴れまくり。まあ、香港娯楽映画としては定番の茶番劇です、何も考えずに楽しめるポップコーン映画としては大傑作でしょう。
とてもよかった
ユンピョウが頭のおかしい人物で、侵入する時に赤や黄色の派手な服を着ているし、ジャッキーの上下ケミカルウォッシュジーンズもきつい。80年代のセンスの悪さが全開だ。恋愛シーンがつまらない上に、ひどい。ジャッキーの助手が一番かわいかったのにまったく相手にされない。
そんな気になるところが多々あるのだけどアクションのすごさに圧倒される。特にベニー・ユキーデとジャッキーの格闘アクションは火が出るようだ。また敵の社長が横山やすし風ですごく面白い。その上足がめちゃくちゃ上がって動きが切れる。この人が出ている場面は全部面白い。
色褪せないアクション、ただ…
飛龍猛将〜思い出のジャッキー映画〜
ジャッキーが弁護士に扮した1988年製作のアクション映画。ストーリーはあって無いようなもので、"被告の弁護士と原告の証人が愛し合ってるから、この裁判は成立しない" とかホント観客をバカにしてる‼️当時の香港映画界、特にサモ・ハン監督作はとにかくアクション優先、ストーリーそっちのけみたいな映画が多かった。充実したストーリーがあってこそアクションが際立つ‼️ですが私も幼少の頃はそういうアクション優先を楽しんでいた一人でした。とにかくこの「サイクロンZ」という映画の現代における存在価値は、ゴールデントリオの最後の共演作、ジャッキーとアニタ・ムイのデュエットによる主題歌、そしてジャッキーとベニー・ユキーデによる凄まじいセカンドバトルというところです‼️
ユン・ピョウさんは今どうしているのだろうか?
ユン・ピョウさんは今どうしているのだろうか?
彼と同い年で、彼のファンだった。彼の『チャンピオン鷹』とこの映画の二本立てだったか。
この頃のユン・ピョウさんが一番運動能力が高いと想う。でも、二人に押されるように消えていったかも?
確認は取れていないが。いずれにしても、『チャンピオン鷹』は配信されていない。やったーチャンピオン鷹はAmazonで配信されていた。『ツーフィンガー鷹』との二本立てだったかもしれない。だって、ユン・ピョウの特集だったので。見たのは『柏』の映画館。カルチチェ○?いゃ違う梅林○の隣にあった映画館。しかし、あそこで『男はつらいよ』の『望郷篇』とか見たから、松竹系だし。どこだったか?でも、デカい画面で見て、ユン・ピョウさんのアクションに圧倒されたのを記憶している。
英「88FILMS」盤(昨年末発売)レヴュー。「ultra HD」盤も存在するが、買ったのは通常「Blu-ray」盤。
アクションがやばい
全体的にアクションシーンが非常に多く、ちょっとしたシーンでさえレベルが高い。特に工場内等は狭い足場、高所、ガラス等危険なシーンも多く、ヒロインも体張ってんのが凄い。
アクションだけでなく、ストーリーも何気に良い。ジャッキーとサモハンの恋物語が時代を感じるけど意外に良かった。特にサモハンの情熱が個人的に好き。
終わり方が非常にあっさりしてんのも好感が持てる。
不満を上げるなら、見ていてキツかったトンのウザさと空気の読めなさ。特に笑えるキャラでもないからただただ鬱陶しかった。
かなり昔の映画だし、文化の違いもあるからしょうがないかもだけど、現代の価値観では理解しづらいキャラだったな。
一番の見所を上げるならやっぱりvsベニー・ユキーデ。
けっこうな長尺でしっかり見応えのあるアクションが良かった。スパルタンXにも劣らない。
必見、痛快! 黄金チームのアクション!!!
