ケープ・フィアーのレビュー・感想・評価
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疚しいことがなければ問題なかった。
スコセッシ&デニーロのタッグ、鬼に金棒とはこの事
出所後自分を売った弁護士をストーキング、復讐の機を伺う狂気の男。デ...
狂気なデ・ニーロ
視聴:1回目 推薦:デニーロを知りたい人 感想:デニーロがこういう...
狂気とシュールの融合
14年前の事件で自分を守らなかった弁護士に復讐する主人公をロバートデニーロが狂気たっぷりに演じるサイコスリラー。
音楽良し、監督スコセッシ良し、演出良し。サイコ感を出すのには充分すぎるキャストと内容。
なのに、なのに、、どこか笑える!すごいぞデニーロ!そのマジキチスマイル!宙吊り腹筋しながら息を乱さずに電話するその体力!尾行するために4WDの下にしがみつくその実行力!
花火をバックに塀の上で葉巻吸うシーンはもはや芸術!(勘違い)
『タクシードライバー』での純真無垢な狂気とはまた違ったドス黒い復讐心を持った面とそれを楽しむ狂った面どちらも観れた気がする。
ラストはまさに泥仕合笑。
タイトル否定するつもりはないけどなんでボーデン家はあんなとこ逃げたんかねジャングルやん笑。
どうせならデニーロ勝利のバッドエンドがよかったなぁーとちょっと思ったり思わなかったりの作品笑。
無敵のデ・ニーロ
沢山のタトゥーが彫られた美しい肉体を見られただけでも、興奮した。
いつまでたっても死なないし、どこにでも現れて先回りする執念深さが気持ち悪くて怖かった。
ストーリー的には標的の弁護士家族(奥さんは除く)と、有能な?探偵がすこし間抜けでイライラした。笑
それのお陰でデ・ニーロの執念深い部分が際立ったのかもしれないけど、、、
怖くなかったです
『グッドフェローズ』に続き、スコセッシ! 巷間、いろいろと評価の別れるスコセッシですが、私の中でちゃんとスコセッシを体験してみようと続けて観てみました! ちょうどHDDに入っていたんです…はは。
それでやはり私の中ではあまりスコセッシは盛り上がれない感じがあります。はるか昔に『タクシードライバー』を見た時は結構熱狂したように記憶してるんですが、こうやって90年代作品を観ると、どうも乗り切れない感じがあるんですよね。
まず、あまり怖くなかったというのが決定的。おそらくそれはデ・ニーロ扮する悪漢が何の動機で嫌がらせしてくるのか分からないで進行する演出のせいだと思うのですが、それならそれで、この訳のわからなさに混乱していく様子が描けているかと言えば、あまりそうも感じられなかったです。やはりこうした訳の分からないまといつきの恐怖は、ふいに対象がそこにいたり、振り返ったら、そこにいたり、ってのがあるかと思うんですが、なんか、そうやってこちらも驚くという感じがまったくなかったように思うんですよね。
それに、せっかく多くの場面で窓から外を警戒するくだりがあるんだから、それをもっと生かしてほしかったとも思います。いなくなったら、すぐ近くから出てくるとか、いなくなったと思ったら後ろに立ってた、とかね。
船のシーンでも、錨のつながったロープの先の海面をニック・ノルティが怯えつつもじっと見つめるショットがあったと思うのですが、そういうショットがあったら、普通はその海面から何か飛び出てきてほしいと思うのですが、なんか微妙な間があった後に、別のところからデ・ニーロが出てくるってのも、どうかなぁ、と感じてしまいました。
そしてあとは、やっぱりスコセッシの画に惹かれないということでしょうか。結構お金がかかってるのだと思うのですが、なぜか一瞬、あまり出来の良くない海外ドラマかと感じるような画が多かったように思います。
後半のデ・ニーロの猛烈さは、なかなか見ごたえがあったので、やはりそれまでの盛り上げが少ないことが余計に残念でした。
むむー、次はやっぱり『レイジング・ブル』に挑戦かぁ?
あ、ただ一言。ジュリエット・ルイスはやっぱり可愛かったです! 驚き方が天才的! それは本当に見ものです!
面白かった
デニーロがジュリエットルイスに学校で指をしゃぶらせる場面があまりにエロかった。90年代を席巻するジュリエットルイスの先駆けとなる場面だった。
デニーロのタトゥーとビルド&シェイプされた肉体が神々しい。
すごく面白かった。
(追記)
公開当時に見たっきりだと思っていたのだが、2014年にこの感想を上げていて、驚いた。午後ローで見たのだった。デニーロが横山やすしみたいな帽子を被っていた。リンチを返り討ちする場面がかっこいい。けっこうやられたところから反撃するのがよかった。いい者のニック・ノルティが最後まで憎たらしかった。
じわじわと忍び寄る恐怖
総合:85点
ストーリー: 85
キャスト: 90
演出: 85
ビジュアル: 70
音楽: 65
ロバート・デ・ニーロ演じる無教養で愚かな犯罪者が、刑務所で復讐のために猛勉強をして帰ってきた。米エンターテインメント・ウィークリー誌が選ぶ、リメイク映画のベストにランクインした心理的恐怖映画の秀作。
彼は生まれ変わったように決して直情的な動きはしない。真綿で首を絞めるようにじわじわと忍び寄る。単純に決着をつけるのでなく、その前に恐怖をたっぷりと演出する。彼がジュリエット・ルイス演じる弁護士の娘と二人きりでいつでも襲える状態のとき、襲うのかまだ我慢するのか見ていてドキドキする。
このような前半の話が、CG使った派手な怪物の出てくる下手な恐怖映画よりもよほど怖い。映像の迫力になど頼らなくても、出演者の演技力と心理描写の演出だけで充分恐怖心を煽る映画が作れる。実際にありそうな話だから余計に怖い。
デ・ニーロはもちろん、まだ若いジュリエット・ルイスが存在感があった。子供役なのに何故か少し女を感じる。
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