「ニコラス・ケイジのロン毛‼️」コン・エアー　活動写真愛好家さんの映画レビュー（感想・評価）

公開当時、オスカーを獲ったばかりのニコラス・ケイジが「しばらくアクションに挑戦する」と言って主演した「アクション三部作」の第二弾‼️「ザ・ロック」に続き、「フェイス/オフ」へと続くわけですが、三作の中ではこの作が一番出来が悪い‼️それでもなかなか面白くはあるのですが・・・‼️八年のムショ暮しを終えたケイジが、自由の身となり、故郷へ帰るため囚人たちの輸送機に乗せてもらうが、その輸送機が囚人たちに乗っ取られてしまう・・・‼️まず、何と言ってもケイジのロン毛が絶望的なまでに似合ってない‼️これはアクション映画としては致命的‼️やはりヒーローはカッコ良くないと‼️その点、ケイジよりはマルコヴィッチをはじめとする囚人たちのツラ構えの方がはるかにイケてる‼️輸送機が墜落し、ラスベガスのホテルに突っ込む一大スペクタクルをはじめとするアクション・シーンはもちろん、当局が輸送機を撃墜してしまおうとするサスペンスや、ケイジと愛妻や娘との家族愛を、オープニングの文通などで強調して、人間ドラマを頑張ろうとしている姿勢は評価できます‼️