激突!のレビュー・感想・評価
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単純な面白さ
この映画の公開日は1973年です。
それを念頭に入れて観て欲しいですね。
今見たら作り込みが甘いところとかある等感じる部分は多々あると思いますが、当時でと考えると、それなりの傑作でしょう。
トラックを追い越すと、無意味に追い掛けられる。そして、相手の顔が映らない。これは、今の映画では観られないですよね。今の映画は人を殺すにしても、何か理由がある。でも、この映画には理由が無い。
そして、他の道を何故探さないのか。
その理由は多分、冒頭であった妻との離婚の危機が関係してるのでしょうね。夕方までに帰らないと離婚。けど、仕事の場所の都合上帰れる保証がなく、走っていた道が一番の近道だったのでしょう。離婚の危機だったので、遅く走っていたトレーラーを追い越した。そしたら執拗に追いかけられる羽目になった。
追い掛けられながらも、妻との約束の為に仕方が無く他の道を探さなかった。と言うか、映画であった道的に、一本道しか無かったはずです。なので、Uターンしか方法はありません。つまり、その時点で離婚です。それなら、追い掛けられながらも家に早く帰りたかったでしょう。
あおり運転西部劇
早く用を済ませて帰宅しないと妻がうるさい…。ちょっと急いで運転していたある日。
大型トラックを追い越したことから、執拗に煽られ命を狙われることになったビジネスマンDavid。
シンプルなのに面白い。
臨場感溢れる心理戦。
現実問題になっているせいか、煽られる恐怖と鬱陶しさ、理不尽さが余計に緊張感を高めます。
面倒を避けようと常識的に対処を試みて来たDavidが、終盤は覚悟を決めて決闘を受けて立ちます。
冒頭のドライブシーン、もし小津監督が撮ることになってもこの高さじゃないかしら(^^)。コインランドリーの蓋を通して映したり、横転した車体から遠くの絶壁に立つDavidを映したり、カメラのアングルがとても上手いように思いました。
独り言の多い辺りは、若干初心者っぽい作りかな?
あと…振り向き過ぎ(^^)?
前見て走りましょう。
赤い車は目立つわね…。
タンクローリーって改造すればすごく速く走れるものなんですかね。爆発しなかったから積荷もなかったのか?
フェラーリとかランボルギーニとかなら流石に挑戦してこないのかなぁ…。ちょっと観てみたい。
ロードスリラーと呼ぶのでしょうか、最近観た中では“Joy Ride”も、運転手の正体が分からなくて不気味でした。
この男優さんの運転、身体とハンドルの距離がすごく短いです
公開当時は小学生であっただろうか。多分初めて観たのは中学生の頃TVにて。その次の日の遠足では、「昨日の激突見た?」などと映画の話題一色になってたほど。
これが世界の監督スピルバーグの処女作だ!なんてのは後になってから知った。当時でもド派手なアクション映画はいっぱいあったし、こういう人間の心理面中心に描いたサスペンス・アクションは画期的でした。ただし、もちろん車の運転なんて知らない頃だったので免許を取ったあとで再度観たときの方が怖かったです。
一番怖いシーンは、トラックの運転手が手で合図して追い越させようとするシーン。休憩して追いやったと思ったら再び登場するところ等々。大人になって自分でも運転するようになってからは、とにかくトラックを煽らないようにと決めた・・・
90分煽られまくり
トラックを抜かしたらその後ずっと煽られまくって最終的に殺そうとしてくるクレイジーな話。
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名古屋煽る人多いから名古屋の人全員これを見ろと思ったね。
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この映画スピルバーグのデビュー作かなんかだったんだけど、若い時からこんなカーチェイスの映画作れてすごいよね。
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原題:Duel
スティーヴン・スピルバーグ氏の無名時代の出世作。何の気なしに追い抜いた大型トレーラーから執拗に追い回される(というか殺されかける)という、奇しくも現代日本においてホットなテーマ。スピルバーグ節サスペンスの原点を感じる作品でした。すごかったぁ。
追い越しただけなのに・・・
「激突!」字幕版 PSvitaで鑑賞。
*概要*
セールスマンvs執拗に迫り来るイカれたトレーラー。
*主演*
デニス・ウィーバー
*感想*
スティーブン・スピルバーグ監督が初めて長編映画を撮った作品。
今まで色んな映画を観てきましたが、ここまでシンプルな映画は初めてで、めちゃめちゃ面白い!\(^^)/
車を運転するセールスマンが前を走ってた迷惑なトレーラーを追い越しただけなのに、そのトレーラーが執拗に迫り来る…。。
自分は車の免許を持っておりませんが、OPのシーンは自分が運転している気分になりました。OPが地味に長くて眠くなりましたが、あのイカれたトレーラーが出てきてからはその眠さが吹き飛びましたw
レストランやガソリンスタンドなど、セールスマンが立ち寄る場所に毎回現れるので、トレーラーがだんだん走る巨大モンスターに見えてきました(^^;
一番怖かったのは、物語中盤、セールスマンが必死に公衆電話で警察に通報しようと試みようとするんですが、後ろからイカれたトレーラーが突っ込む所はビビりましたね。。あのシーンは何というか、、執着心が強いと言うかなんというか、、(笑)どんだけキレてるんだよw あのシーンは、怖いというより笑っちゃいましたww
あ~携帯電話があればな…w この時代は公衆電話しかないですもんね… (^^;
毎回イカれたトレーラーに遭遇する度の緊迫感のあるBGMが良かった!