サモハンキンポー氏、ジャッキーチェン氏、ユンピョウ氏三人が揃った、笑いあり、アクションありの怪作。
三人+いつもの面々の軽妙かつ痛さ満載のアクションに、ユキ―デさんが入ると、重量感たっぷり。戦車みたいなガタイから繰り出されるスピード感あふれる技。
それまでが、軽業師の如く、伸びやかで軽快なアクションにあふれているから、そのメリハリに興奮してくる。
そして、そんなアクションの中に、「あ、『プロジェクトA』のラスボスが」等、『ミッケ』みたいな楽しみ方も。
正直、ストーリーは目が点。
いいのか、それって?資格はく奪されないのか?とか、突っ込みどころ満載。
ラブコメとしては、まあそれなりに…。
女性のファッションも、肩パットが目立つ80年代…。
ユンピョウの役柄にちょっと引き気味になり(なんでこんな設定…ギャグのつもりらしいのが、げんなり)
フードロスも何のこと?消費が力の証だった80年代…。
とはいえ、
コントとアクション重視の映画。
全編通して勢いがあり、こんな勢いで突っ走られると普通は疲れてしまうのだけれど、この作品は勢いの中に笑いがあり、なんだそれという脱力させてくれる場面もあり、ラストは手に汗握るファイトで緊張・昇華と、心地よい疲労感で終わる。
とはいえ、繰り返し観たいと思うのはやっぱりファイト場面かな。
ただの肉弾戦ではない。
僅差の絶妙な味方と敵のアクションで、笑いと迫力を醸し出してくれる。
一歩間違えれば場面が台無しになるどころか、けが人・死人も出そうな掛け合い。
あらゆる場所が見事なアクションの舞台となる。
そんな掛け合いに、役者でもない、スタントマンでもない、マーシャルアーツの元チャンピオンのユキ―デさんまでが参加する。その間合い。ユキ―デさん、ジャッキーさんはじめ、関係者の全ての技。
このシーンだけで語り継がれる映画となる。このシーンは必見です。
時代を飲み込めば充分な秀作
女にだらしない弁護士ジャッキー、アコギな武器売人ウォン(サモ・ハン)。二人が仕事上の工作で近づいた女性二人に本気で惹かれていくも、ノイローゼ気味の正義漢トン(ユン・ピョウ)にいちいちかき乱されて...といういかにも80年代トレンディドラマな筋書きだが、並行して悪徳工場のドンであるファー(ユン・ワー)一派との死闘が絡むのでクライムアクションでもあり、これに加えて早とちり男のトンが内輪で大喧嘩を仕掛けてくるので終始ドタバタバトルが絶えない。
ジャッキーとウォンの女性の口説き方は「それ、ロマンチックか??」と正直首を傾げたくなるが、この2人が主演になると魔法のようにモテるのは半ばお約束なので野暮かもしれん。香港カンフー映画というのは時代劇やヤクザモノのように、とりわけジャッキー・サモハン映画は寅さんや釣りバカの如し、ジャンル自体が予定調和なルールを背負ってるので、真面目に批判する方が馬鹿を見る部分があるのだ。
ただ後半、サモ・ハン演じるウォンは愛を証明するためにスパナの一撃を避けなかったり、麻薬注射で蒼白になりながらも仲間に真相を伝えたりとドラマ上での見せ場は今の目でも結構熱い。サモハンは体に鞭打って感動的な事をする配役が良く似合う。ジャッキーは本人が体に鞭打って派手なことする人だけど。
どちらかと言うと今の目で辛いのはユン・ピョウ演じるトンの無遠慮すぎる情緒不安定描写で、スパルタンXの精神病院と並んで若い子に薦めづらいポイントではある。まあ、古い映画に今の倫理観を求めるのも酷ということで...
そんな事よりさぁアクションだ!序盤はユン・ピョウの無意味なハードリアクションに依存するも、
中盤は客船で椅子テーブルが、終盤は工場の入り組んだ階段がそれぞれアスレチック遊具の如く活用され、ターザンさながらのアクロバット芸が光る。モノ以上に、場所を活用したアクションが彼等を輝かせる。特に終盤はここだけ見てもお釣りがくるほど目まぐるしく離れ技が飛び交いまくる。巨漢ベニー・ユキーデ演じる研究員もボスキャラポジとして威圧感が高く、ここまでメインキャラとしての華が弱かったジャッキーのヒーローポイントアップにひと役買う。
ストンと終わるラストも余計な事しないで潔く、90分にしてはなかなか濃厚な1本。
語ることが決して多い訳では無いが、たまに恋しくなる愛すべき好編だと思う。
ただ一人、メインヒロインよりよっぽどジャッキーの良妻ポジと言える秘書子ちゃんの片想いは救いがなくて可哀想なんだよな...
