劇場公開日 1952年10月9日

生きる(1952)のレビュー・感想・評価

全87件中、21~40件目を表示

3.5ストレートなタイトルに心を惹かれた。 主人公のうじうじした話し方や...

2023年12月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ストレートなタイトルに心を惹かれた。
主人公のうじうじした話し方や態度には少々イライラさせられるし、思いつめたような表情も気味が悪い。
しかし、それも名演技ということか。
人生の最期を悟ってあれほど仕事に没頭できるかは私は自信がない。

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省二

0.5こうして、日本型村社会がアメリカンドリームを謳歌し始める

2023年12月15日
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When I am 75♥️

3.5いつポックリいくか

2023年10月28日
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葬式の時に胃ガンだと知ったからそりゃ頑張れるんだよみたいに水を差す発言のあと、「そうじゃない、そんなこと言ったら私たちだっていつポックリいくかわかんないよ」みたいなセリフがあった。あれがよかった。あのセリフから帰納的にこの映画は作られてるとさえ思えるほど残った。

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filmpelonpa

5.0日本にとって近代とは何か

2023年9月9日
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鑑賞方法:映画館
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ouosou

5.0ミイラ?キリスト?意志をもって生きる!

2023年8月11日
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泣ける

笑える

知的

いのち短し 恋せよ乙女‥‥

志村 喬さんの目の演技に吸い込まれた。

死に直面した公務員の生き方を通して、
人間の真の生き甲斐を問いかける感動作。

渡辺課長が生きる事に目覚める隣りで
ハッピーバースデーが流れるシーンや

夜更けの公園でブランコに乗って
「ゴンドラの唄」を口ずさむシーンも良かったが、

お葬式に婦人会の方々が無言でお別れする
シーンが一番泣けた。

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ほんのり

4.0やる気になれば人生が変わる

2023年5月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

志村喬扮する時間をつぶしているだけの市民課長渡邊勘治は20年ほど前から死んだ様な風情であった。地区から公園にしたいと言う要望について役所は馬鹿にした様にたらい回しにした。あと少しで30年無欠勤の市民課長が休んだ日であった。市民課長は余命半年の胃ガンであったが医者からは胃潰瘍と言われた。
この間カズオイシグロ脚本の生きるを観たので黒澤明版生きるを観直してみた。いざ死を悟った時にどう生きるのか。ショックから如何に立ち直るのか。果たして自分がその立場に追い込まれたら頑張れる意思を持てるのか。とても自信が持てないな。でもやる気になれば人生が変わるかも。

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重

5.0人間への信頼

2023年5月13日
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死の宣告を通して、平凡な(死んだように生きていた)人間が愛の行為者に変身する姿を、切実に丹念に描いた名作中の名作。

人間としてどう生きるか?生をどう受け止めるか?尊厳を賭けた人生とは?
それは愛の行為者として、自らの生を地上の愛として根付かせることだ。

こういう作品は突然生まれるわけではなく、その時代に“生まれるべくして生まれる”ような宿命を感じる。

戦争の惨禍を受け、罪なき罰の犠牲者となった日本の庶民。その逆境を生きていかなければならない敗戦後のカオスの時代には、自由の名のもとに溢れ出す動物的な欲望と活力が旺盛であっただろう。

しかし、黒沢の視力は人間の善性と愛を見据えていた。動物的な欲望に打ち勝つだけの強い理性(善性と愛)を持っていなければ人間とはいえない。「死」をグッと引き寄せ、「生」とがっぷり四つに組んで、人間への信頼と希望を与えてくれた。

人物にたっぷり肉付けをして、その性格や表情やクセを綿密に詰め、それぞれの人物にあだ名をつけ、“名は体を表す”ようにそれぞれの存在感で見事に競演させた。

役所の閉塞感、とよの闊達さ、息子夫婦の冷たさ、歓楽街の騒がしさなどなど。緩急のリズムの面白さを味わっているうちに、徐々に深刻な段階へと進む、その堰を切ったような凄まじまさに度肝を抜かれる。

とよが靴下を受け取るとき、どうして私に?と問うたあと、素直に渡辺の親切に感謝するシーンが好き。奇妙なコンビの二人が、最初にクリアしなければいけない感情のやり取りだった。
自分のあだ名をミイラと言われたときは、これから殻を破るエネルギーをもらったようで、一緒に笑ってしまう渡辺。

映画が終わったあと、鑑賞者の魂も殻を突き破られ、震えるほど感動するのだ。

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Raspberry

4.5一人の男を「聖域」に導く驚愕の二部構成

2023年5月12日
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笑える

知的

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平野レミゼラブル

4.5志村喬の目とゴンドラの唄

2023年4月25日
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この2点が素晴らしいです。イギリス作品よりオリジナルの方が良いという意見が多いのもうなづけます。黒澤監督のこだわりも凄いと思いました。
渡辺課長の葛藤が白黒の明暗の中にくっきりと浮かび上がっていました。
ジャングルジム越しのブランコの構図も素敵でした。