個人的に気になったのは次の4つ。
①映像の中にスタッフらしき人物が映り込んでいるのは気のせい?
これはどういう事かと言うと、最初にセールスマンが立ち寄ったレストランに右側辺りにガラスの反射で、カメラの赤いランプのようなものが映り込んでいたような気がするんです。あと、セールスマンが公衆電話で警察に通報しようとした時に窓の反射でスタッフらしき人物の胴体が映ってたような…(^^; まぁ~僕の見間違いかもしれませんが、少しだけ気になりましたw
②イカれたトレーラーの運転手は一体何者なのか?
まるで、モンスターのように執拗にセールスマンの車に追っかけてくるイカれたトレーラー、その運転手は一体何者なんだろう?どんだけ暇なんだよと最初から疑問に思ってました。結局その正体は最後まで解らなかったなー…
最後のセールスマンとの対決は地味でしたが、ハラハラしました。ガス欠寸前のセールスマンの車、それに対して迫りくるイカれたトレーラー。最後のセールスマンの作戦はベタですが、良かった!(^^)
③セールスマンは決戦の後どうなったのか?
④カメラが近いw 顔のドアップがかなりあって、通勤中に見てましたが、セールスマンの顔のドアップに思わず笑いそうになりましたw
気になる所は多々ありましたが、話が非常にシンプル。今まで観てきた映画の中でダントツにシンプル!
あ~面白かった!\(^^)/
怪獣映画
まさに怪獣映画のようでした、あのトラックはどう見ても怪獣ですね。
最後の最後までただのパニックホラーのようですが、ラスト主人公が座り込むシーンで、一気にこの映画の芸術性が高まったように思えます。
顔が見えないって斬新で賞
平凡な男が、ひょんなキッカケで(というより理由がわからない!)大型トレーラーに追いかけられ、粘着され、果ては殺されそうになるサスペンス・スリラー。
殺人トレーラーの運転手の顔は見えず、ただ90分間ひたすら追い回されるという斬新な設定だけど、あらゆる無駄が省かれただけあって緊迫感の連続が楽しめる。
今観ると物足りなさはあるけれど、70年代の作品でここまでホラーじみた作品が撮られたのだと思うと興奮!