3人が見たいならこれ。
ストーリーが・・
原題は、DRAGON FOREVERなのに、どういう経緯で「サイクロンZ」っていう邦題になったのかな
アクションクオリティはさすがはジャッキーという感じ。さらに、サモハン、ユンピョウまで揃い踏みで見ごたえ十分だった。ユンピョウ、ジャッキー、サモハンが横並びのワンショットは映えますね。最後の化学工場でのアクションシーンは迫力と派手さが満点でよかった。
ただストーリーがヌルい&ユルい・・ ジャッキーとサモハンに純愛ストーリーをやらせたら、こんなにもつまんないのかとがっかりしてしまった。裁判のシーンなんか、裁判長まで加わっての茶番劇。。ジャッキー映画にストーリーの質は求めてないとはいえ、今作はちょっとヒドかった・・
原題 『ドラゴンズ フォーエヴァー』
監督が、リアルヒッティングを推奨する、サモ ハン キンポー
製作が、ジャッキー・チェンと、『トランスポーター』『DEAD OR ALIVE』の、コリー ユン(ユン ケイ)、
これだけでも凄いのに、
主演が、ジャッキー・チェン、サモ ハン キンポー、ユン ピョウ、更に悪役で、ベニー・ユキーデ、ビリー チョウ、ユン ワー、
これだけ揃って、傑作が産まれない訳が無い…、
弁護士のジャッキーと子悪党のサモ ハンの恋愛コメディも楽しいし、ラストの敵のアジトでの格闘シーンは、何度観ても熱くなる。
ジャッキー・チェンのラストの胴回し空転蹴りは、チン ガーロッらしいが、そこはやはりジャッキー・チェンとコリー ユン、サモハンが組めば、上手い人を使い映画を仕上げるのは当たり前の行為だと思う。
もー、こんな香港映画はできないんだろーなぁと、観る度に思う。
だからと言って、この三人が同窓会的に緩い映画には、出てほしくない。
正に、『ドラゴンズ フォーエヴァー』な作品。
麻薬の恐ろしさはここから学んだ
先週は辛すぎる一週間でした。大好きなリトグリから大好きな麻珠が抜け...
先週は辛すぎる一週間でした。大好きなリトグリから大好きな麻珠が抜けるなんて…
これはもう大好きなジャッキー映画に癒してもらうしかない。龍拳の次はこのサイクロンZだ!
ストーリーはもはやどうでもよい。ジャッキーとサモハンの妙なラブコメを見せられます。今回の最強の敵はカズレーザーです、似てます(笑)
今作、何と言ってもアクションが素晴らしいのです。ジャッキー、サモハン、ユンピョウが実際に三人揃って絡み合うのは本作のみだそう。それだけでも価値がありますね。三人ともキレキレ、まさに絶頂期です。三人いれば二倍にも三倍にも楽しい。
そう、そうなんだ。やっぱり6人揃ってこそのリトグリなんだ。なぜか悲しさが…せっかくの映画が逆効果になってしまった(笑)
5人となった新生リトグリ、頑張れ!応援します!
もはや映画レビューじゃなくなってるな、すいません。
再び三人が派手な活劇を見せてくれた
総合75点 ( ストーリー:40点|キャスト:80点|演出:80点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
物語はくだらないし女性陣にはたいして魅力を感じない。ジャッキーたちの役柄も最初は悪くて人間的魅力も薄い。しかしそれを補う長所がこの作品にはある。
それはまだ若きジャッキー・チェン、ユン・ピョウ、サモハン・キンポーの三人が出演し、きれのある格闘を見せてくれるところ。『スパルタンX』もそうだが、この三人が出演し派手に動き回るのは本当に華がある。もっとこの三人が同時に出演し活躍する作品が多く制作されていればと思う。『スパルタンX』よりは全体に落ちるけど、素晴らしい格闘場面に加えて、ところどころに挿んでくる滑稽な場面は楽しめました。
全17件を表示