辞めた女性と喫茶店で話し、ぎらついた目で畳みかけた後に、やるべき事に気が付いて、晴れやかな顔で階段を降りながら、偶然ハッピーバースデーの合唱に見送られるシーンが良かったです。
ここから、お通夜のシーンはとても引き込まれまて観ました。

私はこの時代の映画をほとんど観たことが無かったので、終戦から7年しか経っていない盛り場があんなに華やかで活気があるとは知りませんでした。ナイトクラブもお洒落で、戦後急速にアメリカナイズされたとはいえ、音楽等のセンスはそんなに簡単に身につくものではないから、きっと戦前からすでに下地はあったのでしょう。戦争が無かったら日本はどれだけ豊かだったでしょうか。
ケーキが綺麗で美味しそうでした。丁寧な仕事ぶりです。それと、うさぎのおもちゃが可愛い。さすがmade in Japanです。

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ゆり。

4.0死ぬまで「生きる」ということ

2023年4月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

「生きる」
1952年公開。
監督:黒澤明。
生きるということは、死ぬまでは生きる。
そういうこと。
主人公の渡邊(志村喬)は30年間市役所に勤続する市民課長。
自分が胃癌で余命が半年程しかないことを悟る。
心は千々に乱れて、生きた心地がしない。
誠に往生際が悪いのだが、非常に人間的である。
若い市役所の女性職員のとよ(小田切みき)にしか本音も言えず、
彼女にケーキや汁粉、すき焼きを奢るのが唯一の息抜きで、
とよの生命力が心から羨ましい。
とよと過ごす時間が生き甲斐になる。
つらつら考えるに全く無為な市役所での30年間勤務。
心には虚しさしかない。

渡邊の後悔の思いは映画の1時間22分まで続きます。
そして小田切みきにハッパをかけられて一つの仕事を成し遂げてから
死のうと決意するのです。

近隣の主婦たちの以前からの陳情。
汚水の溜まる空き地を子供達の遊び場に再開発する。
主婦たちの陳情は、役所で10回以上盥回しにされます。
公園課→いや土木科へ→嫌、衛生課→会計課→造園課→またしても土木課、
全く埒が開かない。
そして遂に渡邊は死を賭して駆け回るのです。
一番の反対勢力は小狡い助役(中村伸郎)
ともかく粘る、諦めない。
「まぁ、そこをなんとか・・・」
「どうかご一考を・・・」
相手が根負けするまで、頼み倒す。

後半は意外や、渡邊が公園建設を決意した所で、突然通夜の場面に変わる。

5ヶ月後、渡邊課長は死亡して
通夜の席です。
そして公園建設は誰の功績なのか職員たちは口々に話し始めます。
そして回想映像が交互に挟まれて、渡邊が胃の痛みを堪えつつ、
各課に掛け合う様子や、現地見学、そして大掛かりな造成工事が始まる。
ダンプカー、コンクリートミキサー、
ぬかるみに砂が撒かれ、徐々に遊具が備えられ、
公園は形を成して行く。
見守る主婦や子供たち。
公園は着々と仕上がって行きます。

「生きる」と言えば志村喬の歌う「ゴンドラの唄」
“命短かし恋せよ乙女“
“紅き唇 あせぬ間に“
“熱き血潮の 冷えぬ間に“
“明日の月日は ないものを“

感動的なラストかと思うと、
市役所の事務室では、少しも変わらずに、部署へのたらい回しが
行われている。
あくまでも役所の官僚主義を皮肉り、
職員の「事なかれ主義」を皮肉る、
リアリズム映画でしたが、
「ゴンドラの唄」の余韻はリリシズムに満ちていました。

ビル・ナイの主演でリメイクされたそうです。
どんな「生きる」なのか、楽しみです。

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琥珀糖

5.0池袋文芸坐でリバイバル鑑賞

2023年4月12日
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知的

難しい

私が若い時に池袋文芸坐で観ました。黒澤明監督全作品をリバイバル上映企画です。
そして今、リメイク上映とのことで本作を見直しています。
私が加齢と共に主人公の年齢に近づいたことにより…以前との印象が変わりました。結末より中盤の作り込みに心打たれました。
今、若い皆さんも高齢になられてからご覧なって下さい。きっと印象が変わります。
余談ですが、若い時は『用心棒』が大好きでしたが今は『椿三十郎』を推します。これも印象の変化ですね。

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幕ノ内教授

5.0一言「今を生きよう」

2023年4月5日
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印象的だったシーン。
職場では、書類に埋もれて決裁印を黙々と押しているだけ。
家に帰ると、妻に先立たれて部屋はガラんと何もない。
主人公の居場所は、一体どこなんだ?。

話の展開も面白い。
主人公の結末が、もう途中で描かれてます。まだ時間あるけどって。
挿入されていくシーンから、周囲はどう主人公のことを思うのか。
そう持ってくるか、黒澤監督!。

志村喬さんの、最初はしょぼくれた初老の表情が。
どう変わっていくのか。最後の仕事、そのために。

2時間20分ほどがあっという間。今見ても遜色ない内容でしたよ。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「やればできる。やる気になれば」

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ゆき@おうちの中の人

5.070年前の話なのに

2023年4月4日
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「死んでないだけで生きてるとはいえない」