単純明快エンターテイメント
「主人公」VS「トラックの運転手」ではなく
「主人公」VS「トラック」という構図だった。
運転手の顔が見えないので
トラックそのものが凶悪な意思を持った
キャラクターになっていた。
追い越しただけでひたすら追いかけられる
理不尽な恐怖はこの時代には斬新だったハズだ。
しかし今観るとどうしても古臭いし、
ツッコミ所も満載。
フラットな目で観るとそこまでの
出来の良さは感じられなかった。
伝説の作品
スティーヴン スピルバーグの名作だそうです。
顔も明かされない謎のトラックの運転手にひたすら追いかけられる恐怖感。日常の誰にでも起こりえるが故にそこがまた怖い。
でも... つっまんねえええええええ‼︎
何これ? こんなん私でも作れるわ‼︎
私の中でつまらなすぎて伝説の作品になりました。
友達に1番つまらなかった映画は何かと聞かれる度「激突」と答えてます。
90分ひたすらトレーラーに追われる車を見続ける作品です。
母いわく昔は有名になった作品らしいですが。
私はただの映画が好きな一般人です。映画評論家でもオタクでもマニアでもありません。つまらなかったです。
飽きさせない力
見始めたときには、ただトラックに追われるだけのストーリーをどれだけ引っ張れるのか不安があったが杞憂。観客を引き込む緩急の付け方が良く、飽きることなくラストまでみられた。最初から最後までクライマックスというのは、近年マッドマックス怒りのデスロードでもみられた手法の古典。しっかり嫌な気分にさせながら、あっけなく、しかも理由をつけずに終わる後味の悪さは好きなところ。
スピルバーグの単純性の原点
総合30点 ( ストーリー:30点|キャスト:60点|演出:65点|ビジュアル:65点|音楽:60点 )
スピルバーグ作品といえどもまだ無名のころで予算も少ないだろうし大掛かりな質の高い映像の迫力もない。登場人物も実質一人だけ。ひたすら二台の車を描写するだけの単純作品で、しかも描かれるのは主人公側のことだけ。単純な話のわりに何かと説明不足で設定には不満が残る。だが彼の感じる不安や恐怖を描く演出は悪くない。
善悪を白黒はっきりつけて、正義の味方が悪いやつらをとにかくやっつける。そんな単純思考ないくつかのアメリカ映画に小さな頃から疑問を抱いていた。スピルバーグの無名時代の作品だが、ここでも単純に色分けされた、顔すらはっきりと表さない悪の存在に一方的に襲われ続けるという単純思考を見せ付ける。本作品に限らず私はどうにも彼のこのような単純性に納得がいかなくて彼の昔の作品もあまり好きではないのだが、「ジョーズ」をはじめとする彼の単純思考の原点がここに見て取れる。彼は昔からこんなに世の中を簡単に区分けする価値観を持っていたのだろうし、それが当時のアメリカの価値観を象徴しているようにも思えた。
単純映画を作って娯楽作品として興行収入的には大きな成功をしていても、質の高い映画を作る監督として必ずしも評価されずアカデミー賞とも長らく縁のなかったスピルバーグだったが、時代がたつとようやくアメリカもスピルバーグももっと複雑に物事を観る様になる。でもそれは「カラーパープル」「太陽の帝国」といくつかの試行錯誤を繰り返した後のことになる。彼の作り出す映像の迫力や演出力は認めつつも、「シンドラーのリスト」が出るまでは彼の作品にこの「激突」と同じような単純思考な価値観がずっとちらついていて、それがずっと評価を下げていた。私にとってはその点でスピルバーグの基本を知ることになった作品である。
現代映画で慣れているのか
お父さんが昔ハマりにハマった映画らしく、タイトルと大体の内容は多少は知ってましたが今日たまたまBSで放送されてて途中から観賞(スクールバス後ろから押すところから)
何だこれ。
昔の映画ならではなんでしょうが、主人公とか周りの人の発言が自由過ぎる。考え方も軽い。さんざん追っかけられて待ち伏せされるなら他の道何故探さないのか!?主人公にイライラしました。
待ち伏せされて主人公追い抜こうとする→トラックにぶつけられそうになる→また下がる→また追い抜こうと考える
それがあかんのやーー!!!
って途中で嫌気が差して(主人公に) 観るの止めました。
トラックが執拗に追いかけてくる矛盾は特に気にならなかった。
年代が違えばまた面白く写ったかもしれないですが私には合わなかった。。。
少ししか観てないので評価もクソもないですが、良い所を評価するのであればあの何とも言えない恐怖。トラックと運転手が一つの生命体になって追いかけてくる…って感じに見えましたが、一番しっくりくるのは怖い何かに追っかけられる夢を見た時のあの感じ。
最近の映画では逆にこんな映画の怖さってなかなか観ないと思うので興味があれば。
未知への恐怖
何が怖いかってトラックを運転している男が誰なのか分からないという点です。思い当たる理由もないまま、ただひたすら追われるというシンプルなプロットが逆に何とも言えない恐怖を演出しています。助けてもらおうとしても信じてもらえず独り闘う主人公に思わず感情移入してしまう編集の仕方がとても良かったです。
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