激光人・レーザーマン
劇場公開日:1990年10月12日
解説
自分の開発したレーザー光線を暗殺に利用されてしまう科学者と、それを捜査する中国系刑事の姿を通してコメディ・タッチで文化の衝突を描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはツイ・ハーク、「グレートウォール」のNYインディーズ派、ピーター・ワンが製作・監督・脚本・出演をこなし、撮影は「ドゥ・ザ・ライト・シング」のアーネスト・ディカーソン、音楽はメイソン・ダーリングが担当。テーマ曲を坂本龍一が提供。出演はマーク・ハヤシほか。
1988年製作/アメリカ・香港合作
原題または英題:The Laserman
配給:シネセゾン
劇場公開日:1990年10月12日
ストーリー
中国系の腕利き刑事ルー(ピーター・ワン)の捜査したある事件の、以下は顛末。レーザー光線の開発に従事するアーサー・ワイズ(マーク・ハヤシ)は偶然殺人兵器を生み出してしまい、それがもとで助手を事故死させ、研究所をクビになる。家族を抱え困ったものの、義弟で怪しげなブローカーのジョーイ(レオン・カーフェイ)ともども、それぞれジャネット(マリアン・ウルバノ)、スズ(サリー・イップ)という娘との恋に身をやつす日々。そんな時、ハンソン(ジョージ・バートノフ)という男から研究を続けないかという格好の誘い。が、疑惑を持ったアーサーがよく調べてみると、ハンソンの真の目的はレーザーを暗殺に使うこと。驚いたアーサーはジョーイと共にルーのもとを訪れ、助けを求めるが、ルーの部下の失敗でアーサーはハンソンに捕まり、暗殺の手助けをさせられる羽目に陥る。ついにレーザーは正確に発射された。翌朝、アーサーはジョーイが殺されたという新聞の記事を発見しショックを受け、葬式に行った。しかし実はそれはルー刑事の策略で、それはアーサーを脅そうとやってくるハンソン一味を呼びよせるためだった。しかしまたしても部下たちのドジで敵をとり逃がしてしまった。そこへ突然ジョーイが棺桶から起き上がる。彼は実は生きていたのだ。そして敵を倒し、事件は一件落着するのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ピーター・ワン
- 脚本
- ピーター・ワン
- 製作総指揮
- ツイ・ハーク
- 製作
- ピーター・ワン
- 撮影
- アーネスト・ディッカーソン
- 音楽
- メイソン・ダーリング
- 編集
- Grahame Weinbren
- 字幕
- 戸田奈津子
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Arthur_Weissマーク・ハヤシ
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Lieutenant_Luピーター・ワン
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Joey_Chungレオン・カーフェイ
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Susuサリー・イップ
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Janet_Cosbyマリアン・ウルバノ
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Ruth_Weissジョーン・コープランド
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Hansonジョージ・バートノフ