そうなったのが自分のせいでなくても、
大切なことだけを見つめて、憎む暇なんかないと突き進めるか。

公務員の働く世界では今も通用してしまうセリフの数々。

何もしないことが現在の地位を守るのにベストというのはどうなんだと思う。

でも、自分があの通夜の場にいたら、心から主人公を悼み、一人で彼の尊厳を守ろうとする木村さんになれるだろうか。

渡辺課長のように、残り少ない生を突きつけられ、
独りで、生を求めて、正直に、貪欲に、ただ真っ直ぐに、突き進めるだろうか。

ヤクザに凄まれても、上司に圧をかけられても、同僚や自分より地位の低い人に迷惑がられ見下されても、愚直に目的に邁進できるか…

幸せってなんなのか、
働くとは、
家族とは、
色々なことを考えさせ、学ばせてくれる映画。

本作の息子・光男は愚かだし、嫁はクズだし、息子夫婦があんなんじゃなければね…

息子の父への厳しさは嫁に引きずられたものに感じた。
優しい嫁なら病を打ち明けられ、残された日々を親子で愛おしく慈しめたのだろうに。

家という容れ物に心通い合う人がいないから、仕事に邁進して、夕陽に見とれた束の間、独りで美しさをかみしめるしかなく…

「変わったこと」を面白がったり嘲ったりする部下や同僚ばかりなのも、それまでみいらのごとく過ごした主人公自身にも原因があるとはいえ、
体調不良なことは近くにいればわかるでしょうに…

志村喬さんは寅さんの博の父役でもとても良い演技されてます。

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くー

4.5戦後5~6年で、誰もが生き生きと生きていけるものなのか?

2023年4月3日
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泣ける

笑える

知的

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talisman

5.0生きているかい

2023年3月29日
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主人公(志村喬)は市役所市民課の課長で、判子を押すだけの毎日で、要望があっても他の部署にたらい回すだけだ。
ところが胃の検査で胃がんが見つかり、告知はされなかったものの、末期らしい。
歓楽街で遊ぶがちっとも楽しくない。
無断欠勤していたが、同じ課の若い女性が退職願に判子が欲しいと言って訪ねてくる。
構成も見事で、何回見ても、いい映画を見たなぁ、と思える作品だ。

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いやよセブン

4.5生まれ変わった気持ちになる!!

2023年3月28日
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ミイラのように働いてきた人間が胃癌になり
余命幾ばくもないことを知ったことにより
死ぬまでにやりたいことを見い出したストーリーでした。
公園のブランコに揺られながら口ずさむ歌
ゴンドラの唄
亡くなった渡辺の帽子を拾って届けた警官が
葬儀に来て焼香したときの心境。
遺された家族が葬儀の途中で見つけたもの。
参列した人たちが彼がやり残したことに
生きることの歓びややり甲斐を感じる作品でした。

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美紅

4.5【”人生の価値とは何か。”重くて深いテーマを、官僚主義の縦割り組織が蔓延る市民の願いを盥回しにする役人の愚かしさと、余命幾許もない自らの生き方を悔いた主人公の崇高な行動を対比させるように描いた作品。】

2023年3月26日
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鑑賞方法:DVD/BD、VOD

悲しい

知的

幸せ

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NOBU

3.0痛烈な役所批判。戯画的だけど当時からこのように見えていたんだなと。...

2023年3月6日
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痛烈な役所批判。戯画的だけど当時からこのように見えていたんだなと。

役所の後輩?の女子と出掛けるシーン、マニック・ピクシー・ドリーム・ガール的でモヤる。ただそれがメインで展開されるわけではないのでまだよかったけど。

イギリス版では役所周りの描写とか後輩、周りの描き方、役所の人のあだ名、唄がどのようになるのかとても気になる。

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ゆき

4.5何度観ても凄い映画と思う。

2023年3月1日
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演出が、役者がいい。
キャメラのアングルがいい。
映画を観る上で、生きる上で、
避けて通れない深い映画。

初めてこの映画を見たときの衝撃は
意外な展開と主人公を取り巻く環境で
何もしなくても平穏である。
けれど、それでは証がない。
自分の生きた証は何なのか。
自分はいったい何者なのか。
本当にそれでいいのか。
どんどん彼を追い詰める。

悩み、道を外し、想う。
自分は誰の為にあるのか。

消え去るほど精彩のない男を
人の心に残る男に変えた。
それを観客に見せてくれる。

映画の製作者は観客に問う
生きている誰にでも共通する
「生きる」とはいったい何なのか。
何もしなくても生きている。
何かしても生きている。
残すか、残さないか。

深い物語である。



この春にはリメイクされた
「生きる LIVING」が公開される。
イギリス版も楽しみである。

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星組

4.0残り少ない会社員生活

2023年2月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

志村喬主演、無為に過ごしていた役人ががんで余命いくばくもなくなり、自分の生きる意味を問い、市民公園の整備に尽力する。
残り少なくなった会社員生活の中で、これから何ができるかとふと立ち止まって考えた時に思い出す。

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ミカエル