殺したい女

劇場公開日:

解説

妻を殺そうと計画していた男が、妻が誘拐されて大喜びという喜劇。製作はマイケル・ペイサー。エグゼクティヴ・プロデューサーはリチャード・ワグナー、ジョアナ・ランカスター、ウォルター・イエットニコフ、監督は「フライングハイ」のジム・エイブラハムズ、ジェリー・ザッカー、デイヴィッド・ザッカーのトリオ。脚本はデール・ローナー、撮影はジャン・デボン、音楽はミシェル・コロンビエが担当。出演はべット・ミドラーほか。

1986年製作/アメリカ
原題または英題:Ruthless People
配給:東宝
劇場公開日:1986年12月13日

ストーリー

ニュー・ファッションで大金持になったサム(ダニー・デヴィート)は財産目当てでもらった女房のバーバラ(ベット・ミドラー)が嫌になり、その殺害計画を情婦のキャロル(アニタ・モーリス)に嬉々として話す。車ごと断崖から突き落とそうと、クロロフォルムを手に帰宅した。ところが、彼女の姿がない。電話があって「バーバラを誘拐した。身代金は50万ドル、警察にしゃべると生命はない」という。喜んだ彼は早速警察に通報した。犯人のケン(ジャッジ・ラインホールド)とサンディ(ヘレン・スレイター)夫婦はバーバラを地下室にとじこめるが、わがままなバーバラに手を焼く。もともとサンディのデザインをサムが盗んで大儲けした分を取り戻そうという考えでバーバラを殺す気など始めからない。サムはいつ殺してくれるかと思っているから、身代金を払う気などなく、1万ドルに値下げしても相手にしない。キャロルはサムと一緒になる気などなく、サムのバーバラ殺害現場を若い情夫のアール(ビル・プルマン)にビデオ録画させた。断崖にきたのは男とコールガールで、2人は大ハッスル。サムをおとしいれるためビデオを見ずに警察署長(ウィリアム・G・シリング)に送りつけた。ところが、署長がビデオの人物だった。一方、バーバラとサンディは意気投合し、サムが1万ドルでも払おうとしないことを聞くと、彼の腹の内を読み、サンディとケンに協力し、亭主の全財産を奪う計画をたてた。キャロルは署長に電話で圧力をかけ、署長はサムを仕方なく調べ始めた。サムは200万ドル以上の身代金を要求され、それを払わないと自分があやしまれるとあって、仕方なくOKする。身代金を横取りしようとアールが出現したり、大混乱のすえ、ケンが車で逃走し、波止場から海へ。水上に浮かびあがる札束をつかもうと人々が海へとび込む。無事発見されたバーバラはサムの尻を蹴り、彼を海中へおとす。そして、大部分の札束を手にして別の浜辺にあがってきたケン、サンディの2人と一緒になる。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第44回 ゴールデングローブ賞(1987年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ダニー・デビート
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映画レビュー

4.5超笑えた!

2023年2月21日
スマートフォンから投稿

笑える

楽しい

コメディ映画としては人生で1番だったかもしれない忘れられない作品。ハンバーグでジュ~音の演出とかサイコー!また観たくなったなぁ、ずいぶん前のだけど。

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ホビット

3.5ギャグは古くても映画は不滅だ

2024年9月18日
PCから投稿

途中までは普通の展開。「これはこれでまあ楽しいから このまま終わってくれりゃいいか・・」なぐらいな感じで見ていたら・・・クライマックス以降はとても 凝った作りになっていた。 ギャグ なんか かなり古いけどやっぱり いい映画 ってのは俳優がうまく噛み合っていて楽しいね 。だからストーリーにはものすごく無理があるけど楽しいから許せちゃう。

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タンバラライ

3.0期待はずれもいいところ。

2022年3月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

①このキャストでこのシチュエーションならもっと面白くなりそうなものだが余り笑えなかった。悉く的をはずしている感じ。②サイドストーリーである警察署長のカー◯ッ◯ス盗撮ビデオ騒動が一番笑えたが、これも最後は尻すぼみ。③少し長くなっても良いから台詞のみで説明して映像は省略されていた部分を映像で挿入しておいた方が良かったのではないか。④例えば、

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もーさん

4.0とてもおもしろい

2019年10月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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吉泉知彦